大学生のつぶやき その3

前回の記事をちょっと思うとこあって消してしまったのだが、あまり気にせず(気にする人もいないと思うのだが)、今日も思ったことをつらつらと書いていこうと思う。

外出自粛になり、緊急事態宣言が出て、家に引きこもる時間がすごく増えた。普段手帳にパンパンに予定を詰め込み、朝家を出て夜遅くに帰ってくるようなアウトドア生活を送ってる私にとって、家に引きこもるというのはとても辛く、最初の方はもうどうしたらいいんだと、発狂寸前だったのだが、ちょっと考えが変わってきたので、本日の話題はおうち時間である。

先程言ったとおり、私はじっと室内にいるということが耐えられない人間である。何も予定がない日はどうにか予定をねじ込もうとするし、疲れて一日寝てしまっていたとしても、夜になったらふらふらと外に出て近所を散歩したりする。新鮮な空気を欲するタイプの生き物なのだと思う(大真面目)。

そんな私が、今の状況に耐えられるわけはないのだが、どうにか本能よりも今は外に出てはいけないのだという理性が働き、外出は近くのスーパーだけにとどめている。そうした生活を続けていると、最近ふとなんだかおうち時間って悪くないと気づきはじめた。努力次第でこの生活はいくらでも充実に向かうことができる。鬱々としてしまうご時世だが、私はこの生活で得たものがたくさんある。

一つ目は、綺麗な部屋である。最低限度の生活として当たり前だろうと思ったそこのあなた。朝早く家を出て夜遅くに帰宅する予定パンパン生活、加えて整理整頓をかなり苦手としている私にとって、綺麗な部屋というのはあまり重要事項ではなかったのだ。とりあえずどこに何があるかは自分で把握しているし、わざわざしまうより出しておいたほうが使いやすい、そんな生活をしていたのだが、さすがに部屋で過ごす時間が増えたため、片付けようかなという気になり、まず最低限の片付けをした。
そしたらどうだろう、今まで触ってなかった棚の整理をしようかな、大学のプリントの整理をしようかな、いらないものは捨ててしまおうかな、というようにどんどんのめり込み、気がついたらかなり綺麗な部屋になった。今までなら、部屋を片付けても2日、3日でまたごったがえした部屋に戻していた私が、かれこれ1週間以上綺麗な部屋を保っている。なんだか、心もさっぱりして気持ちがいいこれはいい、なぜ早く始めなかったのだろうと思うほどである。

二つ目は、家事スキルである。私は両親から嫁にやるどころか一人暮らしさせるのも不安だと言われるほど家事能力が欠如していたのだが、時間に余裕があるため昼食や夕食を作ったり、食器を洗ったり、洗濯をしたりなどを率先してやるようになった。やり始めて思ったのだが、私はやればできる子、YDKであった。今まで得意料理はホットケーキとカップラーメンですと自虐していたが、こんなに楽しいのならもっと早く始めておけばよかったと思うほどに料理が楽しい。家にこもっているストレス解消にもなる気がする。やればできるんだね、心配ないねえと親からの評価も上がった。嬉しい。

三つ目は、アンテナの感度である。はて?となるだろうが、家でゆっくりすることで色んなことに興味のアンテナが向くようになった。例えば、就活に向けて気になる業種を考えてみたり、それに伴って今まで避けていた英語を勉強してみようと思ったり(これに関してはまだ思っただけで実行してないのだが)、見たいと思いながらも見ていなかった映画やドラマに手を伸ばしてみたり、普段読まない種類の雑誌や本を読んでみたり、、、
もともと多趣味な方ではあるのだが、一つにしか集中できない性格もあって、ここまで色んなことに対してアンテナをとばす生活はしてこなかった。何かに追われることもないこうした生活は穏やかでとても良い。今日は見たい映画のリストを作ったのだが、明日から順々に見ていくことを考えるだけでわくわくする。

今までの時間に追われたバタバタした生活も、生きているなあという実感に満ち溢れていて私は好きだった。しかし、こういう時間も悪くないのだ。バタバタしていた時には気づけなかったものに沢山気づけている。

外出できないことがとてもつらいと感じる人はきっと多いのだろうが、社会には外出したくなくても働かなくてはいけない人がいて、その人たちのことを考えたら、このような生活をできている私は幸せで、この状況を少しでもポジティブに考えなくてはいけないのだと思う。

結論 : だからこそnoteもマメに更新したいところなのである。

なんだか締まりが悪いような気もするが、ちょっと疲れてきたので今日はこの辺で。