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水星の魔女・5話の「鬱陶しいよ君は」発言

※ 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のネタバレがあります 注意 ※


「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第5話「氷の瞳に映るのは」

エラン君の秘密や悲しみなどが明らかになった回。

その中で「!!」となったセリフが……


「鬱陶しいよ君は」

…ペイル社の命から、エアリアルに一人で乗り調査したエラン君。

そこでいつも自分がモビルスーツに乗るときと違う感覚を感じ取った彼は、

「スレッタ・マーキュリーは自分と違う」

と認識……

スレッタに興味を抱いたのは、「彼女が自分と同じ強化人士ではないか」と思ったから。

彼女と苦しみを分かち合いたい…それが彼の願いだった。

ところがそれが自分の勘違いでしかなかったことにショックを受け、「鬱陶しいよ君は」と発言。

スレッタは、優しくしてくれていたエラン君の突然の冷たい言葉に強いショックを受ける…


この台詞について思った事。

つらいね……

彼も本当に哀しくて辛い思いをしてきた。

精神的にズタボロになって、救いを求めていたんだな……

だけど救いを求めた先も駄目だったから、もう何もかもを見失ってしまった。

優しさも、余裕も、全て。

それでスレッタを拒絶して否定的になってしまったんだろうな…

悲しい、悲しすぎる。



それでも。

ここは個人的にぐっとくるシーンでもあるなー。

これまでの彼は「きれいで可愛くて優しい王子様」として描写されていたけど、

そんなエラン君の人間味とか、余裕をなくして人に当たってしまったり

暗い過去からドロドロしたものを沢山背負っていたり

誰よりも相手と不安や辛さを分かち合いたいと思っていたり……

そういう彼が愛おしい。大好きだ。

不安定で繊細で、ひとり暗闇をさまようところも彼の魅力だね…!

突然の豹変に驚いて彼を厳しく否定した人もいたけれど……(まあわかるし仕方ないんだけど)

人はいっつもきれいで正しいままじゃいられないし……

エラン君にも問題点とかドロドロしたところとか色々あるんだなーって

儚くて守ってあげたくなるような男の子…!!


なんかもう…一人で抱え込み苦しむ彼に「一人じゃないんだよ!!」って手をさしのべてあげたい。

彼をいっぱい幸せにしたい……


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