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friend.tech : ETHをデポジットする際に違うネットワークへ送金 : 回収する方法


BaseネットワークではなくETHのメインネットワークに送信してしまった!

friend.techのアカウントを有効にするためには少なくとも0.01ETHが必要と表示されデポジットする必要がありますが、イーサリアムのメインネットワークに間違って送金してしまう方が大勢いらっしゃるそうです(私も間違ってしまってセルフGOXしちゃった!と思いました)
最初にメタマスクのサポート(botでしたが)へ問い合わせをしたり、Etherscanでトランザクション履歴を確認したりしましたが、どうやっても無理かなと諦めかけていました。
friend.tech + ETHで調べてたところ良記事を発見しましたので翻訳しながら、このnoteで解説したいと思います。この方法を使えばどんなネットワークでもあなたの資産にアクセスして取り戻すことができるでしょう!
friend.techアプリはBaseのETHをプロファイル画面から簡単に引き出せる機能があります。この解説では、BaseネットワークではないETHネットワークに送信してしまった方のために、3rdパーティのウォレットを使ってネットワークを切り替える方法を解説しています。

手順を進めるためには3rdパーティのウォレットが必要でfrend.techから資産を取り出す事ができます。この記事ではPhantomを使った例を書きますが、他の3rdパーティウォレットでも出来るはずです。

手順1. 普段使っているのとは別の3rdパーティウォレットのダウンロード

まず、初めに3rdパーティウォレットを入手しましょう。friend.techをインストールしたスマホにウォレットをインストールしてください。

  • phantom.appのサイトからアプリをダウンロードします

  • ダウンロードが完了したら"create a new wallet"をタップして進みます

ポイントです。安全に進めるためPINコードとリカバリーフレーズの設定をおすすめします。リカバリーフレーズは他の誰にも公開しないでください。公開したり、知らせたりするとウォレットの資産を盗まれてしまいます!そのリカバリーフレーズは、スクショやアプリ上にメモせず、必ずアナログ的に残すことをお勧めします。
・PINコードは1passwordを使うことをお勧めします
・リカバリーフレーズを保存するのに一番安全な方法は、紙や金属プレートなどに転記する方法ですが、元記事では1passwordを使って保存するのを推奨しています。

  • ここからはphantomアプリ上でwallet extensionというのを開いて進めます。そうするとウォレット上にある全てのセットが確認できます。

手順2. friend.tech上のウォレットから引き出し

では、friend.techアプリから3rdパーティのウォレットに移動させて資産を取り返しましょう!

この手順を進めるためにはfriendtechのアプリ上にある設定画面を開く必要があるのですが、BaseネットワークにETHが存在してなくてこの記事に辿り着いていると思いますので、再度BaseネットワークにETHを存在させる必要があることはご理解ください。

  • friend.techのホーム画面から右上にある残高をタップしてプロファイル設定画面を開きます

  • 設定画面上で"export wallet"をタップします


  • ポップアップメッセージが表示されたら"copy key"をタップします。



手順3. friend.techのウォレットから3rdパーティーのウォレットにイーサを移動します

ようやく準備ができました、ここで3rdパーティのウォレットに資産を取り込み、EVM互換のネットワークで資産を簡単に転送することができます

  • Phantomアプリ上でプロファイルをタップします

  • "Manage Acccounts"をタップします

  • "Add/Connect Wallet"をタップします

  • "Import Private Key"をタップします

  • 次の画面で必要な値を入力します

    • ネットワーク名は"Ethereum"を選択

    • その下に"friend.tech"と入力

    • 手順2で取得したキーを貼り付けます

手順4.一時的に回収したETHを元のウォレットに戻しましょう!

ゴールまでもうすぐです!ここまできますと、friend.techに間違ったネットワークで送金してしまった資産を3rdパーティのウォレットに取り込むことができたはずです。ウォレットの一覧から取り込んだものを選択して、元に戻したいウォレット(Metamaskとかが多いと思いますが)に送信しなおせば取り戻すことが出来ます。資産回収のために使ったウォレットは違う目的で使わないようにしましょう。一時的なものです。

ここまでの作業が終わったら、クリップボードの中身に大切な大切なキーが保存されていることを意識してください。クリップボードとは、コピー&ペーストをするためにコンピューターやスマホ上の一時的な場所に値が残っていることを意味しています。メモ機能などに作業のためコピぺすることはありと思いますが、最後にはなんでもいいので、文章や適当に作った文字をコピーして、クリップボード上にキーが残らないようにしましょう

最後に、参考にさせてもらった元の記事を紹介しておきます

Accessing friend.tech mainnet ETH

https://privy-io.notion.site/Accessing-friend-tech-mainnet-ETH-a24d3f8cc33f44d7ac2005f94a87259e


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