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夕焼けを美しいと思い続けたいから退職と起業を決意した話

※退職前提で有給消化をしていた頃のメモです。

この日の夕焼けはとても綺麗だった。
しばらくその場に立ち尽くして見ていた。

美しいものを美しいと素直に。
感動する心を忘れては人としてダメになる。

本気で疲弊していると、
空を見上げることすら忘れるときもある。

空を見上げて、道端の花を見て、
音楽を聴いて、、心を揺さぶる。
それが大事。

ストレス解消のためにお酒を飲む、
悪い事ではないけれど、その場凌ぎ。

あ、
もちろんお酒は好きだから飲むよ笑
楽しい人と美味しいお酒はね!
だから私に飲みに誘われた人は
本当に飲みたい人!

プロジェクトが終わった後、
仲間で飲むお酒。
最高に美味しかった。

ただ、愛想笑いで飲むお酒は嫌だ。
愛想笑いは何も生まない。
このキャラクターが災いして、
他部署からもアサインされ接待漬けだった。

有限で大切な時間、
心も削れていった。

それでもこの会社で、
わたしに求められているのは
そこだと思い、なんとかやってきたけれど、
疑問符ばかり浮かんでいた。

その後、突然の辞令が下った。
会社の中でも1番の激務と名高い部署。
それは会社員だし仕方のないことだった。
ただ、納得のできない理由があった。

——————
※その話をすると、
昨冬に持病が悪化して半休を数回取ったら
(あくまでも”あなた”のために)
時短勤務の提案をされた。
給料もボーナスももちろんその分カット。

その時、私は在宅でも十分できる仕事があると告げたけど曖昧にスルーされた。
それは嫌だ!と思い痛い手足を必死に堪えて
かじりついていた。精神力だけ。

持病が発覚したとき、そしてコロナ禍で
在宅でも仕事ができるスキルをと思い
勉強をしていたつもり。
——————
↑この時短の経緯がなければこの辞令は
納得できていたかも。

そして、春。
リーダーをしている官公庁の案件を抱えたまま、
兼務として部署異動。
だけどその場所は、
あまりのリソース不足に、
疲弊している人が多かった。
増えるタスクへのため息が時にBGMとなった。

私もリーダー案件をこなしつつ、
他社にSEとして派遣。

どちらも中途半端になり悔しい思いをした。
何で私はどちらにも謝ってばかりいるのだろう。

みんな同じような状況でパンクしていたから、どうすればこの状況を改善できるかを毎日考えていた。

ただ、会社にはやはり残る例の件での疑問符。
冬に私に告げたこと、覚えているのかな。。
その舌の根も乾かないうちに、って。

そして、
にっこりと笑って事務しかしないと
言っていても、接待に行かなくても、
正社員の給料は年功序列でどの職種も同じ。
私も最初からそんなキャラ設定しておけば
よかったのかなとすら思った。

平等なのはとても良い事だけど、
疲弊しきったエンジニアたちを見て、
ちょっと違うような気もした。

自分ができない事を
人にお願いをする時に、
エンジニアなんだからさ!
当たり前だよね?ヨロ!
まるなげー!を他部署にされて、
こまっていたエンジニアも見た。
おかしくない?って思った。

自分ができない事をお願いする時って
最大限のリスペクトをするべきじゃないのかな。
少なくとも私はそうしているけど。

私には力仕事は無理。
でも物理的な作業も多かったから、
自分の案件を手伝ってくれた人たちには
最大限の敬意を払っていた。

疑問符はどんどんつもる。

ある日、何かの糸がぷつっと。
金曜夜に靴を履いたまま玄関で倒れ、
一晩そこから動けなくて、
そこで異変に気付いた。もう限界なんだと。
※ちなみにその日はノンアル

背中を押してくれたのは、
異動前の元上司と外注のエンジニアさん。
身を滅ぼしてまでやる事ではない。

ぶっちゃけ誰がいなくなっても
会社なんて回るもんなんだ、と。

本当に大切なものを見失わないで、
人生過ごしていきたいなって。
人間関係は信頼で繋がりたいなって。

この夕焼けを見ながら改めて思った。

少しだけ、充電したら、
リスタートする予定。

ハードは年々衰えるけど、
ソフトは常に最新をインストールしていたい。
日々インプット。

惰性で過ごし25日だけを
楽しみにしている人生なんか嫌。

そうか、
不満があるなら自分で商売をやれば良いのか。
めっちゃシンプルな事だった。

私は私のお城を作るんだ。
もう逃げない。

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