どんなモノよりも言葉が嬉しい
昨日大学時代からの友人に誕生日プレゼントとしてコーヒーメーカーと手紙をもらった。
その友人とは8年来の友人で、大学生のときから社会人になって、現在までの悩みはほとんど共有してきた。会うといつもいろんな話をいっぱいして、特にこれからの人生について話すことが多かった。
昨日は2ヶ月ぶりにフードコートみたいなところで会ってご飯を食べながら話をしていた。いつものように、仕事、恋愛、これからの人生についていろんな話をしていた。そんな話の中で、最近、理想の人生を送るための地図を作ることにハマっている私は彼女に質問を投げかけた。
「どういうときに私と会いたいと思う?」
考える間もなく、彼女からスルスルと回答がやってきた。
「2種類あって、自分がしんどいときと、モヤモヤしていることを吐き出したいときに会う」
しっかりと言い切られた言葉を聞いて、次の言葉がとっさに出てこなかった。
私が言葉に詰まっている間に、理由もすぐにやってきて、それも驚きだった。どちらかというと、ホワホワしている彼女が、考えがあって、私と会っていることがすごく意外だった。けれど、彼女がくれた言葉はどれもシンプルに嬉しい言葉たちだった。
そんな素敵な言葉の後には、誕生日プレゼントとして大きな紙袋をもらった。
卒業してからも毎年お互いの誕生日にはプレゼントを交換しあっている私たち。律儀な彼女は去年渡せていなかったからという理由で2年分の想いを込めたプレゼントを持ってきたと話した。
大きな紙袋がすごく重いよと私に訴えかけてきた。着払いの郵送でもよかったのに、そんな重いプレゼントを、私の反応がみたいからという理由でわざわざ持ってきてくれた彼女。別れ道まで持つと言ってくれて、駅まで見送ってくれた。
家に帰ってからコーヒーメーカーを袋から出すと手紙もやってきた。毎年誕生日には素敵な言葉たちを送ってくれるので、手紙が見当たらないのがおかしいと思っていた私はその手紙を見つけて飛びついた。
頭と心に流れ込んでくる優しい言葉たち。今日は何度、嬉しい言葉を聞いたらいいんだろう。そんな気分になった。
私のことを考えて選んでくれたコーヒーメーカーももちろん嬉しい。けれど、モノ以上に、自分を肯定してくれる言葉には生きる勇気をもらえる。
言葉が私に生きる意味をくれる。
誰かに伝わることを願って🌕
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?