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ブラッディ・メアリーのセロリをかじって遠い夏を回想

【感想】FLCL : Grunge
放送されたのだから見れてしまう。フシギダナー(^o^)
日本ではどんな形で発表されるのか楽しみに。
1話を見た時不安だったけど、全3話を見て少し評価が上がったかな。
3話に分けて3人の視点で物語を描くという形式。
過去のフリクリを知らなくてもわかるように作ってあれど、ハル子の存在は初見にはわかりにくいかも。
オリジナルのフリクリのシーンやカット(ピロウズの劇伴も)が多用されており、知ってる人はわかるが、巨大アイロンのメディカルメカニカ、アトムスクの件は初見には理解しにくいだろう。
見せ方は凝ってるけど、ストーリーは単純。
総合的に良作ではあるが、唯一残念なのが、声優変更である。

オリジナルから続投している2キャラの声優が変わってしまった。
ハル子役が、新谷真弓さんから、雨蘭咲木子さんに変更。アマラオ役は大倉孝二さんから、前田剛さんに変更された。(英語版は同じ声優)
ハル子は若返りというわけでもなく(雨蘭さんは新谷さんよりひと回り年上。プログレでも林原めぐみさんに変更された)、どういう理由かわからない。オルタナのときの脚本家のゴタゴタで降板したのかも知れない。(想像の域を出ない)
声優変更は荒れそうな気がする。スラムダンクが記憶に新しい。

最後に本編、the pillowsについて。
フリクリといえばピロウズ。海外人気が出たきっかけ。
オリジナルではピロウズは主題歌の提供をしたくらいで、劇伴は既存音源、オフボーカル、少々のアレンジでそのまま使用されていた。
オルタナ・プログレでは、主題歌に加え、ピロウズ曲はすべて再録された音源だった。ピロウズ曲以外の劇伴サントラは別人(R・O・N氏)が手掛けていた。
グランジでは既存音源と再録が混在しており、ピロウズ曲以外の劇伴を山中さわおが新たに作曲している。(映画「王様になれ」に続く2度目のサントラ制作)
スタッフとの話し合いも行い、絵コンテなども参考にして主題歌(新曲)も作られた。
使われたピロウズ楽曲は以下に記載(※は再録曲)

ONE LIFE ※
STALKER (Inst)
Sad Sad Kiddie (Inst)
Where do I go? ※
Before going to bed (Inst) ※
Sleepy Head (30th version?)
Beautiful Morning with You (Inst) ※
Advice (Inst) ※
Blues Drive Monster ※
Bran-new lovesong (Inst)
さよならユニバース ※
Locomotion, more! more! (Inst)
Smile ※
RUNNERS HIGH (Inst) ※
Funny Bunny ※
LAST DINOSAUR (Fool on cool version)
I think I can (Fool on cool version)
Vivid Venus (新曲)

何故かnoodlesの楽曲(Ruby ground)も使われていました。
とりあえず新曲が嬉しい。(作られたのは2年前らしい)
劇伴はあまり画に合ってない部分もあったかな。
さよならユニバースは歌詞とストーリーがシンクロしててよかった。

オルタナの10年後が舞台らしいシューゲイズ。

ピロウズ以外に光が見えない!
また見たら感想書きます。
でわでわ!

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