多様性のよいところ サッカーコーチからの学び

西荻ぷれま委員会の北村です。アウトプット強化訓練中のYo Ishiiが、ほぼ毎日noteを書いていて良いペースメーカーになってくれているのですが、なんと彼はnoteをスマホで書いているんです。なんか黙ってるなーっておもってたらnote書いてる。こないだ試しにやってみて、今日はパソコンからだけど、ぼくはパソコンのほうが楽。。。これはそろばんで計算するかパソコンで計算するかみたいな側面があるのかもなとおもいました。

さて、先日彼が「いろんな価値観のコーチがいる事って、クラブの財産だと思うんです。」っていう記事を上げていてました。どうも彼の記事はタイトルと中身がぼくにはしっくりこないところがあるのですが、彼が小学生や中学生のサッカークラブを運営していることから得てくる経験は自分にはないもので、「ん?」っておもいながらつい一生懸命読んでさらにはよみかえしてしまったりするわけです。

わたしは「多様性」とか「多世代」ということが好きで、意識をせずにそうなっていることが多くあります。もっというとその事に馴染みすぎていて、意識しないとそうなってることにすら気づかない。ちょっと自分の好きなものの良いところを見直してみようとおもって今日の記事のテーマにすることにしました。(来る途中やたら蚊にさされたようで肘がと足首がかゆい。個人的には関節のところをさすのはやめてもらいたいです。)

サッカーの記事では、実は直接的なよさの記述はありません。記事に記載があることを抜き出してみると
1.「全員が非OB,OG」のコーチであること。
2. 専門学生、サッカーを子どもとともに始めたお父さん、上京してきた女子大生、就職後サッカーに携わりたくて来ている若者、中学生を教えていた大学生がいること
3. サッカー観がちがうのですれ違いもあること
4. 「人生においてチャレンジのすばらしさ・楽しさを知るサッカーが好きな大人を育てる」という共通の目標があること
5. 年齢・ポジション関係なくバチバチ話していること
6. 保育士の目、大学生の目、パパの目から見るサッカーはどれも違って、どれもほかのコーチに刺激を与えてくれる
7. コーチも自分たちでクラブのサッカーをつくっていく方が楽しいし、コーチの人生も豊かになると信じている

つまり、あの記事のコーチたちは「サッカー経験が多様な人たち」だってことなんでしょう。その事を受け入れて、同じ目標の仲間として経験を共有したりアイデアを話していくスタイルで、サッカークラブが運営されている。逆に言うと、固定のサッカーの教え方があってそれを長く経験している人の言うことを聞いていく、その人から学んでいくというスタイルではないということ。

個人的には、どういう違うことを言うのかとか、それがあわさったときにどんな刺激を与えあってどうなったのかっていうところが一番知りたいところだけど、そこについてはあまり記載がありません。おそらく、よーくんにとってはそれは当たり前によく知りすぎていることで特に説明の必要を感じなかったのかもしれないです。(きっとこれを読むだろうから「今度そのへんを補足してほしいな」というリクエストを投げておきます)

まあ、あんまり記載はないんですが、多様性が好きなわたくし、好きというからには多様性があるよさはいろいろと経験しているわけなので、その経験と記事をあわせてみて(そして彼からサッカークラブのことも色々と話を聞いているのでその聞いたはなしもあわせて)、このサッカークラブと他のサッカークラブとどう違っていて、良いところはどこなのか考えてみたいとおもいます。

まず、多様性を大切にする良さは以下のような事が知られています
その一 多くの人が関われる
その二 話し合いが活発になる
その三 いろんなケースに対応力できる

多くの人が関われる

そもそも多様性、Diversityをいう概念は、様々な人種がいることを保っていかなければならないというAffirmative Actionという積極的に多くの人種のひとを交えた状況を肯定的な差別的に作ることにより差別をなくしていこうという考えのもとに生まれました。大学などに様々な人種の人がはいるように点数に人種によった点数の加点をしたり、特定の人種の人向けに奨学金を設定したり、また、就職採用においても人種に基づく基準の軽減措置がとられるなどの対応がとられています。これは、学力や収入が足りないということが、その事自体により次の世代の学力や収入の不足を招いてしまうスパイラル的な構造を持つことに対してなんとかしていこうという施策でした。

多様な人種がいるアメリカやヨーロッパでも、やはり人種という背景の似た人たちで集まりやすい状況があるなかで、さまざまな人種の人を混ぜていくことをしたことで、背景が異なる人達が持ち味を発揮していく方法が必要とされてきたのです。

よーくんのクラブでは、「サッカーに関わりたい」ということを軸として定義し、サッカークラブのOB、OGであるかとか、子供の父兄であるかとか、そういったことに関係なく時間をとって関わっていける人を迎い入れ、コーチとしてやっていっています。このことは、それぞれの人の状況で、クラブに参加できなくなったりした際でも新しく関わってくれる人を探しやすいという効果をもち、サッカークラブの組織としての持続性を強めています。

話し合いが活発になる

「年齢・ポジション関係なくバチバチ話している」という記載がありましたが、この状態がまた多様性のもたらす効果の一つです。背景が同じ人の中では、「声の大きい人のいうことにながれやすい」「長くやっている人しか発言しない」といった状況が発生するのに対して、背景が異なることを前提とした場合には、目標に向かってそれぞれが考えたことを言っていくという事が必要になり、結果それぞれが発言をもとめらる状況になります。

多様性を大切にすることは、自らと違う人の話に興味を持ってそれを組織全体の方向性にむけてみんなで使っていこうとすることです。発言に正解も不正解もなく、良くしていくために発言しあっていく。

組織によっては、「あの人が言っているから他のことを言いにくい」「これまでこうやっていたと言われると何も言えなくなる」という状況があるのではないでしょうか。そういうときは、全然背景の違う、積極的に発言してくれる人を混ぜてみてはどうでしょうか。あ、違うっていったり、わかってないのにっていったりしていじめるのはなしですよ。

いろんなケースに対応できる

ビジネスの世界で多様性を実現した企業は、その結果として多様なマーケットに対応できるようになっていくことが知られています。例えば、白人だけに販売していたものが、他の人種の人が加わることで今まで理解できていなかった他の人種のことへの知見がひろがり、より多くの人に価値を提供できるようになっていったりします。

「トレーニングを通して子どもたちに届いている」という部分、きっと様々な子どもたちがいる中で、それぞれにあわせたり、また、その子どもたちの特徴の違いの相互作用をうまく生かした活動ができているんじゃないかなと思います。

また、子どもの多様性だけではなく、保護者の多様性への対応についてもきっと強みが出てきているのではないかと思います。

この辺はそのうちイシイさんに書いてもらいたいところ。

ぷれまの多様性

さて、わたしは西荻ぷれま委員会の代表をしているわけですが、ぷれまの多様性はというと、どうだろうかと振り返ってみます。

中心的に会議に参加して運営しているメンバーでいうと、二十代、三十代、四十代。男女はやや男性が多い。仕事に関しては、ほぼ全員ばらばらです(実はイシイが他のメンバーの会社ではたらくことになったので2人同じ仕事をする人がいますが)。

ここから、イベントをする時などをみていくと、ぷれまの特徴は小学生や中学生の仲間がいることがあります。子どもたちのためにぷれまがなにかするのではなくて、子どもたちが目的を理解して企画していったり、自ら手伝いに来てくれることはぷれまの多様性の一面として特徴的です。

わたしが40になって、その上はどうだろうかと言ったときに、こちらももちろん多くの方々が活動に参加しています。年上の人については問題が1つあって、年齢をあんまり聞かないんですよね。。。何歳までいるか把握していません。今度最年長はだれなのか探してみようかな。

あ、ねこもいます。ねことのコミュニケーションにはほんとに学びが多いです。非言語コミュニケーションだったり、ねこにしてほしくないことをねこがしたくならないようにするための環境作りだったり。コミュニケーションを取り続けたおかげでぷれまの雰囲気にあったねこになってきたなとおもっていたら、やんちゃになってきたのはわかってくれたと思った甘えがねこにつたわっているのかもしれません。。気をつけよう。

人種でいうと、ほぼ多様性が無いと言える状況です。お客さんで考えると、十カ国を超える人達と、日本語で、英語で、Google 翻訳でコミュニケーションしてきて、SNSなどを介しての繋がりを世界に広げてはいます。アジアパシフィックでいうと、韓国、フィリピン、中国、オーストラリア。ロシア、フランス、イタリア、アメリカ。あ、最近北欧の国の大使館で働いているという人もいました。人種に関しては特に、言語が違うことを前提としてやりやすい仕組みはどういったものかということを考えます。英語にしておくというのが比較的無難なとことしてあるのですが、そもそも言語に依存しないということが理想的。

「異なる背景を持った人たちがつどい、コミュニケーションをとり、そしてまちで何かをやっていく側にまわっていく」、それをしやすい仕組みを作り続けるぷれまであたいとおもいます。


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