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ボカコレ2023夏振り返り――フリモメンでネタ曲ランキング92位!!


はじめに

2023年8月4日~8月7日、4日間にわたってボカコレ2023夏が開催されました。ボカコレは曲を掘る機会なので参加しましたよ。リッスンオンリーのつもりがうっかり投稿まで。

今回のレギュレーション

今回のランキングは6つ。1) TOP100, 2) ルーキー, 3) REMIX, 4) 演奏してみた, 5) MMD&3DCG, 6) ボカコレwithネタ曲投稿祭。また、以前と異なり同一曲で参加できるのは1ランキングのみとなりました。

今回はコメントが荒れているのを見かけなかったのは、1曲1ランキング縛りとネタ曲投稿祭の併催のおかげだろうと思います。これらにより「複数エントリへのスパム的だという批判」と「ガチ曲より上位入りするネタ曲への批判」が予防されました。

ガチ曲とネタ曲は分けて掘りたいので1リスナーとしてもよいレギュレーション変更だったと思います。急にネタ曲が来ると温度差で風邪ひく。

投稿予定はなかったのだけれど

なかったんですよ信じてください。でもきっくすさんの「I am Frimomen」に触発されまして。

もともとフリモメンでラップはやりたいと思いつつ「まだあわてるような時間じゃない」と構えていたところでした。Synthesizer V AIに日本語ラップ機能追加は予告されているし、Synthesizer V AIフリモメンも発売されるかもしれないじゃないですか(フリモメンの公式X (Twitter) アカウント、会長にも社長にもミュートされているけど)。

そこにドロップされた「フリモメンの歌唱ソフトがいつまで経っても出ないのでVOICEPEAKで無理矢理ラップを歌わせ」た「I am Frimomen」。

Synthesizer Vをはよ出して

I am Frimomen / きっくす feat.フリモメン【VOICEPEAK】

共感しかない。AHSさんに圧をかける強いニーズを伝えるべくたとえ雑でも投稿せずにはいられなかった。

ほとんど即興で作ることになるので「フリースタイル」とかけて「フリモメンスタイル」というタイトルを決めて勢いでできたのがこの曲です。

制作秘(するほどの中身がない)話

だいたいのテンポ感を脳内でイメージしながらVOICEPEAK上で調声していきます。リリックの「待ってろ今から本気出す」(サムネにターコイズブルーが使わているの運命を感じる)と「キング・オブ・ステージ」はRhymesterリスペクトですが、あとは勘で。「考えるんじゃない、感じるんだ」。できたらWAVに書き出します。

DAWを起動してWAVを並べます。このときメトロノームをオンにしてBPMを決定します。WAVを切って間を変えたりもしました。めんどうくさいライブ感を重視したのでVOICEPEAKに戻ったりはしませんでした。

これでアカペラができたのでトラックを作ります。UJAMさん頼みです。たくさんのパターンが使えるので並べてアレンジしていきます。Beatmakerシリーズでリズムの骨格を作ってUSynthシリーズでパッドを乗せてGroovemate Oneでパーカッションを足したら以上完成!

ではありません。まだポロンちゃんの合いの手がありません。実はRecotte Studio(音声合成での実況動画向けの動画編集ソフト。MV編集向きではないと思う)で動画編集中に思いついてその場で足しました。だからDAWから書き出したステム時点ではポロンちゃんいません……。投稿するのは動画だけだし!

AHSさんSynthesizer V AIフリモメン待ってます

結果としては最終ランキング92位に入ることができました。ご視聴・コメント・いいね・マイリス・広告してくださったみなさん感謝です。それから日曜日なのに出てきてくれたフリモメンありがとう!!

ボカコレ2023夏ネタ曲投稿祭最終ランキングより

ちなみに「I am Frimomen」は29位。ボカコレステーション(ボカコレ公式ニコ生)でも紹介されました。さらにメインボーカルでこそありませんがフリモメンも登場する「バイト巫女と純情アクアパッツァ / 東北きりたんxフリモメン」がベストテン入り (9位)!!

AHSさん、見てください、このフリモメン人気!! みんながSynthesizer V AIフリモメンを待ち望んでいますよ? 出たら買いますのでよろしくお願いします!!

ミックス・マスタリング嫌悪?

動画編集ソフト上で音を足すようなやつがミックス・マスタリングについて何を語るのかという話だが、ボカコレ終了後に話題になっていたので少しだけ。

ミックス・マスタリングの話題になると、極端な意見だと不要論まで出てくる。プロ級のミックスじゃないとランク入りできないのか!という意見も見かけた。

ランキングどころか視聴者の環境でどう聴こるかにさえ興味がなく投稿したら終わりという立場ならミックス・マスタリングを気にする必要はない。でもなるべく狙い通りの音で聴いてほしいと思ったら、多少は気になるものじゃない? 

ゲーム実況だってエンコード設定やトークとゲームの音量バランス調整くらい多くの人がやっているし、イラストでも最終出力が印刷物だったら当たり前のようにCMYKイメージを確認する。どうしてミックス・マスタリングはときに敵視さえされるのだろう?

ミックス・マスタリングをかじってみて、これもクリエイティブだと思い始めているところなのでひっかかってしまいました。驚くほど音が変わって楽しいですよ?(ならちゃんとやれ。

おわりに

ここまで読んだくださってありがとうございました。なんの参考にもならなかったとは思いますが、こんな軽いノリで参加しているヤツもいるのだと参加ハードルが下がっていれば幸いです。

暇つぶしにでもなったのなら「気に入ったらサポート」でコーヒー一杯分でも支援してもらえれば幸いです。Synthezer V AI フリモメン貯金にしますので。

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