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フィロのスオタクがPenthouseを紹介します!

皆さんこんにちは。SOです。
12/26、個人的にとんでもない驚きの発表があり、いてもたってもいられずにnoteを書いています。その発表がこちら。

なんとなんと、2024/1/20、Billboard Live YOKOHAMAで行われるフィロソフィーのダンス日向ハルさんの生誕祭のゲストがPenthouse大島真帆さんだというのです。このニュース、見た瞬間に二度見三度見し、ビビり散らかしました。

なぜなら。
僕はフィロソフィーのダンスオタクですが、実は僕のSNSタイムラインにはPenthouseファンめっちゃ沢山いて、僕自身もPenthouse好きなんです。この縁、繋がりに興奮して、いても立ってもいられずnote書いてます。

2023年、前回の日向ハルさんの生誕祭も同じBillboard Live YOKOHAMAで行われており、その時のゲストは土岐麻子さんでした。この時の様子はライブレポとしてnote記事を投稿しています。

土岐さんは日向ハルちゃんのソロ曲「目隠し」の作家さんとして元々繋がりがあり、当時ゲスト出演が発表されたときはフィロのスファン界隈も盛り上がったと思います。そして2年連続のBillboard Live YOKOHAMAでの生誕祭、今回のゲストが大島真帆さんというニュースに僕は大歓喜しました。

でもね、これは僕の個人的な憶測なんですけど、日向ハルさんの生誕ライブに足を運ぶ予定のフィロのスファンで、「大島真帆さん?Penthouse?どんな人なんだろ」って思った人、意外と少なくないんじゃないかと思いまして。もちろんフィロのスファンは音楽アンテナが高い方が多いので、僕と同じような反応された方も沢山いるし、知らなくても速攻でPenthouseディグって、めっちゃいいじゃんって見つけてくれた人もいます。

なのであえて僕がこんな文章書くまでもないというのは重々承知なのですが、とはいえ個人的にあまりに嬉しかったので、勢いに任せてPenthouseを紹介し、フィロのスファンたちにも好きになってもらって1/20の生誕ステージの共演をめちゃくちゃ盛り上げたい。なんならPenthouse界隈も巻き込みたい、そういう気持ちです。

という訳でPenthouseを気になってもらえるように、好きになってもらえるように、僕なりに紹介してみたいと思います。


Penthouseを知ったきっかけ

そもそもPenthouseというバンドが何者か、なんで僕がわざわざ語ろうとしているかというと、全てのスタート地点はここです。

はい。僕がこのnoteを始めたきっかけでもあるのですが、2022年のフジロックで、角野隼斗さんというピアニストに完全に撃ち抜かれたんですね。
このnoteがきっかけで角野隼斗さんファンの友達やフォロワーができました。そして、このきっかけで繋がった方のほとんどは、実はPenthouseファンでもあります。
そう、Penthouseは角野隼斗さんがピアノを担当されているバンドなんですね。角野隼斗さんがソロで出演したフジロック3日目、同日に苗場食堂という別のステージでPenthouseも出演しています。
とはいえ、この時はまだPenthouse知らなかったし、苗場食堂はYoutube配信されていないので、フジロック後にnote書いて、角野さんにハマりまくる過程で、Penthouseにも出会った訳なんですが。

角野隼斗さん(Cateen)がやっているバンドというのがPenthouseを知る入り口だったのですが、知ってみるとPenthouseはメンバーがみんな個性的で、めっちゃくちゃ良いバンドなんです。
面白いことに、角野さん繋がりで出会ったピアノ界隈のお友達も、みんなPenthouseというバンドやそれぞれのメンバーにハマっていて、世界トップのピアニストありきじゃない、メンバーそれぞれがみんな魅力的な超良質なバンドなんです。

Penthouseとは

オフィシャルバイオグラフィーによるとPenthouseは「浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド」と書かれています。2019年に浪岡さんの声かけにより活動を開始、彼らは元々大学のサークルメンバーで、大学卒業後、それぞれのメンバーがそれぞれの社会人生活を送る中で結成された社会人バンドがスタートです。

とりあえずスペック云々よりも曲を聴いていただいた方がいいと思うので、僕が一番初めにPenthouseにハマった「閃光花」を紹介します。こちらは2022年10月にリリースされた曲で、MVがとても良いので曲を聴きながら映像をぜひご覧ください。

いかがですか。めっちゃくちゃおしゃれですよね。
僕が初めてこの曲のMVを見た時は、まだPenthouseを全然知らなくて、ただクラシックシーンにおける角野さんの活躍っぷりや存在感は理解したくらいの時期だったと思います。そんな彼のピアニスト姿を遊び心いっぱいに使ったこのMVのセンスと、めちゃくちゃ格好良くておしゃれで洗練された曲にいっきにやられました。

この1曲でも伝わると思うのですが、ツインボーカルのハーモニーやバランスがとにかく良いし、ベースもギターもドラムもめちゃくちゃ良いんですよね。もちろんピアノはチートクラスに良いんですけど、僕はこのMVを見たとき、真っ先にギターの矢野さんのソロに惚れました。そしてドラムもめちゃくちゃスマートでクールだし、ベースは正直悔しいです。(僕はベース弾くし、こういうスタイルが大好きなので、正直素直に認めたくない気持ち。つまりめっちゃ良いんです)
そう、メンバー全員めちゃくちゃ良くて、バンドの質がびっくりするほど高いんです。
ちなみにこの曲のクレジット、作曲は浪岡さんで作詞と編曲がPenthouseです。当然ですが彼らバンドですから、自分たちで曲作ってます。
異次元なピアニストが存在しているにもかかわらず、メンバーみんなそれぞれ個性あってみんな良い。何より全員異常なほどハイセンスなんです。

閃光花も入っている、今年リリースされた1stフルアルバム「Balcony」は捨て曲なしの名アルバムなので、ぜひ頭から一度聴いていただき、お気に入りの曲を見つけて欲しいです。

Penthouseの魅力

ここでメンバーの特異点を紹介しますと、6人のメンバーのうち、大島さん、矢野さん、平井さんの3人は、2023年12月現在、今も普通に会社勤めされている兼業ミュージシャンです。ちなみにベースの大原さんも会社員でしたが、今年の8月に会社(TBS)を退職し、専業ミュージシャンに転向されました。

2021年からビクターに所属、社会人メジャーバンドというだけでもなかなか強い印象を受けますが、フルタイム会社員で、全国ツアーを行って、ライブの翌日には普通に出社されてたりします。いやいや、遠征行って翌日エクストリーム出社とか、そういうのオタクがやることじゃん。すごいバイタリティを感じますよね。(ちなみにギターの矢野さんは日向坂46のファン、通称おひさまなので、会社員のオタクでバンドもやってるというスペックはもはや親近感しかありません)

さて、改めてオフィシャルサイトのBiographyを引用します。

浪岡真太郎(Vo, Gt)、大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人組ツイン“リード”ヴォーカル・バンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバーが、ヴォーカルの浪岡を中心に集まり2019年6月より活動開始。これまでオリジナル楽曲に加え、アレンジを施した様々なジャンルのカバー動画をYouTubeにて公開。2021年5月に配信リリースされたオリジナル楽曲「...恋に落ちたら」はiTunes Store R&Bランキング1位、Spotifyバイラルチャート6位を獲得。 11月24日にはメジャー1st EP『Living Room』を配信リリースし、iTunes Store R&B/ソウルランキング1位、総合ランキング5位を獲得。 2022年1月には、オーディオストリーミングサービスSpotifyが選ぶ、2022年に飛躍が期待される注目の国内新進アーティスト「RADAR: Early Noise 2022」に選出され、4月には東海テレビ・フジテレビ系土ドラ「クロステイル ~探偵教室~」の主題歌と挿入歌を同時に担当するなど、ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めている。 浪岡真太郎と大島真帆によるソウルフルな男女ヴォーカルを軸に、“かてぃん”こと角野隼斗の卓越した表現力と強固なリズム隊が生み出すグルーヴにより、洗練された都会的なサウンドスケープへと誘う。

https://penthouse-tokyo.com/biography/

このBiography、このバンドを売りたいレーベルの思惑なのか、はたまた意地でもお茶の間に届けたいバンドの意思なのか。バンドの本質ではない強烈なフックがいきなり書かれています。

大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOBである現メンバー

そう。彼ら、東京大学出身バンドなんですよ。正確にはインカレサークルで、全員が東大という訳ではないんですが、この強烈な名刺をトップに書いている。素人目線ですけど、こういうBiographyって作家のこだわりとマーケティングの衝突点だと思うんですよね。音楽人って本来音楽で勝負したいはずだから、合理性やビジネス、マスとは相性悪いはずなんですよ。それなのにあえて音楽的には関係のないパワーワードを使って、音楽が消費ブツ扱いされるマスシーンにリーチするポイントを押さえているところに、彼らのJ-POPメジャーアーティストとしての「本気」を感じます。

そんなPenthouseの魅力を端的に発見するには、これも時代なのか、TikTokが一番いいと思います。たぶん、PenthouseのTikTokアカウントにアクセスして、上から順に動画見ていくのが一番手っ取り早くPenthouseの良さを感じる近道なんじゃないかと思います。

TikTokがいいなと思うのは、インスタントな消費カルチャーではあるものの、開始3秒で気にならさせるようなイロハがはきっちり押さえられているし、その一方で、どの動画も音楽的な主張が第一にあってコンテンツのクオリティがめちゃくちゃ高いところです。いやはや、SNSマーケティングの分析なのか、音楽的深掘りなのか分からなくなるってきてるんですが、そういうのも込みで彼らの本気度と、地頭の良さを感じます。

ここから、TikTokからいくつかおすすめ動画を貼っていきますね。

●2023/10/25リリース:アイデンティファイ

@penthouse_tokyo

「アイデンティファイ」 というオリジナル曲です。 #オリジナル曲 #ライブ動画 #アイデンティファイ #NewMusic

♬ Identify - Penthouse

●閃光花(ライブ版)

●2023/7/12リリース:夏に願いを(バンドライブ版)

●2023/7/12リリース:夏に願いを(ピアノ版)

●今夜はブギーバック(カバー)

いかがですか。どれもとにかくおしゃれでかっこいいですよね。曲も演奏も良いし、何よりツインリードボーカルの浪岡さんと真帆さんの掛け合い、たまらなくないっすか。
浪岡さんはスティーヴン・タイラーみたいなハスキーでロックなボーカルが個性的でかっこいいし(学生時代、サークルでエアロスミスのコピーバンドやってます)、一方で真帆さんもパワフルで歌い上げるスタイル。パワフルなハーモニーはとにかく最高で2人ともメインボーカルとして花があり、まさにツインリードボーカルグループだなと感じます。
大島真帆さんはDreams Come Trueの吉田美和さんを敬愛されており、その感性を感じる歌い仕草やパワフルなボーカルが強烈な印象に残ります。

まだPenthouseを知って1年ほどですが、真帆さんのそのパワーは毎回毎回強くなっているように感じます。なのに普段平日は転職エージェントをされているそうで。なんかそういうのも込みで凄いですよね。
もし少しでも気になったら、TikTok以外に、PenthouseのYoutubeチャンネルを覗いて、フル尺でいろいろ見つけてみて欲しいです。

日向ハル×大島真帆

最後に、日向ハルさんのゴリゴリのゴリな歌声についてはここではあえて触れませんが、フィロソフィーのダンスもPenthouseもとにかくおしゃれでグルーヴがあって、ノリノリの音楽を届けてくれるグループです。そんな両グループが大好きな僕は、2023年1月のハルちゃん生誕祭の観客の1人として大島真帆さんが会場に来ていたことで2人が旧知の仲ということを知り、その繋がりに内心歓喜していました。(当時、インスタストーリーズで2人のツーショット写真を上げてくれていた)

アイドルとバンド、レーベルも異なりそれぞれで活動されている異なる2つのグループですが、目指す場所はもしかしたら似ていて、いつか対バンやフェスの共演があればいいなーと密かに期待していました。
そんな2人が今回Billbord Live YOKOHAMAで同じステージで共演すると。これを知った瞬間、本当に驚いたし、自分の好きがこうして繋がっていることが何よりも嬉しかったです。

日向ハルさん、大島真帆さん、2人ともしっかり歌い上げるパワーのある芯の太いボーカルスタイルで、その共演はスタイルだけでなく、きっと旧知の仲の2人ならではのシナジーもあると思います。真帆さんがゲストとして発表された瞬間から期待と楽しみでいっぱいですが、同時にフィロのスファンにPenthouseや大島真帆さんの良さを知って欲しいと思ったし、逆にPenthouseファンに俺の最高の推しアイドルを知って欲しいと思いました。
2024年の日向ハル生誕祭も間違いない、そしていつも通り期待を超えてくることになりそうです。今からワクワクが止まりません。

それでは。

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