スクラム

理想のPR、HO(Position別第2弾)

今回は理想のポジションのプロップ、フッカー編を書いていきます。
背番号はプロップ(略記PR)が1番と3番、フッカー(略記HO)が2番です。

上記の記事にもありように、この二つのポジションはスクラムの支柱となります。


■スクラムでの仕事

〇PRの仕事
スクラムはプロップが押しているというイメージがあると思いますが、実はそうではないのです。
スクラムは8人で組むとよく言われます。では、8人で押すスクラムにおいてのPRの仕事はなんでしょうか?
それは良い姿勢を取り続けることです。もちろん押していないわけではないですが、後ろ5人の押す力を伝えることがPRの仕事です。

〇HOの仕事
8人がまとまりとなって組むために、スクラムの最前列にいる両サイドのプロップとまとまることです。
また、ヒットと同時にフッカーが前に出ることができるのかで、スクラムの運命を左右することもあります。

●1列での大切なこと
・首の取り合い
・姿勢
・まとまること
です。

1番と3番の違いは上記のサイトを参照してください。
左右の違いだけではなく、全く違う二つのポジションとして扱わなければいけないほどの違いがあることは認識しておく必要があります。


■On The Fieldでの役割

PR…強いボールキャリア
HO…巧みなハンドリングスキル、BKとの連携

僕自身がプロップに求めることは、ボールキャリーです。
チームで一番の巨漢となプロップの選手がAT時に前に出ることができるとチームに勢いがつきます。プロップの選手が相手を弾き飛ばし、トライを狙うことは比較的に難しいと思いますが、ビックプレーを狙うよりも確実に1mでも2mでもゲインを切ることができるプロップの選手にはボールが集まります。

一方、フッカーに求めることは、プロップの選手よりも理想が高く、ハンドリングなどのスキル面を要求します。日本代表で言えば堀江選手に当たるポジションです。堀江選手はパスもキックもできるとても器用なHOです。FLのポジションで紹介しましたが、嗅覚を兼ね備えている必要があるのもこのポジションの難しさだと思います。


■走れる1列は強み

チームで一番体重の重いポジションのPRとHOですが、走ることを要求されるポジションでもあります。
特にDFでその違いが試されます。
ATと代わり、DFは全員にほとんど同様の役割が課せられます。
なので、まもっているところは違いますがPRとWTBの仕事は似ていると言えます。
どこのチームもPRやHOがラック周辺に立つことが多いと思いますが、内側の選手が前に出てくれなければ外側の選手は出ることができなくなります。

特に、差が出るのはキックチェイスの時です。
長い距離を走ることになれば走力に差がですので、この特にPRとBK(FL)の間にはギャップができてしまいます。
なので、その穴を作らないためにも走る力は重要視される部分でもあります。


■理想のPR、HO

これまでの意見をまとめると理想のPR、HOはスクラムが強い走れるボールキャリーが強い(HOはスロースキル、ハンドリング含む)選手です。

この他に一番重要視してほしいことが、自主性です。
ボールキャリーをするにせよ、自分自身からボールを要求し、走りこんでくる時と、止まっていてボールが来てしまった時のゲインの差は歴然です。
なので、自分から要求し自分の意見を発することのできることはとても大切です。

また、DF時は、自分自身の見ることのできる選手(範囲)を味方に伝える必要があります。
PRとFLではDFのレンジ(範囲)が全く違うため、自分が届かないのであればそれは恥ずかしいことではなく言う必要があります。言ってミスをするのと、言わずにミスをするのでは次につながる可能性が大幅に変わります。

すべてにおいてPR、HOからの声はSO目線で重要になってきます。


■余談

PR、HOの一番の仕事はスクラムといっても過言ではないと思います。
SOとしてはその時の彼らの表情に注目することが多々あります。
この三人の表情からは多くの情報を得ることができるからです。

スクラムを組む前の表情です。
普段はあんなにも優しい顔をしているPR,HOの選手ですが、スクラムの時には表情がまるで別人。
本当に勇ましく頼りになる顔をしています。

逆に疲労が見えると少しかわいい表情になります。
この顔が見えたら、しんどいのかななどと感じます。
SOとして味方、相手の表情を観察することを試合中は意識しています。

こんなにも、お茶目なPR,HOの選手には感謝の一言です。
チームで一番のぽっちゃりさんが一番大変なスクラムを組み、スクラムが終われば仲間のために走る。決して走るのが得意な人が多いポジションでもないのにです。
ですが、チームのため、仲間のためにと必死にプレーしています。
どうしても、試合ではBKのパスやキックなどの花形のプレーに目を奪われがちですが、FWの選手(特にPR,HO)に注目してみてください。
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岸岡智樹/Kishioka Tomoki

枚方RS/蹉跎中学/仰星高校/早稲田大学/Rugby Player

理想のポジション

rugbyは15人で行うスポーツなので、僕目線でそれぞれのポジションの理想像を書いています。
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