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SO以外のポジションの体験談

ラグビーを始め、今年で12年目になります。この12年という中で多くのポジションを経験してきたので、その体験談を今回は書いていきます。

僕自身が経験したことのあるポジションは9,10,12,14,15の5つです。
経験した時間軸とともに紹介してきます。


■1番初めはWTB

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小学5年生でラグビーを始めた僕に待っていたのは、WTBというポジションでした。このポジションだった理由は単純で、足が速かったからです。あと、球技は全般得意だったので当時はまだパスは下手でしたが、キャッチはできました。
初めての試合では、3トライを挙げチームの勝利に貢献することができました。これは今でも忘れません。小学生の2年間はトライゲッターとしてグラウンドを走り回っていました。


■いやいやだったCTB

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中学入学と同時にポジション転向。それはCTBでした。この理由も簡単でした。中学では未経験者が多かったっため、2年間だけでしたが経験者だった僕は、より難しいポジションをすることになりました。本心はWTBをやりたかったのですが、渋々CTBをしていました。

中学2年生の冬SOに転向して以来、もうCTBをやることはないのかなと思っていたのですが、U20の大会で1試合だけですが12番として試合に出場しました。中学生以来SOだったのですが、改めてCTBを経験することで自分自身だったらこうしてほしいのに、とか、こうするだろうななどの気持ちがありました。仲間を知るという面でとても良い経験になりました。


■SHで花園出場

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あまり、知られていないのですが高校2年時にSHとして花園出場しています。高校に入学してからSOとして頑張っていたのですが、高校2年生春にいきなりSHとして試合に出るということになりました。チームにSHがいなかったというわけではなかったのですが、僕の将来性などを考えての抜擢だったのかなと思いました。初めは、SOのリザーブとしてジャージをもらっていたのですが試合にはSHで出場するということが多々ありました。春の選抜大会では9番をつけ試合に出場させていただきました。夏合宿をへて、本格的にSHとして練習をし、大阪府予選を勝ち抜き花園出場を決めることができました。結果はベスト8という結果でしたが、この約半年間のSHとしてプレーした経験がいまSOをやっていて大きく活かされているなと思うことが多々あります。


■ワクワクのFB

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大学生になり、U20や早稲田の試合でも数回FBとして試合に出させていただきました。もともと走ることが好きだったのでSOに比べ比較的に、相手との間合いやスペースのあるFBではランという選択を多くするようになりました。もともとキックは得意なので裏のスペースを守ることは苦手ではなかったですし、ATではボールをもって走ることもできるので、とても楽しいポジションだなと感じていました。不満な点を挙げるなら一つだけ、ボールタッチ回数がSOに比べると明らかに少ないことです。ずっとSOだった僕としては試合中にボールに触る回数が少ないことは、少なからずストレスになっていたんだなと思いました。


■まとめ

これまでSOも含めBKのポジションのほとんどを経験してきました。この経験のおかげでSO以外の選手の気持ちを理解することができるようになりました。味方の選手とコミュニケーションを取りやすくなったということもありますし、相手の選手はこういう風にしてくるだろうなどの予測や、駆け引きができるようになったのもこのおかげだと思っています。
僕自身FWのポジションは経験したことがありませんが、BKのポジションにおいて共通することはコミュニケーション能力の大切さです。
スキル面でいうと、全ポジション統一でパスが投げられたほうがいいこと。また、全員キックが蹴れると大きな戦力になるということです。

先日、noteでラグビーは誰でもできるスポーツ。自分にあったポジションが必ず存在すると書きました。このことは間違いではないですが、プラスαでラグビーというスポーツを行う上での必要なスキルがあるので、それはポジションに関わらず習得することをお勧めします。
特にBKだとハンドリングスキル(パス、キャッチ)とキックスキルです。
またBKだけに関わらず15人全てに必要なスキルはコミュニケーション能力です。

いつも読んでいただきありがとうございます。 一人でも多くの方に読んでいただき、ラグビーをより楽しんでいただけるようこれから頑張っていきます。 コメントお待ちしています!! よければスキもお願いします。