こんにちは、九星です。

先日、noteでこちらの嶋村さんのAED搭載のドローンの記事を見つけて、思わず「スキ！」を押してしまいました。

この記事、すごくないですか？
心肺停止してからの心肺蘇生（CPR）は時間との勝負です。

職業柄、看護師をしているので、正直心肺停止の方は何度も出会ったことがあります。
ただし、CPRの講習を受けているかいないかで、咄嗟に動けるかどうかは大きく違います。

心肺停止してから、1分以内に救命処置が行われれば95%が救命。3分以内で75%が救命措置され脳障害が避けられる可能性があります。5分経過すると救命率は25%、8分経過すると救命の可能性は極めて低くなります。

以前街中で、目の前で突然人が倒れ、心肺停止していることはすぐ分かったので、その場で心臓マッサージを開始したことがあります。
AEDもすぐ持ってきていただけたので、その方は1分以内に救命措置ができ、無事に回復されました。

たくさんの方の、その場での協力のおかげです。

救助者のCPR習熟度の違いが、10分間のCPRの質に与える影響、の論文も出ていますが、
まずは現在の指導として発表されているものを忠実に行うことが大切、とあります。
参照:「救助者のCPR習熟度の違いが10分間のCPRの質に与える影響」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsem/20/1/20_1/_pdf

どれだけ便利になり、進歩しても、結局それを扱えるかどうかが大切です。
大切な人を守るために、心肺蘇生の手順に一度くらい目を通してみてもいいかなと思います。

詳しい手順が知りたい方はこちら♪
日本医師会が出しているガイドラインです。
コロナバージョンになっていたので、さすが、日々対応力が問われるなと感じます。