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1Dayの大会を企画する理由

昨年11月と今年の3月に「イシコソニック」という名前で1デイの大会を企画しました。普通の野球の大会には無い工夫をしたつもりなので今後、大会を企画しようとされている方のヒントになれば幸いです。今年も開催する予定なので一緒にやってみたい方はご連絡ください!!

ISHIKO SONIC 名前の由来

名前の由来は副キャプテン石河(いしこ)と音楽フェスの名前を組み合わせただけで深い意味は無く、語呂がよかっただけです。笑

色々案を出し合いましたが「イシコソニック」が1番しっくりときました。

なぜ1デイなのか?

仕事の都合などで活動日を土曜ナイターにしている僕たちにとって毎週日曜のリーグ戦や連盟に加盟して大会に出場することが難しい状況です。

でもいつまでも練習試合だと緊張感も目標設定もしづらくなってくるので1デイの大会なら集まれそうだということで大会を企画することにしました。

遊び心のあるガチ勝負

大会を企画するにあたって、こだわったのは「ワンサイドゲームにならない仕組み」を作ること。

3チーム総当りで行う大会でワンサイドゲームが1試合でもあると、負けてしまったチームが優勝する可能性はほぼ0%になってしまいます。それだと見に来てくれている家族や友達も見応えが無くなってしまいますし、その中で楽しくプレイすることは難しいです。

僕が作りたかった大会の雰囲気は、"とんねるずのスポーツ王は俺だ!!のリアル野球BAN"でした。

プロ野球選手VS芸能人であるにも関わらず、ワンサイドゲームにならないように色々な仕掛けが散りばめられています。

そこで思ったのは、野球の面白さは流れの引き寄せ合いだということ。

1本のヒット、エラー、フォアボール、三振…何かのきっかけで試合の流れは一変します。

それが他のスポーツには無い野球の楽しさです。

流れを負けている側に引き寄せられる仕組みを作ることが出来れば最後までどっちが勝つかわからない展開になり、見ている側もプレイヤーも楽しい時間になるんじゃないか?

「負けたけどすごく楽しかった。」

全敗で終わってしまったチームにそういう感想を持ち帰ってもらえるようにアイデアを出し合いました。(2回とも全敗はsoaiです。泣)

野球界初(おそらく)!!スペシャルカード導入

ワンサイドゲームにならないようにするには、、

負けている側に“流れを引き寄せる”ことが重要で

その為には相手の戦力を“一時的にダウン”させる必要があります。

そこで思いついた案が「スペシャルカード制導入」でした。


スペシャルカードルール
■5種類のカードから開会式でランダムに3種類選択
■2試合で3種類使用
■イニングの始まりのみ使用可能
■使用時は主審に提出
■一度使用したカードは以降使用不可
■カード使用は3点以上のビハインドがある状況のみ可

カード種類
▲5アウト:使用イニングは3アウトではなく5アウト交代
▲タイブレーク:使用イニングは無死1・2塁から開始
▲内外野交代:使用イニングは一塁手以外の内野手3人と外野手3人をそれぞれ交代 (ポジションは守備側チームが決定)
▲マスコットバット:使用した最初の打者のみ、1打席マスコットバット使用
▲変化球封じ:使用した最初の打者のみ、変化球なしの直球勝負

 真剣勝負でありながら遊び心もあるルールにすることで、実力差のあるチームと対戦する時や初心者が多く所属しているチームでもチームレベルを気にせずにプレイすることができると思います。

草野球を野球経験者だけのものにしないためにも、初心者が入りやすい環境づくりにもなり野球人口の増加にも繋がるルールだと自負しております!!

結果

第1回、2回共に我々soaiは3チーム中3位でした。泣

やはり毎週試合をしているチームにはまだまだ勝ち切れないですね。次回開催する時はリベンジしたいです。

リードされる展開が多かったのでsoaiはカードを使う機会が多かったです。笑

5アウトタイブレークは試合の流れを変えることにかなり役に立つことがわかりました。盛り上がりました。でも負けました。泣

実力もなければ野球は勝てません。笑

景品

景品はスポーツ店で勤務していた友人のたけちゃんにお願いしてバット(ギガキング)やボールを用意してもらいました。

感想

日程調整、グラウンド確保に始まり、雨天時の対応など、色々とやらないといけない事がありますが、他チームとの交流や監督さんの意見を聞けたりするので、次にやりたい事や課題が見つかりました。毎年春と秋に開催したいですね。

今後の展望「誰かのためになっている大会に」

今後はチャリティーやボランティア活動などの社会貢献も兼ねた大会にしたいと思っています。

(第2回大会でも少し余分に参加費を頂き、ボランティア団体等に寄付する予定でしたが現在まだお金をプールしている状態で次回に回す予定です。)

僕の目指している大会像は「ap bank fes」です。

ap bankは、自然エネルギーをはじめとするさまざまな環境プロジェクトの支援や推進を行う非営利組織です。
音楽プロデューサー小林武史と、Mr.Childrenの櫻井和寿の2名に、アーティストによる自然エネルギー促進プロジェクト 「Artists’ Power(アーティスト・パワー)」の発起人である坂本龍一氏を加えた3名が自己責任において拠出した資金をもとに、2003年に設立されました。
ap bankの「ap」は「Artists’ Power」、そして「Alternative Power」のAPです。
環境プロジェクトへの融資や、音楽を楽しみながら、難しく捉えられがちな環境問題や社会問題などを身近なこととして考えてもらう場としての「ap bank fes」の開催、東日本復興支援などさまざまな活動を行っています。http://fes.apbank.jp/about/apbank

音楽フェスという形でありながら収益を社会貢献活動に回しているフェスで、シンプルに音楽も楽しめて、自分が支払ったチケット代が環境保全にも繋がっているという楽しい社会貢献。

こういうエコシステムをISHIKO SONICでもやっていきたい。

草野球の大会が被災地支援や、日本の野球界に貢献できる楽しい社会貢献ができる日にしたい。

話が少し変わりますが、去年お盆休みを利用して広島へ災害ボランティア活動に参加し、土砂を撤去する作業を行いましたが、厳しい暑さの中作業を終えた時、どこか気持ちの良さを感じている自分がいました。

誰かのために何かをすることは気持ちがいい。

こういう経験をもっともっとたくさんの若い人が積むべきだと思いました。

でも働きながらだとボランティアに行っている時間がなかなか作れません。個人的に義援金を送ることで支援はできますが、1人だと社会に貢献している実感が湧きにくいです。(もちろんそれも素晴らしいことです。)

僕は社会貢献活動は1人よりもグループで動いていく方がひとりひとりが能動的かつ継続的な活動になれると考えています。

大会を通して野球を楽しみながら参加費の一部が社会に貢献できる仕組みになれば簡単にたくさんの人の為になる事ができる。

第3回ISHIKO SONIC開催予定!!

このビジョンに賛同して大会に参加してくださるチームを募集しています!

今年の11月に開催する予定です。(場所、日時未定)

1日中野球を楽しんで、最後までハラハラする展開の中グラウンドを走り回って、

誰かのためにもなる日を一緒に作りましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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