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ブックメモ ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

こちらの本は、ワーママはるさんがTwitterで紹介されていて、ポチっとしたものでした。

子育てについてはどんな風にしたいという軸もなく手探り状態です。
この本を読むと、宇宙飛行士の方がどれだけ多方面から測られているか知ることが出来て、そのレベル感にビックリです。
私がこれまでいた世界は、学閥だったり愛嬌だったりコネだったり、一概に仕事遂行に必要な能力とは違う部分で測られることが多かったような気がします。宇宙での仕事は、一歩間違えればプロジェクトの失敗だけでなくメンバー全員を死に追いやる可能性があるもの。
ギリギリの精神状況でどれだけ冷静に判断出来るか、どこまで力が発揮出来るか、試験官もフレンドリーな雰囲気を出しながらも、厳しく細かくチェックをして、ふるいにかけます。
受験者は互いに協力していく仲間でありつつもライバル同士。最終選抜に選ばれた一人一人にフォーカスしてドキュメンタリーで進んでいく中、一体だれが選ばれるんだろう・・・と一緒にドキドキしたり、喜んだり、落胆したり。一気に読み進めていけました。


子育て目線での感想としては、
・子供の「好き」という気持ちを応援してあげたい。よく観察して、芽を摘まないようにしてあげたい。
・どこの国でもやっていけるよう、最低限英語はツールとして使えるようにさせてあげたい
・リーダーシップ・フォロワーシップはどうやって磨けられるか?ボーイ・ガールスカウトは結構宇宙飛行士に必要な能力が身につきやすいのではないか?あとは団体で行うスポーツ等?
・やっぱり理系はいいなぁ。
・ユーモア大事だな。まずは親から生活の中にユーモアを入れ込んでいかなくちゃ。
・ストレス耐性って相当重要。でもあまりに耐性が強くてもポキッと鬱になったら元も子もない。これってそもそもコントロールとか鍛えられるものなのか?ちょっとよく分からないので興味のある分野。
・分からない事は恥ずかしくない。分からないまま突っ走るのではなく、理解できるまでしっかり質問する事が出来る子に育てたい。

自分自身としては、持って生まれた才能云々以上に、この方達のように、今ある安定した環境を捨てる覚悟までして「宇宙飛行士になりたい!」という熱い夢があるということ自体が羨ましい!今が一番若い日。私もこれから見つけていきたいな。
そして、このような能力を持つ人が自分の上司だったら、着いていきたい!できる限りサポートしたい!と思うんだろうなー。もう中堅なので、自分がこういう存在に近づけるように出来る事から少しずつ取り組んで行きたいなと思いました。

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