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「覚悟」

多数派から脱却する。

先日の帰り道のこと、すごい夕焼けと出会いました。今回その時の写真を使っています。
何がすごいかというと、本当に焼けているような夕焼けだったのですが、
多くの人を魅了し引きつけていたことが、すごいと感じました。
みんなが同じ方向を見ているが、それぞれのことを想う。

皆が同じということは、時に良く、時に悪いという場面があります。と当たり前のことを書いてしまいました。

「同じ」

皆様はどう捉えていらっしゃいますか?

それぞれ、捉え方は多様にあると思いますが、同じだと何か安心、ホッとする。なんて方が多いのではないでしょうか。
いやいや、周りと同じなんて嫌だよ。っていう方もいらっしゃいますよね。
そうなんです、誰かに誘導される「同じ」は嫌なんですよね。

例えば、安心の例でいうと、「服装の自由な会社説明会」があるとします。
「自由」というキーワードと「説明会」というキーワードが天秤にかけられ、周りはどのような服装をしてくるのかを想像するわけです。
もし、知り合いが参加することがわかっていたのなら、連絡をとり服装について尋ねるのではないでしょうか。
「明日、何着て行く?」ってね。

そして、スーツで参加することを決めた当日、会場についてホッとするのは、周りが同じスーツだった時だと思います。

そう、この時は周りと「同じ」が安心するんですよね。
本当は、服装は自由なのですから、なんでもいいのですけれど。

このように、「同じ」を言い換えてみると「多数派」が落ち着くということになります。
特に日本人は多数派を好む傾向にありますね、しかし国が変われば、少数派を好むなんてこともあって面白いですね。
でも、なぜ多数派を好んでしまうのでしょうか?

きっとこのことについては、小さい頃からの教育が関係してくるのだと想うのです。小さい頃からみんなと同じにしなさいという「教育」。
この「教育」についてはすごく長くなってしまいますので、またの機会にします。

さて、ビジネスにおいて「同じ」を置き換えてみましょう。
ビジネスで重視されることとしては、経営者の方なら特に思われることですが、まず「差別化」が重視されますね。他社(他者)との差別化。
そう、周りと「同じ」ことをしていては選んでもらえませんからね。
いかにして差別化をしていくかを考え、試行錯誤するわけです。

みなさま本当に試行錯誤されているなと感じる一方で、いつもすごく感じていることがあるんです、それは、

皆同じ枠の中で必死に差別化をしようとしている。ということ。
どうゆうことかというと、今までの業界の枠の中といいますか、今までの方針枠の中といいますか。相手とする対象をどこにおいて差別化を行おうとしているかです。
結局同じ枠の中で行なっている場合、似てきてしまうのですよね。周りと。

周りと競えば競うほどに似てきてします。このことに気がつかないのです。

そうではなくて、もっともっと別のところ、別の場所へと脱しなくてはいけません。
今いる枠の中から、業界から一度離れてみて俯瞰して、再度業界を捉えてみる。そして今見えていないところを見てみる。そしてそこから差別化を試みるのです。と言ってもなかなかできないことですので、
まずは、日常から多数派ではなく少数派を意識して、多数派から脱却されることをお勧めしたいと思います。

例えば、会社勤めの方であれば、通勤時間を変えてみる(いつもより早い時間に変えてみる)、みんなが見ていないドラマ・映画を見てみる、丸一日スマホの電源をoffにして過ごす。などなど本当に簡単なことから、みんながやらないことを想像してやってみる。そんなことから始めていてはいかがでしょうか?

きっと、今まで見えていなかったものが見えてくる。。。?

かもしれません。


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