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本能を封じる

人間は弱い生き物とよく聞くけれども、その弱さの根源ってどこからきているのかを考えると、やはり本能ではないかなと思います。

3大欲求と言われている食欲、睡眠欲、性欲にあらがうことは一時的なら不可能ではありませんが、かなりエネルギーが必要なはず。
人は低きに流れ、易きに流れるという言葉もあるように、人はエネルギーをなるべく使わずに、自然の摂理に従って生きようとする。

けれど、仕事においては結論、その本能を封じなきゃいけない時が少なくないように感じます。

自分を律する、という意味合いの話になってきますが、やはりより厳しい道を選び、逃げたいときでも逃げずに向かい合うことができるかどうかが、仕事の成果につながったり、周囲との差別化につながったりするように思います。

例えば出社ひとつとっても、定時ギリギリに来るのか、それとも誰よりも早く来るのかで人の印象は大きく変わります。
また、早く出社する人がもし、仕事のスキルを高めるために毎日時間を使っていたとしたら両者に差が生まれるのは必然です。

でも、やはりこの例だとまず早起きができるかどうかにかかってくると思うのです。

僕は早起きってかなりエネルギーが必要なのですが、皆さんはどうでしょうか。

自分にとって厳しくエネルギーが必要なことではありますが、あえてそこに立ち向かい、自分の時間に充てることができればいつもの日常に必ず変化が起きると思います。

実はこの例は僕が実際にやっているものでもあります。

ある日、先輩にキャパオーバーになるくらいの仕事量でも、あえて自分がキャパをオーバーしに行くくらい仕事をとりにいかないと、キャパって広がらないよとアドバイスをいただきました。

これもまた、エネルギーが必要なアクションだと思います。
タスク管理もその処理も限界のシチュエーションで、さらに自分から仕事をとりにいき、追い込みをかけに行くわけです。

これも僕は実際にやっています。

このように、本能レベルで嫌がっていても、それを封じなきゃいけないシーンというのは日常にたくさんあるはずです。
それにならうのか、抗うのかが成果を出せる人間になれるかどうかにつながるんだろうという仮説は本質に近いのではないかと感じています。

自分を律するとは「本能を封じる」こと。

それを踏まえてもっと精進していきます。

今日も良い1日にします。



2024/03/04

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