家庭の事情で選抜を2回辞退したお話

実は僕は選抜に2回選出されて2回とも辞退しました。

それは、お金がないから。

遠征費のお金を用意できなかったんです。

僕の親はシングルマザーで、
精神疾患を持っていて
無職の時期がほとんどでした。

なのでめちゃくちゃ貧乏で
お金がないという理由で選抜を辞退するしかなかったんです。

正直僕はその当時はめちゃくちゃ悔しかった。

何でこんな理由で辞退しないといけないんだよ。
どれだけ頑張っても意味ないんか。

親にはいえないけど、
めちゃくちゃ悔しい気持ちが溢れたんです。

でもなぜか僕の母はそれ以上に後悔しているんです。

毎日のようにごめんねと言ってきて
毎日自分を責める。

数年経った今でもたまに口ずさむほど
お母さんにとっては、大きなことだったんだと思います。

でも僕は今となっては
そんな家庭で生まれてよかったと心の底から言えます。

お金がなくてもその分自由にやらしてくれた。

僕のサッカー人生を本気で応援してくれ、
少ないお金ではあるけど、
サッカーに対してお金をかけることを賛成してくれた。

一度きりの人生
夢中になれるものに没頭したいし、
叶えたい夢もある。

「そのためにもほんの少しわがままを聞いてほしい。」

僕は実は昔の夢はスカウトを断るっていうひねくれた夢を持っていました笑笑

そして今ではスカウトをもらい特待生で大学へ通っています。
流石に断ることはできませんでした笑

ぶっちゃけ僕自身全然うまくなかったし、
昔の僕はスカウトなんて
叶えられない夢という認識でした。

ですが一気に成長したと思う瞬間が何回かあり、
その1つがお母さんが僕の夢に対して
本気でサポートしてくれた瞬間でした。

子供にとって親のサポートってめちゃくちゃでかいし、
より一層本気度が上がるんです。



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