今回は「いいねの数だけ増える！」ユーザー参加型投稿の事例をピックアップし、弊社独自の視点を交えながら紹介します。生活者が楽しみながら企業のアカウントと接点を持つことができ、ブランドやサービスへの好意度形成が期待できる内容のため、自社のアカウントならどのように活用できそうかイメージしながら読んでいただけるとうれしいです！

【多重影分身の術！キャラクターならではの特徴を活かす】
まず紹介するのは、大人気マンガ『NARUTO-ナルト-』の原作公式アカウントの投稿です。ナルトの多重影分身の術を活用したユニークな投稿を実施していました。投稿へのいいねの数に応じて、「影分身」が増える様子を段階的に公開し、最終的には数えきれないほどの影分身で大盛り上がり。この投稿は、4.8万ものいいねを獲得し、535.3万ものインプレッションを記録しました。どんどん影分身が増えていく様子は必見なので、ぜひ以下の投稿URLからリプライをチェックしてみてください。

【企業アカウントでも！施策ごとのユニークさを活かす】
企業アカウントの場合は、WebCMや新CMなどのプロモーション施策と合わせて行っている事例があり、今回は2つ紹介します。

1つ目は、モスバーガーの公式Xアカウントによる投稿です。WebCM「モスのネット注文」に起用したお笑いコンビ・ジョイマンの高木さんがいいねの数だけ増殖するという、ジョイマンのネタを一度見たことがある人たちなら思わずクスッとなってしまう投稿を行っていました。結果、この投稿は4.7万いいねを集め、大きな注目を浴びました。動画だからこそ伝わるジョイマンの高木さんならではの面白さと、遊び心溢れるSNSならではの動画編集によって、次はどのような投稿が来るのかと期待感も高まり、多くの人の参加を促したと考えられます。面白いのでぜひ投稿のリプライをご確認ください。

2つ目は、J:COMの公式Xアカウントによる投稿です。新TVCMの放映と同時に、出演者の一人である鈴木福さんをフィーチャーした特別企画を実施。いいねの数に応じて、盛られた鈴木福さんの画像が楽しめる座組みで、最終的に2000いいねを獲得し注目を集めた施策です。盛り画像は全部で6パターンあり、いいねが増えるとその数に応じて次の盛り画像がリプライで投稿されていました。ぜひどのような工夫をした盛り画像だったか投稿からチェックしてみてください。

【参加型SNS投稿の魅力とは？】
これらの投稿の最大の魅力は、フォロワーだけでなく、フォロワー以外のユーザーも積極的に参加できる点にあります。参加者が「増えていく」様子をリアルタイムで楽しむことができ、その過程が更なる参加を促します。

「いいねの数だけ増える」ユーザー参加型投稿は、参加者の関心を引きつけ、ブランドや商品に対する興味を高めるきっかけとなることでしょう。また、生活者と企業の距離をより身近に感じてもらえる投稿だとも言えます。

一緒にリアルタイムで盛り上がり、「自分も参加している感」から得られる企業アカウント・フォロワー・フォロワー外のつながりの一体感や高揚感は、SNS時代だからこその醍醐味であり面白さではないでしょうか。ぜひ自社の商品やサービスに置き換えて考えてみていただき、どのような切り口だとユーザーに楽しんでもらえそうか社内でアイデアを出し合ってみても面白いかもしれません。

 ガイアックスは、豊富なアカウント運用・アカウント分析実績から、フォロワーやそれぞれのコミュニティがどのような投稿を好むのかをヒントに、生活者に寄り添った投稿制作やアカウント運用支援が可能です。

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