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【リール、フィード、ストーリーズでまったく違う】Instagramのアルゴリズムの秘密

みなさん、どうも。ガイアックスの重枝です。

ガイアックス ソーシャルメディアマーケティング事業部部長 重枝重枝

Instagramの投稿リーチは、フォロワーに届く割合が減り、非フォロワーに拡散する割合が増加しているという話はもう常識化してきているかなと思います。なので、よりアカウントの専門性を出し、投稿はユーザーの興味関心に刺さるように作っていく必要がある、なぜならフォロー関係ではなく、ユーザーの興味関心に基づき投稿が拡散していくからだということなのですが、実は配信面によってもこの話はやや異なります。

配信面というのは、リール、フィード、ストーリーズということなのですが、これらはInstagramのコンテンツの形式の中で、もっともメインの3つですね。これらは、リール>フィード>ストーリーズの順で拡散優先、ストーリーズ>フィード>リールの順でフォロワーへのリーチ優先になっているのです。

となると、投稿戦略もかなり変わってきます。アカウントの専門性を反映させてユーザーの興味関心に刺さる投稿はリールで、例えばフォロワー向けの内輪受け投稿はストーリーズでということになってくるのです。

フィードはどうするべきかということですが、こちらは最近のInstagramの傾向を反映させてリールよりの運用がよりおすすめではあります。ただ、リールよりも若干自由はあるということです。

最近はリールのリーチが変わってきたということをよく聞きますし、我々もよく観測しています。これもやはりアルゴリズムの影響が強くなってきたからだと考えられます。つまり、フォローに関係なく興味関心を同じくするInstagramのユーザー一般(クラスタ)に受けるかどうかでリーチが決まるリールは、バズるか、スベるかの二極に分かれやすいということですね。

基本的にはスベるの割合が多くなるのはどうしてもしょうがないので、一定の割合でヒット投稿が出せるかどうかが効果測定の肝になってくる可能性もあります。このあたりは、我々も注視しつつ、最適解を考えているところです。