吃音ガイドライン 流暢性障害ガイドライン kitsuonkenkyuguideline

吃音、発達障害当事者が発達障害について情報提供。吃音者の就労支援や合理的配慮なども投稿…

吃音ガイドライン 流暢性障害ガイドライン kitsuonkenkyuguideline

吃音、発達障害当事者が発達障害について情報提供。吃音者の就労支援や合理的配慮なども投稿。その他社会的障壁のニュースなど発信。記事・取材依頼、人事の方向け吃音者採用支援コンサルも承ります。 http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/

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(固定記事)吃音・流暢性障害ガイドラインの noteについてご案内

固定記事です。 吃音・流暢性障害ガイドラインは「吃音(きつおん・どもる)」のことについて情報発信を行っています。吃音=流暢に話せない障害です。吃音は発達障害者支援法に定義されている発達障害の一つです。自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害、トゥレット症候群、発達性協調運動障害などと同じで、最新の国際疾病分類であるICD11では「神経発達症」とされています。吃音のある人は純粋に吃音だけを持っている人もいます。吃音だけではなくその他の発達障害を持っている人もいます。2018年現

    • 【解説 なぜ医療福祉のはざまなのか】2021年8月31日放送 アベマ アベプラ コロナ禍で新たな困難に直面...吃音症当事者に聞く苦悩と社会に求める理解とは

      【番組紹介】 2021年8月31日放送 変わる報道番組#アベプラ【平日よる9時〜生放送】 | 企画 コロナ禍で新たな困難に直面...吃音症当事者に聞く苦悩と社会に求める理解とは ――法律があったのに自死が起こる吃音業界 2021年8月31日放送された、アベプラにて吃音が取り上げられました。 冒頭にて 1:57の部分で『社会的に多様性が叫ばれる今でも残念ながら吃音は置き去りのまままです』という吃音当事者からの手紙が紹介されます。 当ブログをご覧の方々はすでにご存知の

      • 吃音のある人は頭の回転がはやい、優秀という件について一言

        吃音を扱ったSNSや本や記事で。吃音者は頭の回転がはやい?優秀?天才? という文言がチラホラ出てきています。 数十年前の発達障害児者向けの本や記事で出てきたのと同じ流れになっていますよね。発達障害業界はその段階はかなり乗り越えたと感じます。キラキラ系発達障害だけが全てではないと認識する人が当事者間でも増えました。医療従事者や支援者は早くから気づいていましたね。 確かに優秀な人、社会的に成功していう人もいる。しかし、困っている人もいる。吃音のある人イコール頭の回転がはやい。

        • 吃音のある人の就職活動ガイドライン 吃音者はなぜ就職困難者が多く、一方で成功している吃音先輩は後輩を助けないの?

          吃音ガイドライン・流暢性障害ガイドラインブログ更新しました。 吃音のある人の就職活動ガイドラインです。 いままで筆者が蓄積してきたものを改めてまとめました。 吃音といえば、2005年から発達障害者支援法に含まれていたのに、自死する人が出てしまうという悲劇。吃音当事者団体が法律の存在を隠匿していたことによるものです。ひきこもりやニートになってしまっている人もじつはその困っている当時に支援法を利用して別の未来を選択できたのかもしれません。そんな吃音当事者の就職活動は、これま

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        (固定記事)吃音・流暢性障害ガイドラインの noteについてご案内

          吃音のある子どもの保護者さん 小学校 中学校 高校に個別の指導計画、個別の教育支援計画を作成してもらっていますか?

          発達障害のある子どもの保護者さんであれば既出で、ほとんどの人が知っている内容なのですが。2005年より発達障害者支援法に吃音が入っていたことを隠して、隠蔽隠匿していた吃音業界では、吃音単独でも「個別の指導計画、個別の教育支援計画」制度が使えることがまだまだ広く知られていません。 これらの計画を発動することにより、文書として子ども、保護者側の合理的配慮希望が、どこまで実現できるか学校側と話し合い、それが残ります。どうか吃音のある子どもの保護者さんも、自由に堂々とこの計画を発動

          吃音のある子どもの保護者さん 小学校 中学校 高校に個別の指導計画、個別の教育支援計画を作成してもらっていますか?

          吃音による精神障害者保健福祉手帳申請書類の記入例とは?

          今回の記事は吃音を持っている当事者が精神障害者保健福祉手帳を申請する場合の医師が書く申請書類の中がどうなっているのか? どう書けばいいのかを考える内容です。 吃音(きつおん)は発達障害者支援法に2005年から含まれていましたが、それが吃音業界及び耳鼻咽喉科医師ですら知らない状況が2014年まで継続していました。その情勢が変化し、吃音のある人が精神障害者保健福祉手帳を取得しようと精神科病院を、発達障害を専門に診療する精神科病院をさがす、検索するという時代に突入しています。都内で

          吃音による精神障害者保健福祉手帳申請書類の記入例とは?

          吃音を持った看護師の自死 労働保険審査会の棄却結果が厚生労働省HPに公開されています 吃音を持った人は看護師になれないのか?

          厚生労働省のホームページ、労働保険審査会の審査結果が公に公開されていいます。審査請求をして、労働保険審査会にまで行ったものはこのように情報公開(プライバシー部分は伏せて)されるようです。吃音を持った看護師の事例が公開されていることがわかりました。 吃音を持った看護師が自死したのですが。吃音の状態がよくなると思って、何度も練習をさせられたことがわかります。しかし、その練習は社内のことなので営業ノルマとは同一視しないことが書かれています。 この文章 ↓ 『しかしながら、請

          吃音を持った看護師の自死 労働保険審査会の棄却結果が厚生労働省HPに公開されています 吃音を持った人は看護師になれないのか?

          東京開催12.7 内閣府障害者週間セミナーのお知らせ 吃音が取り上げられます

          12.7 東京 内閣府障害者週間セミナー 「吃音」が取り上げられます 詳細はリンク先を http://www.kokuchpro.com/event/seminarcao2017/ #吃音 #発達障害 #合理的配慮 #発達ナビ #自閉症スペクトラム #ADHDあるある #リクルート #採用活動 #就職 #新卒採用 #新卒 #就活 #法定雇用率 #精神障害者保健福祉手帳 #ハートネット

          東京開催12.7 内閣府障害者週間セミナーのお知らせ 吃音が取り上げられます

          吃音者の採用、吃音者への合理的配慮は難しいと人事業界・採用担当者には思われている?

          吃音者の採用、吃音者への合理的配慮が難しい。精神障害者保健福祉手帳を持っていないのに吃音をカミングアウトし一般枠で応募してくる吃音のある学生や就職希望者が来て困っている?ような内容を指摘する情報がある件 2つの匿名の書き込みが現在存在していることがわかった。いずれの記事も吃音のある人の障害受容ができていないこと。採用する側の本音と建前が見て取れる。たしかに吃音のある人、発達障害のある人の障害受容できているできていない問題は存在する。人事業界側もこのような思いを持った人がいる

          吃音者の採用、吃音者への合理的配慮は難しいと人事業界・採用担当者には思われている?

          吃音者の吃音カミングアウトと採用側の吃音についての大きな溝について

          吃音が2005年から存在する発達障害者支援法に最初から含まれていることが判明したのは2014年7月3日でした。そのころから時は流れ、障害受容のできた吃音者が精神障害者保健福祉手帳を取得して就職できましたという報告がSNSなどを通じて増えている。 しかし、吃音があっても一般枠で吃音カミングアウトをする吃音者もいる。先日NHKのハートネットTVでも放送されたように。これを見て驚いた就労移行支援事業所の職員、採用側の立場である、人事採用担当、人事部門の職員はいたはずだろう。 さ

          吃音者の吃音カミングアウトと採用側の吃音についての大きな溝について

          ゼリア新薬新人研修自死のニュース「吃音」だったのか そうでなかったのか アウティングだったのか

          ゼリア新薬新人研修自死のニュース 報道機関によって吃音があったか、吃音がなかったは不明 しかし2013年5月といえば、北海道の吃音看護師自死の約2ヶ月前だ まさか2013年に吃音者の自死が2件もあったとは言葉で表現できない さて、何があったかは報道のプロにまかせる 吃音当事者として感じたことを記事にしたので読んでいただけると幸いです。 http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/08/blog-post_11.html

          ゼリア新薬新人研修自死のニュース「吃音」だったのか そうでなかったのか アウティングだったのか

          2017年6月13日放送のNHKシブ5時で発達障害特集

          2017年6月13日放送のNHKシブ5時で発達障害特集 がありました。 残念ながら吃音やトゥレット症候群が発達障害であることの説明はありませんでした。NHKにはもっと踏み込んでほしいと思います。一般的に有名な発達障害である自閉スペクトラム症、ADHD、LDなど以外もしっかりと掘り下げてほしいところ。 番組内容は5月に放送したNHKスペシャルを圧縮した感じでした。感覚過敏の話や発達障害者の雇用事例など。吃音の人にも感覚過敏のある人がいますよね。ここらへん吃音者の障害受容、病

          【吃音Q&A】吃音は発話発語の障害 そして相手、聞き手の時間を奪う障害

          吃音とは関係の障害者や支援者などから吃音に対する意見、指摘がありました。 吃音って吃音のある人が吃る障害だけど、一方で、相手や聞き手の時間を消費させてしまう余計に奪っているよね。という鋭い指摘です。吃音業界では思いつかない忌憚のない意見でした。吃音者もよく考えないといけないことです。障害者雇用枠でも「100%障害を合理的配慮しろ。健常者側、定型発達者が受け入れろ」という人は採用されませんよね。 社会的障壁のある当事者側と普通と言われるルールに適応している健常者、定型発達者

          【吃音Q&A】吃音は発話発語の障害 そして相手、聞き手の時間を奪う障害

          吃音がある子どもが生まれたのは両親に責任があるのか? あると言えばあるし、無いと言えば無い

          吃音や発達障害は子どもの親が原因なのか? ということを考えました。結論としては複雑です。 http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/05/blog-post_25.html

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          園や学校でカミングアウトする場合と就職活動でカミングアウトする場合の違い

          吃音、発達障害を含むのカミングアウトをする場合。園や学校の場合と就職のときの違いをブログにまとめました。 http://kitsuonkenkyuguideline.blogspot.jp/2017/05/blog-post_30.html

          園や学校でカミングアウトする場合と就職活動でカミングアウトする場合の違い

          吃音ガイドラインyoutube版を作成しました

          吃音ガイドラインをyoutubeにも掲載しました。吃音についての解説など情報発信を行います。吃音当事者や吃音者と働きたい企業団体、公的機関の方、医療従事者の方、支援者の方、議員の方などいろいろな方に見てほしい内容です。 時間のあるときにご覧ください。一時停止を活用しながらの視聴をオススメします。 https://www.youtube.com/channel/UCaLZAaOsa0rH_bgpi7eiyOQ