まだ退職する前の話。

5月にレッチリが来日する。東京ドームでライブを開催する予定だ。

レッチリを生で観るチャンスなんてなかなか無いけれど、まぁ、チケットが取れるわけないし、仕事も体調もどうなっているか分からないし、と思い、一次先行はスルーしていた。
けれど、二次先行が始まった時、どうせ当選するわけ無いし、という軽い気持ちで申し込んでみた。
すると、信じられないことに、チケットが当選してしまった。
奇跡としか言いようがない。

息子に話すと、「レッチリ？何それ？たまにパパが聴いてる人？」と言うので、「DANI CARIFORNIA」のサビを歌ってやると、ピンと来たらしく、「すげぇじゃん！」と叫んだ。
「外国人のライブなんて凄いよ！絶対行った方が良いよ！パパは元気だした方が良いし！」

その頃は会社に復帰する云々で悩みまくっていた時期なので、息子の目からも俺が元気ないように見えたらしい。

昨日、息子に「パパ、次の仕事は何するの？」と聞かれた。
「考え中。良いお仕事見つけたら教えてよ」と俺が言うと、「分かった」と息子は言った。
「でも、パパ、仕事辞めてちょっと元気になったよね」
「そう見える？」
「うーん・・・何となく、そう見える」
子どもにも分かるんだなぁ、と思った。
「レッチリのライブがあるから元気でたんだよ」と俺が言うと、息子は「そうなんだ？良かったね」と言ってスマホでゲームを始めた。

去年はサタニックカーニバルでlocofrankと Dragon AshとKen Yokoyamaを観た。Aimerのライブも2回行ったし、念願だったB'zのライブにも参戦した。その度に元気をもらった。
今年は色々あるだろうから(無職だし)、そんなにライブに行くことなんて出来るわけないけれど(お金無いし・・・)、レッチリが観られればそれで良い。
レッチリを観るまでは死ねないぜ。頑張って生きよう。

「Dark Necessities」が生で聴きたいけれど、演奏するわけが無いので、せめて「Wet Sand」は演奏してほしいなぁ。アウトロのギターソロで泣くだろうな、絶対（笑）