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アラサー男子がデザインネイルを半年間やってみた結果


はじめに

こんにちは!
コーチの袖川です。

今日はお仕事の話ではなく、ネイルの話をさせてください。
対面でお会いしたことある方はご存知かもしれませんが、実は昨年からデザインネイルをやっています。
自分でやるのではなく、メンズ用ネイルサロンのお世話になっています。
ネイルサロン自体はもっと前から行ってたのですが、特にデザインネイルの体験をしてる男性はまだ周りでも少ないので、ここでまとめてみようと思った次第です。

「ネイル?男性が?」
と思う方もいると思います。
今日は、僕がどうしてネイルをしようと思ったのか、ネイルをしてみてどうだったか?をお伝えしたいと思います。

個人的にはネイルを体験してポジティブな変化がたくさんあったので、多くの男性に届けば良いなと思っています。

最初のネイルのきっかけ

高校生

遡ること高校生。
当時、クライメイトにそれはまぁイケメンの友達がいて、顔は佐藤健と竹野内豊を足して2で割ったような顔の持ち主でした。性格もさっぱりとしていて、当然のように女の子からはとてもモテました。

そんな彼は爪がとても綺麗でした。
トップコート(爪を保護し、ツヤを出すもの)をしていて、彼は指も長かったので、尚更手が綺麗に見えました。
「ネイルに通っている」と彼は言っていましたが、当時の僕からすると異次元の世界なのでただただ驚いていました。

ただ、「手が綺麗っていいな」素直に当時そんなことを思っていました。

初めてのネイルサロンへ

社会人になり少しお金の余裕が生まれた時、たまたま広告で目に入ったのが「メンズネイルサロン」。
高校生の頃の記憶が呼び起こされ、せっかくの機会だし爪を綺麗にしようということで、都内のネイルサロンを調べてみました。
見つけたのは「オトコネイル」(LINK)。
都内に複数店舗を出していて、僕も2021年から2年ほどお世話になっていました。
ネイルの内容としては、以下の通りです。

爪切り、爪やすり、甘皮処理、ささくれ処理、表面仕上げ、手もみほぐし

オトコネイルHPより引用

今僕がやっているようなデザインネイルではなく、表面を綺麗さっぱりツヤ出しピッカピカという感じです。
仕上がりとしてはこんな感じです。

写真だと分かりづらいかもですが、どの角度からでもピカピカ光っています

こういうネイルサロンの雰囲気って行ったことない人からするとイメージが付きづらいと思うのですが、内装は綺麗で落ち着ける空間です。椅子が黒いシックな感じですがゆったり座れるのでこれも良い。

オトコネイルHPより

他のお客さんの様子は分からないようになっているので、周りの目も気になりません。
ネイリストの方に聞くと、30〜50代の方が多く、特に営業マンで営業に行く前にお店に寄られるケースが多いそうです。

「デザインネイルまでは興味ないけど、爪を綺麗にしてみたい」と思う方にはピッタリだと思います!

周りからの反応は大きかった

こうして爪を綺麗にしたことで、男女問わず色んな方から反応をいただきました。
やはりというか、特に女性陣からの反応は多く、普段買い物している時もお店の人から「爪綺麗ですね」と言っていただける機会も増えました。
(毎回ドヤ顔で「そうでしょうそうでしょう」と返すのが楽しい)
総じて好印象でしたし、PCで作業をする時もキーボードを叩く指が綺麗に見えるので気分もアガりました。

自宅での手入れもできることがわかり、ガラスの爪やすりやトップコートを購入し、サロンに行く時間がない時は自宅で自分でやるようになりました。
そして、爪も含めた手全体に興味を持ち始め、ハンドクリームも買うようになりました。

デザインネイルのきっかけ

元カノの存在

前に付き合っていた彼女は、ネイルがとても好きでした。
彼女もネイルサロンに通っていましたが、定期的にネイルが変わる中で「今回めっちゃかわいい!(仕上がり)」「今回は微妙…」という風にネイルによって気持ちがコロコロと変わるのが面白かったです。

そこまで人の気持ちを左右させるデザインネイルというのは一体どんなものなんだろう?

そう思ってデザインネイルとができるところを調べました。すると都内では女性が使うネイルサロンに男性メニューがあるばかりで、女性ばかりの空間に行くのは敷居が高いなと感じていました。
そんな中、デザインネイルまで対応しているメンズネイルサロン「TONO」(LINK)を見つけ、ここに行ってみることにします。

デザインネイルの体験

TONOの店内は全体的に黒でキリッとした感じ。赤坂にあるので、この辺で働くビジネスマンのイメージと近いんでしょうか。いつも行く時はシャキッとする感じがします。

TONOのHPより

最初はガッツリとしたデザインネイルではなく、自分の好きな色を爪に乗せようと思い、単色のネイルをしてみました。

初めて自分の爪に色が付いている状態というのはとても新鮮でした。
というか、最初は違和感ばかりで慣れないというのが正直なところです(笑)

周りから「いいね!」と言ってもらったり、ふとした時にネイルを目にして「やっぱかっこいいなぁ」と思うことで徐々に慣れてきました。

さて、その次に色々デザインネイルをしてみようということで、「どんなデザインがいいか?」とネイリストさんに相談させてもらったところ、「明確なイメージがある場合はそれでもいいですし、フワッとしたテーマでも大丈夫」とのことだったので、自分の好きな絵を持っていってそれを表現してもらうことにしました。

『夜のカフェテラス』フィンセント・ファン・ゴッホ
『黄昏、ヴェネツィア』クロード・モネ
『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』ピエール=オーギュスト・ルノワール
『ラ・クラウの収穫』フィンセント・ファン・ゴッホ

僕が毎回
「この絵はこういう背景で作られて〜だから躍動感と人の温かさを出したくて〜」とか
「今は初夏だから、夏らしさの中にも春の感じを少し混ぜたくて〜」とか
めちゃくちゃなオーダーを出しているんですが、担当のネイリストさんは「分かりました!」と二つ返事で最高のデザインネイルつくってくれます。ほんとにすごいこの人。

デザインネイルをやってみて

やはりですね、デザインネイルは楽しいと思います。

毎回違う絵を爪に載せられるのと、完成を待つあの時間はとてもワクワクします
以前のトップコートだけのネイルの時より、周りの反応も圧倒的に大きいです。
たまにデザインネイルをしている男性とも会いますが、やはり爪からその人のこだわりを感じるというか、どうしてそのデザインにしたのかはとても興味が沸きます(笑)

そういえば、ネイル好きの女性からこんな言葉を聞いたことがあります。
「ネイルは、自己満足だから。」
僕は最初聞いた時はどういう意味か分かっていなかったのですが、今はこの言葉には続きがあると思うのです。

「だから、好きに自分らしさを表現していい。」

身に纏うという意味ではオシャレの一環ではないかと思いますので、僕はネイルを通して自分らしさを出せばいいんじゃないかと思っています。

もちろんまだまだ「男がネイルなんて…」という声も聞きますが、一度きりの人生、やりたいことをやれば良いと思うのです。

僕にとってはアートをネイルで表現することの面白さを気づくきっかけにもなりましたし、引き続きこのネイルの世界で遊んでいこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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