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才能を発揮できる場所って色々

誰にでも得意不得意はある。
得意を見いだせて活かせたら素敵ですよね。
我が子達は発達障害児ですが、イマイチ唐突に抜きんでた得意分野があるのか不明。
これから発見できるのかな。

そう思ったのは先日休日に食料品を求めにスーパーへ行った時のこと。
レジ担当をしていた男の子。
高校生か大学生か?若い男の子でした。

休日のレジはパートおばさま層から一気にレジが若いバイトに入れ替わります。

そこで、私は自分がいかに先入観で生きているのか、気付きました。

そう、私の中では
今までずっとレジ打ちは
パートのおばちゃん > 若いバイトさん
だと思っていたんです。
レジの早さといったらベテランのおばちゃんでしょ!!!!!!って。

すでに買い物かごは、こぼれ落ちそうなくらい山でした。
有料袋買わなきゃだめかなぁ。と思っていたほどです。

しかしこの青年が圧巻するほどスムーズかつきれいに
カゴに納めてくれたのです。

結構1回で反応しなかったりするバーコードもリズミカルに同じ間隔で
次々カゴへ。しかもこの動作が無駄がなく静かで上品な動きなんです(笑)
潰れやすいものは端によけて、あっという間に山積みの商品を
持参してきたマイカゴへジャストフィットさせ最後に潰れやすいものを置き完成。
その出来栄えがあまりに上手で…。
大感激

商品は全て四角ではないし、卵、ニラ、イチゴ、肉、ペットボトルやら日用品のスプレーなんかもありました。
結構難しいはずなのに、全て頭の中で計算つくされているのか?
とにかく圧巻でした。
そして、この感動を伝えずにいられない私は黙って帰れず!

「すごいですね。こんなにキレイに入れてくれてありがとう早いしキレイだし、驚きました!」


運動部なのかな、坊主に近いスポーツ刈りで細身の男の子でしたが、
青年は「いえいえ」と言いながらニコっと嬉しそうに笑顔で返してくれたのが印象的でした。


自分の息子と重ね合わせてしまう。
こんな子に育ってほしいなって思いました。
たかが、バイト
たかが、レジ
と思って働くのではなく、どんな仕事であっても内容であっても
人を感動させたり喜ばせることが出来る子になってほしい。

と改めて思った日でした。

今日もお読みいただきありがとうございました。


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