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メンタルトレーニングを行う上で意識しておくべき脳の3つの働き


今回のブログは難しく

考える必要はないので

「そんな働きあるんだ〜」くらいに

リラックスしてみてください。


今日のブログを最後まで

読んでいただくことで


✔︎脳の3つの働きを理解し

より正しいメンタルトレーニングを

学ぶことによって試合本番で

実力を100%発揮することができます


✔︎メンタルトレーニングの

正しい知識を身につけることができ

メンタルに悩む友達にアドバイスを

することができます


対して今日のブログを

読まれることをここで

やめてしまうと


・脳の働きに背いた

間違ったメンタルトレーニングを

行なってしまい実力を最大限に発揮する前に

試合が終わってしまいます


・メンタルトレーニングを

実施しているのに結果が残せず

自分には才能がないと自信を

失ってしまいます


メンタルトレーニングを

行う上で重要な

脳の3つの働き



ブログの最初の方にも

お伝えした通り

脳には3つの働きがあります。


脳自体にはこの3つの他にも

数多くの働きがありますが

メンタルトレーニングを行う上で

重要なのは今からお伝えする3つのみです。


・否定を区別できない

・他人の失敗も記憶する

・過去と今が判別できない


この3つになります。

ではこの3つの働きを

1つずつ説明していきます。


1つ目

否定を区別できない



私が指導をしていく中で

よくお伝えするのは


「ミスしたくない」と

考えないようにしましょう

ということです。


それはまさに脳の働きの

1つ目である否定を区別できない

という働きが関わっています。


脳は否定の言葉を理解しないので

「〇〇したくない」とイメージしてしまうと

〇〇をしているイメージを行なってしまいます。


例えばミスしたくないと

イメージしてしまったら

ミスしている姿をイメージしてしまう

ということです。


だからこそイメージをするときに

気をつけてもらいたいのは

起こってほしくないことではなく

起こってほしいことを考える


つまりはミスしたくないなら

ミスしたくないとイメージするのではなく

絶対に入れるというイメージをしてもらいたい

ということです。


2つ目

他人の失敗も記憶する



人間は生き残るために

誰かがした失敗から

同じ失敗をしないように

失敗を自分ごとのように記憶します。


あなたの友達が

ポーチに出たら逆のコースを

抜かれてしまったとき


それをみたあなたは

あなた自身がした失敗ではないのに

「ポーチに出たら逆のコースを

抜かれるかもしれない」と


不安を感じ

ポーチに行くことを

ためらってしまいます。


他人の失敗も記憶してしまうので

失敗の記憶はあなた自身が

実際に行なってしまったものだけでなく


あなたがみた周りの友達

選手の分だけ積み重なり

上書きされてしまいます。


だからこそあなたに

とってもらいたい行動は

その失敗を実際にしてしまった時の

対処法を考えておくということです。


多くの人は失敗をすることを

いけないことと勘違いしてしまいますが

そうではなく


失敗をした後に

焦ってしまいレシーブミスなどの

簡単なミスが増えてしまったり


相手に流れを

渡してしまうことが

本当の問題です。


それを踏まえ

この失敗をしたら自分なら

どんな対応をとったほうがいいのか


例えば

「ここでミスしたら

一度深呼吸をする」


「一度ペアと

軽く話し合いをする」

というような対処法を考えておくことで


いざ実際に失敗をしても

焦ることなく冷静に対処することができ

次のポイントを取ることに

集中することができます。


3つ目

過去と今の判別ができない



人間は過去と今の判別が

できません。


あなたは昔起こった

悲しいことを思い出すと

泣いてしまったり


昔起こった楽しいことを

思い出すと嬉しくなったり

することはありませんか?


これは脳が過去と今を判別できず

過去に起こったことを今起こっていることだと

勘違いするために起こる現象です。


例えば県大会出場がかかった

大事な試合のマッチポイントで

ダブルフォルトをしてしまい

負けてしまうという経験があると


その試合以降

重要な場面でサーブを打つときに

あの時みたいにミスしたらどうしようと

過去の記憶が蘇り


プレーをすることに

プレッシャーを感じてしまいます。


過去と今の記憶は

なかったことにはできないので

過去の失敗を思い出してしまうときは


思い出される記憶の

変換を行う必要があります。


記憶の変換とは

その時の悪かったところに

目を向けるのではなく


よかったところに目を

向けるということです。


先ほどの例のように

重要な場面でミスをして負けてしまった

という悪い記憶を思い出すのではなく


その時サーブはよくなかったけど

ストロークは積極的に

攻めることができていたなと


必ず悪い結果の試合でも

よかった場面が1つはあるはずです。


そのよかった場面に

目を向けることにより

悪かった記憶→よかった記憶に

記憶に変換を行うことができます。


あなたにとって都合の悪い記憶は

よかったところを思い出し

都合の良い記憶に変えてしまいましょう。


今日の内容のまとめ



・人間は否定を判別できないので

イメージをするときには

起こってほしくないことではなく

起こってほしいことを考えること


・他人の失敗も記憶するので

失敗の場面を思い出し焦らないように

この失敗をしたら自分ならどんな対応を

とったほうがいいのかあらかじめ対処法を考えておくこと


・過去と今の判別ができないので

あなたにとって都合の悪い記憶は

よかったところを思い出し

都合の良い記憶に変えること


この3つを意識して

メンタルトレーニングを

行なってみてください。



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