ソフトテニス観戦沼 〜私が沼に落ちたワケ〜

ソフトテニスって観戦するの??
やるスポーツじゃないの?
試合どこでやってるのよ??

結婚する前、妻へソフトテニス観戦に誘った時に言われた言葉

数年経った今も忘れない

あれは2013年東京国体
世田谷のコート、都内だしピクニックがてら誘ってみるかー(キャッキャ

とドキドキしていた淡い記憶

確かに観戦沼に落ちる前、中高と部活で汗を流し…大学のサークルで年上お姉さんと…(ゲフゲフw

私自身もソフトテニスは

やるスポーツ

だった

が、いつの間にか観戦沼に落ち、抜け出せなくなっていた

恐らく…妻の言葉はソフトテニスで青春を過ごし、ラケットを置いた大半の同志も感じていたかもしれない…

そんな同志に届くか分からないが敢えて言おう

ソフトテニスは観るスポーツだと

では、どこが観るスポーツなのか?
モコ太考察を展開

① 後衛の配球は白飯
② 前衛の得点はおかず
③ ダブル前衛の試合はデザート

①後衛の配球は白飯
ソフトテニスと言えばダブルスだ
特に後衛のラリーは見ている者を釘付けにする
ラリーの応酬は単純に観ているだけでも手に汗握る
ぼーっと観るのも良いが、ここは観戦沼に落ちるキッカケとして、配球の意図を考え(妄想し ながら観てほしい
ほら…選手の得意、不得意、好みが妄想することで広がる…
気になる配球はゲームとポイントをスマホにメモ、後程YouTubeで観直して欲しい
そうすると、観戦後もメシウマだ
雁行陣の試合だと、必ず後衛の配球はある…そう…食卓に必ず並ぶ白飯のように…

②前衛の得点はおかず
ソフトテニスの得点、前衛の仕事だ
ラリーの応酬に注目するのも良いが、敢えて前衛の選手一人だけを観続けてみよう
ポジション取りのため動き続ける姿、フォローに入る時の姿勢、ロブを追う際のステップ…注目するところは多数
特に変態的な前衛選手は絶え間なく動き続けている
(中には敢えて動かず、急に動き出して得点を取る変態さんも
後衛の配球から前衛で得点=白飯をかっこみ、おかずを入れる
白飯をかっこむことに夢中にもなるが、おかずをじっくり味わうのも良いものだ

私の中で雁行陣は定食と言っても良いくらい

③ダブル前衛の試合はデザート
展開が早くてなんだかなー、雁行陣同士の試合がソフトテニスだよな!
そんなこと言ってるちみ!そこのちみ!
少し視点を変えようじゃないか…あれはデザートだ
羽子板、バトミントンと揶揄する輩もいる、本能で動いているように見える…が、高速展開の中には緻密に計算された戦略、鍛え抜かれた身体、そしてブレない心、心技体の結晶体だ
高速展開を追いつつ、ポイント毎に今の動きは…今のコースはと妄想しながら観ることは、そう別腹と言われるデザートのよう
白飯とおかずを食べ終え、デザートが待っている
観戦の中でもダブル前衛の試合は私にとってデザートだ

結論として
ただ漠然と観戦するのではなく、ある一点を気にする、考えることで観戦の楽しみがグッと広がる
その考える力(妄想力)が自らのプレーの幅も広げる(かも

そこなんです、私が沼に落ちたワケ

しかし…これ、ソフトテニス経験者だからできるんだなぁと…
冒頭に書いた妻との観戦、東京国体へ連れて行くことに成功
某広島成年男子、ダブル前衛の試合を観戦したが…
早過ぎてわけわからんw(妻談

雁行陣の試合を最初見せれば良かったと激しく後悔
ダブル前衛よりも展開は遅いので、解説もし易かったかな

観るスポーツとしての究極は

やったことないスポーツだけど観たい

かと思う

そこに辿り着くには、競技人口がー、プロがー、学校体育がーと色々あるかと思う


まずはソフトテニス経験者で観戦未経験者を沼に誘い込む必要があるのでは?と思う今日この頃

微力ながら、"ソフトテニス観戦沼"はシリーズ化しようかと


モコ太



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