9/22、金曜日。

昼間は雨で予定が延期となり、その急に空いた時間に2人の素敵な方と過ごすことができてすでに充実感いっぱいだったが、夜が始まるのはこれから。

充実感とスリル満点のある金曜日の記録の第三弾です（ラスト）。

サックスでバロック音楽という、新しい試み

夜は、新大久保の教会でクラシックのコンサートへ。

サックス×チェロ×チェンバロでバロック音楽を演奏するという新しい試み。

▼行ったのはコチラ

コンサートの主催者でサックス奏者坂口大介くんは、高校の吹奏楽部の同級生。

チェロは同じく高校の1つ上の山本徹先輩。

サックスは比較的新しく誕生した楽器で、元々よバロック音楽の楽譜には登場しない。

でも実際聴いてみると、柔らかい音色がすごくマッチしてて、心地よく贅沢な時間だった。


シーンとした中でひびく音にみんなが集中する。


みんなが同じ場にいるのだけれど、もっと広い空間と一緒になっているような、不思議な感覚がした。

音楽のおかげで、場と祈りのチカラを感じる−長年の謎が解けた（かも）

空間に鳴る音を聴きながら、ふと上を見上げると十字架が見えた。


祈りの場。



おそらく毎週、信者の皆さんがつどい、祈りを捧げている場。


そんなこと考えてたら、突然「神様って人の集合意識なんじゃないか」と思った。

ずっと抱いてきた謎に答えが降ってきた。

どうして神様って見えないのに信じる人がいるのかという謎に。


私自身は無宗教（というか、お正月や七五三は神社、法事はお寺、クリスマスにはケーキな人）だけど、友人にはクリスチャンが多い。


仲のいい友人たちが何をどう信じているのか。

私にとっては見えないものを信じるって科学的ではない気がして、それでも強く信じるってどういうことなのか、なんとなくずっと疑問に思ってきた。

クリスチャンの方が実際どう感じているかは別として、人間の意識が集中してるのを感じることで、そこに目に見えない不思議な何かがあると感じるのかも！と私の中では１つの答えが見つかった感。

これは、教会にただいるだけでは感じなかった境地かも。


音楽があって、静かにその場の空気を感じることができたから、謎への答えが見つかった気がする。

そしてこんな日に限って、電車は止まった…

帰りは高校の部活の友人たちとご飯を食べ、そろそろ帰り支度をと思ったら、小田急が止まってる！！

年に数回あるかどうかの夜の東京滞在日になぜー！！

迂回路も軒並み遅延発生、かつ金曜の夜で、無事に帰りつけるのか一気に心配になる。

あいにく土砂降りだし、家までたどり着けなかったら泊まるところは見つかるのか。

朝、私がいなかったら息子（3才）はかなり落ち込むのでは？

…といろんな不安が出てくる。


みんながまだ談笑するのを横目に、どこから何時の電車に乗るのがベターか焦って検索しまくっていたら、なんと1人車で来てた同級生がいた。

しかも方面が一緒！救世主！！
（と言っても、同級生は稲城、私は厚木で、新宿よりは西というレベル…。）

新宿からはあきらめて、橋本（稲城と小田急線町田の間くらい？）あたりを目指すことに。


ちなみに、送ってくれた同級生は小学校も一緒で、車中は子ども時代のことやお互いのお母さん元気？と話がはずみ、あっという間に駅到着。

「金曜夜遅くは電車乗りたくない」という先見の明で車できていたN氏、そして、N氏に「方向一緒だから乗せてってあげてよ」と言ってくれたRちゃん、本当にありがとう！！


最終的には、23時前に小田急線が復活し、新百合ヶ丘まで送ってもらい無事に家に帰れた。
ホントありがたい。

あふれる充実感と最後の最後までスリリングな金曜を、一生忘れない

朝、雨で息子の参観は延期と連絡がきた瞬間から、急遽お誘いしお二人とそれぞれ会い、教会でひびく音に浸りながら謎が解けた夜。

そんな濃い時間を過ごしてきて…

最後の最後にスリリングな展開。
ネタでしかない。

スリリングで充実感もたっぷりなこの金曜日を、私は忘れられないと思う。

↓よかったら最初からどうぞ！

▼第一弾

▼第二段

（※10/2追記
　長かったので記事を3回にわけました^ ^）

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※10/2現在。
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