創元社note部

1892年創業。大阪は御堂筋の近く、本町と淀屋橋の間にある出版社です。東京支店は神保町。新刊情報や、著者インタビューなどをアップします。公式HP→https://www.sogensha.co.jp/

【新刊紹介】自分の関心から読む、今と地続きのファシズム ~『図説 モノから学ぶナチ・ドイツ事典』~

2019年5月28日、創元社からロジャー・ムーアハウス著(千葉喜久枝訳)『図説 モノから学ぶナチ・ドイツ事典』を刊行いたしました。

「ファシズム」という言葉とともに知られるドイツ第三帝国は、先進的なワイマール民主主義のもとで生まれました。
本書は、そうしたドイツ・ファシズムの日常のなかから、暮らし・政治・軍事等を知るための特徴的なオブジェ100点を選び、どこからでも読める事典形式で編んだ、新しい

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小さく生んで大きく育てる ~『プロカウンセラーの聞く技術』営業日誌

みなさま、こんにちは。営業部Gです。

創元社社員のおすすめの本、イチオシの本をご紹介するこの連載。今回は創元社営業部のレジェンド! いまはもうご退職されたK部長(当時)の「こだわりの一冊」をご紹介します。

選ばれた1冊はこちら!

〔内容紹介〕
「沈黙は金、雄弁は銀」「一度語る前に二度聞け」など、昔からしゃべることよりも聞くことの大切さが強調される。もちろん「話す」ことも人間関係の上で大きな影

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悪魔、巨人、仮面、魔法の馬、そしてナマハゲ|世界一おもしろいお祭りの本

少年が大人になることを祝う、仮面のお祭り。
カースト制度の底辺の人々が一夜だけ神官になり、神々の舞を踊るお祭り。
乗り手に合わせて自由に大きさを変える、魔法の馬のお祭り。
原罪を清めるため、悪魔が赤ちゃんをまたいだ後にバラの花びらをまくお祭り。

世界には私たちの知らないお祭りがたくさんあります。

この度、弊社から上梓した新刊『世界一おもしろいお祭りの本』は、そうした世界中のさまざまなお祭りをカ

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装丁でたどる!D・カーネギーの『人を動かす』

成人のお祝いや、「新入社員はまずこれを読め」と上司に勧められて手にする人も多い、デール・カーネギーの『人を動かす』。
日本で500万部を突破した本書ですが、その抄訳版を弊社が刊行したのは1937年のこと。

「世代を超えて読み継がれた本」と言われれば、いつの時代も変わらずに同じ内容が書かれているように思われがちですが、人の手に渡るため、本というメディアには様々な工夫が凝らされています。

今回の記

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赤ちゃん、うんちで両親を翻弄する | 心理学者とその夫、赤ちゃんを育てる<第1回>

[この連載について]
「心理学者とその夫、赤ちゃんを育てる」は、若手心理学研究者・渡辺伸子氏による、子育てエッセイです。
渡辺氏は2015年に博士号(心理学)を取得し、中部地方で特任助教を経験したあと、2017年4月より生まれ故郷の山形県にある東北公益文科大学に就職しました。
夫と結婚したのは2016年の末であり、現在は、昨年産まれたばかりの赤ん坊の3人で暮らしています。

地元への就職、結婚、出

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