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龍が如く極を偏ったところから語る

0プレイ後、即極を購入し、クリアしました!!
感想は……

つらい、くるしい、かなしい

ですね!(涙拭けよ)
私の最推し、錦山彰が……あああ……あああああ!!!!
まあ…錦がどうなるかってのは知ってはいたんですけど……いざ、話全部みて最期のシーン見るとつらすぎて……
錦が救われるルートって絶対話の節々にあったよな……?と思わずにはいられない日々…
と、いうわけで(?)思うがままに龍が如く極(主に錦山彰くんのこと)について語っていこうと思います!

1.そもそも錦山を庇うことなかったのでは?

いくら諸悪の根源堂島宗平を撃ち殺してしまった錦山を咄嗟に守るためとはいえ、その罪を被るのはだめでしょ。
錦山の妹の大事な手術がある…それはわかるけど、錦山に「妹のことは俺に任せろ」って言ってあげたほうがむしろ良かったんじゃないかな?と思う。
由美のことも、人を殺して気が動転してる錦山に放り投げるのではなく、自分が守ってあげたほうが絶対良かったよな…と、思う。(由美は桐生さんにほの字なので桐生さんが通いつめてれば病院から脱走することもなかったかもしれん)
まあ、ストーリー中盤?あたりで「あいつの運命を俺は捻じ曲げてしまった」みたいなこと言ってたので、その自覚はあったんだなと思ったけど。
桐生さんの持ち歌の「TONIGHT-restart from this night-」出だしでも「夢中で貫いた偽りのJustice(正義)」って歌ってたし、あの夜の自分の選択は間違ってたって言う考えなんだろうなと思ったよ。
(でもよく考えたら龍が如く0で錦山の言ってた一緒に一線を越えてやる!って言葉が心に強く残ってて、罪をかぶることで錦と一線を越えようとしたのかなとも思った。それはそれでエモい)

2.出所後、錦山の呼び出しに応じていたら良かったのでは?

世良さんの葬儀の場面で、錦が近江連合経由で桐生をつかまえて自分のとこつれて来いっていうイベントあるんですけど、素直に桐生さんがそれに応じてたら錦のこと説得できてたんじゃないかな?と思ったりするんだよね。
まあ、風間のおやっさんとの約束を優先した結果があれなんだろうけど、あとで行くから錦待ってろくらい言ってあげてたら違ったかも…?しれないじゃん…?先に錦山のところに行くのもありかもしれないけど…(いや、だめか…)
てか、まだ桐生は遥ともあってない状態なんだけど、錦山は何を話すつもりだったのかな…??やっぱり、錦山のところに素直に行ってたら運命は変わってたんじゃないかなと思わずにはいられない…。
すれ違い始めた二人の関係…葬儀会場から逃げ出すとき、桐生さんがチラって振り返った先にいる錦のニヤリ笑いが切なすぎる。

3.セレナに錦山が一人で来たとき、説得できたのでは!?

多分このシーンが錦山を闇から救い出す最後のチャンス(桐生にとっての)だったんだと思う。
それにしてもわざわざ席を一つあけて座る錦山がなんだかとても切ない(ふたりの心の距離を表しているんだろう…)。
あれって修羅になってからずっと気を張ってきた錦山が、ほんの少しだけ素の自分に戻れた場面だと思うんだよね。
ポツポツと自分の心情吐露して、感情的になっていて、あそこで桐生さんが上手く錦山の凍りついた心を溶かし切ることができていたら、あの結末にはならなかっただろうな〜〜と思った。割とマジで。
だって、錦は「いまさらだが…お前とはもう一度一緒にやりたかった」って、ここまで言ってんのに!
なんで桐生さんは引き止めないの!?ってなった。
サブイベントとかでは口下手というか抜けてる桐生さんが可愛いと思うけど本編だとあまりの口下手さにもどかしくなる……ほんまに…

4.そして、拳を交えた先に…

全てを失い、もはやなんのために戦っているのかわからなくなった錦山が、最後の最後で今の自分の役目を見出したのが例のあのシーンなんでしょうね。
自分の身を呈して窮地に立たされた兄弟を救う、っていう…。
結局、錦ってそういう人なんだよね…他の人のために自分を犠牲にしてしまうんだよな。
龍が如く0のときも自分の危険を顧みずにひたすら桐生のために戦い抜くし、大事な人のためなら何でもしてしまうんだよね。
極では錦山の運命が大事な人(桐生)の手によって図らずも歪められたことで歯車が狂っていってしまったんだけど、それでも錦山の根っこの部分はそのまま残っていたからこその行動なんだろうと思う。
最後に少し微笑んだ錦の顔は憑き物が落ちたみたいに清々しくて、これが本来の錦だなって感じがした。確か龍が如くオンラインの過去にやってたイベントで、このときの錦山の心の中の描写があるんですよね…?ツイッターで見かけたんですけど…それ読んでてすごく悲しくなった記憶ある。
あの爆発にもろに巻き込まれたから、錦は骨の欠片すら残さずに散っていったんだな…そう思うと錦の存在というか生きてきた証みたいなのがほんとに全部なくなっちゃったんだなって思ってしまう(錦山組は残ってますけど…)
残された桐生さんは桐生さんで、錦を自分の目の前で失って、(「やめるんだ、錦!!」っていう叫びがほんとに切なくて、苦しくなる)
その後由美も息を引き取って、ていう、大事な人一気に失って桐生さんが抜け殻みたいになってたシーンがすごく印象的で、ただただ辛かった。
あんなに見てて悲しくなる桐生さんはあとにも先にもこれだけなのでは?(2までしかまだ知らないけど)

5.極で追加された錦山関連のアレコレ

可哀想。
ほんとこの一言に尽きる。
錦山を馬鹿にしてる人、責めてる人を割とチラホラネットで見かけるけどなんでそんなこと思えるんだろう?て本気で思っちゃう。
まあ、錦山になんの思い入れもなくて好きでもないって人ならそう思っても仕方ないのかな??
私は錦推しで錦擁護派なので、叩かれてるの見ると不快になってしまうんですよねー
まあ、考え方は人それぞれなので、その人たちにいちいちかみついたり、否定することはしませんけどね。

桐生さんが刑務所の中にいる間、錦はギャンブル狂いの医者に騙されるわ、結局妹は手術受けられずに亡くなるわ、組持たせてもらったはいいけど組員が問題児だわ(松重のシノギの才能は本物だと思うけど汚い手を使って稼いでるのわかった上でこいつを送り込んだのなら風間さんは何考えてんだろうと思わずにはいられない…)、若い頃から良くしてもらってる柏木さんにまで桐生ならとか言われるわ、確実に精神病むようなことばかりで…
逆によくここまで耐えたよ錦は…
普通のメンタルの持ち主なら錦が壊れるよりもっと前にもうだめになってると思うもの。
由美は行方不明(実際は風間さんが手を回してた…なんで錦に保護してるとかなんかせめて希望を持たせることをいってあげなかったんだ…?ちょっとここは意味わからない)、桐生さんは塀の中、追い打ちで最愛の妹を失い、全てに絶望した錦は自ら命を絶とうとしてしまうんだよね…桐生のためにも頑張ります!って言ってた子をここまで追い込むとは……。龍が如く0で真島さんが言ってたけど、「黒の世界」だよね、極道の世界は…ほんとに。
もうなんか、泣き崩れてる錦のシーンとか辛くて見てられなくて、コントローラー何回か置きかけた。
柏木さんに平謝りのシーンとかも、声優さんの迫真の演技も相まってほんっっっとうに辛い……辛すぎる……。
極の錦関連のムービーは本当救いがなさ過ぎて、へこみましたね……
龍が如くって鬱ゲーだったんだ…って思っちゃったよ(龍が如く0もそういうとこあるもんね)

結論

龍が如く極は鬱ゲー(良ゲー)。
シナリオ本編がめちゃめちゃ重くてひたすら辛いので、合間合間に出てくる真島さんの存在に癒やされたよ…、
サンキュー兄さん!
でもどこでも真島システムは後半になればなるほど真島さんが強化されてって体力もやたら多くなるし戦うのめんどくさいのでシステムオンオフできたら良かったなあとちょっと思った(真島さん自体は可愛いんだけどネ)