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ストックオプションのコンサルティングに命を懸けてます。 今までにないソリューションをス…

SOICO株式会社 代表取締役 https://www.soico.jp/

ストックオプションのコンサルティングに命を懸けてます。 今までにないソリューションをストックオプションを通して提供します。 ストックオプションを 採用の最強ツールとして 開発費の支払いの一部として 活用する提案をさせていただきます。

最近の記事

"タイムマシン ストックオプション"のメリットまとめ

前回書いた"タイムマシン ストックオプション"の続きです。 前回は"タイムマシン ストックオプション"のスキームの概要等と、大まかな効果を記載しました。 今回の記事ではより具体的にどのようなメリットがあるのかについて説明したと思います。 "タイムマシン ストックオプション"に興味を持った方は、お気軽にinfo@soico.jpまでご連絡ください。 まずは従来のSOの問題点の確認"タイムマシン ストックオプション"のメリットを解説に当たり、まずは従来のSOの問題点について

    • 【解りやすく解説】仮想通貨交換事業者規制の現状と今後

      仮想通貨交換事業者に係る規制については、いろんな噂も出回っていますし、コインチェック問題もあり、当局で現時点でどのような議論がされているのか、今後どのような規制になる可能性があるのか非常に解りにくくなっています。 自分自身もよく解らなくなっていた点もありましたので、現時点でどのような議論が当局で行われているのかと、その議論の内容からどのような規制の方向性になるのかについてまとめてみました。 私と同じように現状を把握したい方の参考になればと思います。 まずは現在の登録、み

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      • 【必読】法定通貨に完全連動させるペグ通貨が凄い!

        ※基本全部無料で読めます。 いいnoteだと思ったら投げ銭的に課金してもらえると嬉しいです。 ペグ仮想通貨とは 法定通貨(専門家っぽく、この記事では以下「フィアット」と言います)に連動するペグ仮想通貨について、皆さんご存知でしょうか? ペグ(ペッグ)とは、2つの異なる通貨の交換レートを固定することを言います。 フィアットの世界では、例えばかつて日本円はドルとの「1ドル=360円」という為替レートで固定されていました。 この制度のことを”ペグ”といいます。 仮想通貨

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        • FiNCが42億円減資。これが意味するところは?減資の目的分かりますか?

          FiNCの官報が出ました。 その中で42億円の減資が公表されています。 ベンチャー企業で言うと、以前freeeも大規模な減資を行っていました。 ベンチャー企業が行う減資はどのような目的、メリットがあるのでしょうか? このあたりは意外と知らない人が多いと思いますので、今日はそのあたりを解説したいと思います。 FiNCの官報の内容の解説まずはFiNCの官報を見てください。 1つ目の画像を見てもらうと分かる通り、減資の金額は資本金・資本準備金を合わせて4,274,853

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          ICOと信託ストックオプションスキーム

          ICOで発行するトークンと信託は非常に相性がいいです。 ICOを考えている事業者向けに新しいスキームをご提案できます。 当社では、仮想通貨周りのビジネスについて、2017年の夏頃から検討をしており、その過程でICOを実際に実施した事業者やICOコンサルの方々に数多く会ってきました。 (ちなみに現在ブロックチェーンを活用したビジネスを準備中) そのような経験もあり、当社でも仮想通貨、トークン、ブロックチェーン当たりの知見が溜まってきております。 ICO信託スキーム(仮)現

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          創業時〜シード期の調達ってどうしたらいいの?について答えます

          創業〜シードの調達の情報は非常に少ない資金調達については誰もが悩むことだとは思いますが、 特に難しいのが創業時〜シード期の調達だと思います。 周りに教えてくれる人もいないし、 バリュエーションであったり、どのくらいの株式数(持分比率)をVCに渡していいのか等について、ネットで調べてもほとんど載ってないし・・・ 知っている風で教えてくれるメンター的な先輩起業とかもいますが、その方も自分の事例しか知らなかったり、資本政策の相談というのは非常に難しいものです。 しかし、この

          創業時〜シード期の調達ってどうしたらいいの?について答えます

          GREEがVTuber向け40億ファンドを組成。VTtuberマーケットはどうなるのか?

          Tech CrunchのTwitterを見ていたらGREEがVTuber向けの専用ファンド40億円を組成という話が出ていたので、 改めてVTuberビジネスの可能性について考えてみたいと思います。 今回のニュースの内容まず今回のニュース自体を詳しく見てみると、GREEは以前からVTberの領域にフォーカスしていく(投資規模は100億円)方針は発表していたました。 第1段としては、バーチャルYouTuberを育成し、動画番組を制作するプロダクション事業を発表していましたが、

          GREEがVTuber向け40億ファンドを組成。VTtuberマーケットはどうなるのか?

          ICOプロジェクト(トークン)の格付けビジネス。分散型志向でのビジネス設計

          前回のnoteで、セキュリティートークンの今後の可能性と、セキュリティートークンに関するビジネスチャンスの概要について記載しました。 今回は、より具体的なビジネスアイディアについて記載したいと思います。 ICOプロジェクト(トークン)の格付けビジネス自分が今事業化の検討をしているものの1つとして、ICOプロジェクトの格付けビジネスというものがあります。 現在世の中で行っている問題の1つとして、詐欺ICOプロジェクトで投資した可能通貨を失うというものがあります。 ホワイ

          ICOプロジェクト(トークン)の格付けビジネス。分散型志向でのビジネス設計

          ICOの次はSTO。セキュリティートークンの可能性とビジネスチャンス

          ICOという言葉はもはや誰もが知っている言葉になりました。 ただ、現在進行しているICOプロジェクトの殆どは、Utility Token(ユーティリティートークン)と呼ばれる種類のものです。 トークンを大きく分けると、ユーティリティートークンとセキュリティートークンに分けることができます。 セキュリティートークンとは、配当のように持ち分に応じた収益を得ることができ、金融商品としての性質を持つものです。 今回は、セキュリティートークンの今後と、そのビジネスチャンスについ

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          Spindle(Gacktコイン)は結局のところどうなの?

          昨年末にGacktさんが関与していることで有名になったICOプロジェクトのSpindle。 ホワイトペーパーはこちら。 Twitterやブログ等でいろいろ言われていますが(大半は批判)、2018年4月から全世界向けにクラウドセールも始まり、Spindle創業者のインタビュー記事等も出てきていますので、 改めてこのタイミングでSpindleがどういったトークンエコノミーを目指すものなのか?本当に価値のあるプロジェクトなのかについて考えてみたいと思います。 Spindleの

          Spindle(Gacktコイン)は結局のところどうなの?

          起業家の皆さん、「デフォルトで生きているのか、死んでいるのか?」と聞かれた時に答えられますか?

          上記は、Y Combinator創業者のポール・グラハムの言葉ですが、起業家の皆さん、この質問の意味がわかりますか? そして、この質問に正確に答えられますか? 今日は、この質問に答えるに当たっての、重要な概念であるBurn Rateについて解説したいと思います。 会社を経営する上で、基礎的な概念であり、知っている方も多いと思いますが、非常に重要な概念ですので、一度立ち止まって考えてみるのも面白いと思います。 バーンレート (Burn Rate) とはバーンレートとは、通

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          2018年3月のスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況まとめ

          2018年3月に公表されたスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況をまとめています。 起業家の皆さんの調達や資本政策を考える際の一助になれば幸いです。 公表されているものを集計しており、資本業務提携案件も含めています。 Summary2018年1月の概況は以下のとおりです。 案件数:96件 最大調達規模:エブリー(DELISH KITCHEN)がKDDIと資本業務提携契約を締結し30億円を調達 10億円超の調達は11件: 3月末決算ということもあるのか、前月比で+8件と

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          2018年2月のスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況まとめ

          2018年2月のStartup・ベンチャーの資金調達状況をまとめています。 起業家の皆さんの調達や資本政策を考える際の一助になれば幸いです。 公表されているものを集計しており、資本業務提携案件も含めています。 Summary2018年1月の概況は以下のとおりです。 案件数:70件 1月に比べると12件減少しています。2月の営業日が1月に比べて3日(10%)少ないことを考えても若干の減少となっています。 最大調達規模:Japan Taxi株式会社(app「全国タクシー」

          2018年2月のスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況まとめ

          2018年1月のスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況まとめ

          2018年1月に公表されたスタートアップ・ベンチャーの資金調達状況をまとめています。 公表されているものを集計しており、資本業務提携案件も含めています。 Summary2018年1月の概況は以下のとおりです。 案件数ベース82件 最大調達規模:dely(kurashiruの運営)が33.5億円を調達 https://jp.techcrunch.com/2018/01/22/dely-fundraising-3billion-yen/ 10億円超の調達は4件: dely、

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          将来付与型ストックオプションの紹介

          今までのSOの問題点を解消した新しいストックオプションの仕組みである、将来付与型ストックオプションについて解説していきます。 このスキームを活用することで、スタートアップの様々な悩みについて解決・あるいは改善することができます。 まだ開発されてそれほど時間が経っていないため、まだまだ聞いたことがある人は少ないと思いますが、非常に面白いスキームですので活用を検討してみると面白いと思います。 私はこのスキームを上場企業で1番最初に実施しており、その際に弁護士や金融庁とも様々

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          仮想通貨・トークンを使ったインセンティブプラン

          仮想通貨・トークンはストックオプションのように役員・従業員向けのインセンティブプラントして使えます。 以前紹介した「将来付与型ストックオプション」のスキームを活用し、ストックオプションの代わりに仮想通貨やトークンを入れることで、ストックオプションと同様、またはそれ以上にインセンティブプラントして活用することができます。 今日はその方法について解説させていただいます。 2014年から仮想通貨に投資仮想通貨については、もはや知らない人はいないと思いますので、その解説は省略し

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