2019年は三十路を迎えるし、何か始めようと言うことで note で日記をつけてみる。2018年はサッカー用に Twitter アカウント を切り分けたのを皮切りに、新しいコミュニティでサッカーの話ができて大変楽しかった。今回始める日記もなるべくあるいは無理やりサッカーに結びつけた話題でつけられたらなと思う。いつまで続くか分からないがなるべく毎日更新していきたいと現時点では思っている。

2019年も明けたので私が愛する北海道コンサドーレ札幌の2019シーズンの布陣について勝手に語りたい。

2019シーズンメンバー（暫定）

今オフは30歳以上のベテランが多数チームを去った一方で20代前半の選手が加入、あるいは復帰した。しかも年代別代表を経験している選手も複数おり、将来性も見据えた戦力の収支は間違いなくプラスと言える。

GK

正GKはソンユンで決まりだろう。長い手足を活かしたリーチの広さはピカイチで抜群のセーブ率を誇る。課題だった足元の技術向上にも果敢にトライしている姿がピッチの上で見られ、韓国代表の座も十分射程圏内だ。ベンチにはレンタル延長の菅野が控えておりこちらも心強い。GKとしての経験だけでなく、試合中もムードメーカーとしてチームを支える姿はサポーターの心を掴んで離さない。三番手の阿波加はポテンシャルのある選手で、あとはトップディビジョンでの試合経験を積みたいというフェーズだが、第三GKという難しい立場となるだろう。私としても彼が第三GKにいる安心感と、プロ選手としてもっと試合に出られる立場であって欲しいという思いが複雑に絡み合っている。

DF

最終ラインは2019シーズンも福森、宮澤、進藤が不動と見える。福森のロングキック、宮澤の縦につける正確なパス、進藤のオーバーラップと、三者ともに攻撃のフェースで武器を持っており、攻撃の良し悪しがここで決まると言っても過言ではない。バックアップには引き続き石川、ミンテが入る他、2018シーズンはWBが主戦場だった早坂も最終ラインでの起用が見込まれる。ここに濱、中村がどこまで食い込んでいけるかが見ものだ。個人的にはミンテのポテンシャルのさらなる開花が見たい。機動力は申し分ないがボールに関与するプレーが少々大味なので試合出場を重ねてよりフィットして欲しい。

WB

WBは左で菅、中野が、右で早坂、白井、ルーカス・フェルナンデスが熾烈なポジション争いを繰り広げる。個人的には右は駒井に任せたいが、一部報道によると札幌残留の条件として中央でのプレーが上げられているので、そうなると右は白井に頑張ってもらいたい。スピードとドリブル勝負から逃げない姿勢は魅力的だ。フルミネンセからやってくるルーカス・フェルナンデスも期待度が高いがマセードのように守備のタスクに追われて持ち味が十分に出ないということがないか少し心配ではある。まぁこのポジションに関しては万が一のことがあっても駒井先生が助けてくれるだろう。

ボランチ

個人的にボランチセットのファーストチョイスは深井、荒野のペアだと思う。スペースを埋めるセンスが抜群で対人のボール奪取能力も高い一方機動力に不安のある深井と、チームトップの走力を持つ荒野の組み合わせは2018シーズン終盤に向けて完成度を増した印象。稲本、兵藤という安心感の高いベテランが共に抜けたのは痛手だが、G大阪で試合経験を身につけ、長崎で自信をもったプレーを披露していた中原が復帰するのはとても楽しみだ。攻撃にアクセントが欲しいとき頼りになる小野が控えることは言うまでもない。ミシャは藤村をこのポジションで勝負させたいようだが個人的には一つ前のポジションで見たいという思いが強い。一方中原のようにポジションを下げて出場機会を積み活躍の機会を増やしたということもあるし、若干手薄なこのポジションで2019シーズンも勝負することになるだろう。

FW

前線は豪華な顔ぶれが揃った。2018シーズンチーム得点王都倉が抜けた穴を十分に埋められるだろう。スタメンはジェイ、チャナティップ、駒井の3人が順当と考えられるが、ジェイが年齢的なこともありシーズンを通してフルで稼働できない可能性があることを考えるとアンデルソン・ロペス、鈴木武蔵のブレイクへの期待が高まる。2人ともJ1二桁得点の経験があり、若いので可能性は十分だ。特に鈴木武蔵には浦和の興梠選手のようなスペースを作る、あるいは一瞬で突く動き出しを見せて欲しい。シャドーには世代別の代表で活躍してきた岩崎、青森山田高校から檀崎が加入。どちらもキレのあるドリブルを武器にする選手で、シャドーもポジション争いが激化することは必至だ。どの選手も実力は申し分ない。あとは都倉選手が何度も見せてくれた最後まで試合と会場の雰囲気を引っ張る姿を失わずに最前線からチームを引っ張って欲しい。