7畳ワンルーム
狭い7畳ワンルーム。
この家に住む決め手となった白い床はホコリが目立って不快な色と知ったのは今更のことで、掃除が嫌いな私は、次に住む家の床は茶色でいい。
クローゼットから溢れ、今ではラックふたつと棚をひとつ追加するにまでになった洋服。
買いすぎた靴を入れるために購入した靴箱は、買った1週間で重さに耐えきれず折れ、半分になってしまった。結局靴は見るに堪えないくらい溢れ返っている。
4年間住んだ。
住めば都なんて言葉1年目では有り得ないと思っていたけど、もう認めるしかない。
生活していくうちに減っていくシャンプー、洗剤、トイレットペーパー。残りの時間が過り「大容量でお得!」の文字に釣られることなく通常サイズの方を購入する。
ダンボールを見つけると、このサイズ感だとあの家具を入れられそうだ、と反射的に思ってしまう。
日常に紛れ込んでくる「最後」に嫌気がさすようになった。
あと何日、あと何回、のカウントが、ただこなすだけだった何ともない出来事の有限さを実感させ、その脆さに気づく。
前はまだ何日、まだ何回ってカウントしてたのに。
入学当初、1日を86400秒に感じていた私は、今では24時間に感じることが出来るようになった。
7畳ワンルームだけは、いくら住んでも狭すぎたけど。
つらつらと書き連ねましたが、何が言いたいかと言うと、これが私の最後のnoteになりそうです。
みなさんとSOKOで沢山話が出来て楽しかったです。
こんなことを言うと怒られそうですが、働いてたっていうより、友達と一緒に服を見に来て一緒に選んでたってほうがしっくりきます。
暗い終わり方は苦手なのでこの辺で。
最後の出勤日なのにお客さん少ない!ってなるとさすがに寂しいです。
3月17日、時間が合う方は是非。
SOKOで待ってます。
それでは。
さくら(モデル:りなちゃん)
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