なぜ8年もブランクが空いたのか?

8年。

うん、、長い。

ビジネスの世界で言うと、結構致命的な期間だと思う。


そもそも何故前の会社を辞めたかって、シンプルに言うと「子供が欲しかったから」。

結婚して6年、毎日忙しくて、でもそれなりに充実していたし、ダブルインカムでそこそこ生活に余裕もあり。

30歳を過ぎて、そろそろかなぁ…と思いつつ、なかなか出来ない。

おもい立ってクリニックにも行き、夫共々検査したけれど、2人ともこれといって問題もない。

そのうち子供が出来ないことで、どんどん追い詰められていく自分。

「居なくてもいいじゃん、2人で楽しく生きていけば。」って何度も自分に言い聞かせたけれど、どうしても腹落ちしなかった。今思えば、若干”長男の嫁”のプレッシャーに負けたというか、抗えなかったというか。

義父はとあるスポーツの選手で、夫はアメフトで日本一に3度なっているQBで、そんな血を絶やすわけにはいかん!という変な責任感。そもそもそんなことは期待されてなかったのかもしれないし、義父母も態度には出さなかったけれど、時々感じる”孫”プレッシャー...そして迫る高齢出産の壁。

じゃあ、会社辞めて少しのんびりしてみる?と思い始めたのが2010年の夏頃。

年越しても子供ができなかったら辞める、と決めて、実行に移したのが2011年2月のこと。


以降8年間。

ありがたい事に翌年に息子が生まれ、3年後に娘も生まれ、我が家は4人家族になった。

けれども社会復帰を前提に辞めたわけではないので、「これが完了したら復帰」みたいなマイルストーンもなく、当然仕事をしているわけでもないので、保育園なんて入れるわけもなく。

息子が幼稚園に入っても娘の世話に追われ、気付いたら息子卒園、入れ違いに娘が入園。

2人とも居ない昼の数時間、時間を持て余すなぁ…とハタと思い立ったのが、息子入学式直前の春休み中のこと。

娘の幼稚園降園が14時過ぎ、それ以降は働かないと思っていたので、8:30-14:00で働けるところ…そんな上手い話なんてないし、やっぱりパート?バイト?なんて緩く働く気満々で。

まさか、その2週間後に急に話が舞い込んで、2ヶ月後にはフルタイムで働き始めるなんて、思いもせず…平和だったあの頃(笑)。

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