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【海外生活】知ってた?アイルランドでは台風クラスの暴風雨が日常!ちなみに現地人の暮らしはこんな感じ

駆け出しライターの有志で始めた『日刊かきあつめ』も早いもので発足から1年が過ぎました。

今回のテーマは「防災」。月一でメンバーが集まりテーマを決めるのですが、アイルランド生活中のわたしはしばらくミーティングに不参加。一体どうしてこのテーマに決まったのか?と思ったら、防災の日が9/1だったんですね。

日本でテレビ付けていれば当たり前のように得られる情報も、ひとたび違う国にいると自分で調べない限り入ってこないと実感。

はて何を書こうか…と考えた結果、せっかくなのでアイルランドの防災事情をお話しようと思います。

お隣のイギリスと同じ緯度ですが、雪が降ることは滅多になく気温も冬は東京とほぼ変わらないんです。意外ですよね?アイルランドって日本人にとって、もっと寒そうなイメージなのに。

「何それ…住みやすそうじゃない?」と思ったそこのあなた!……同感です。わたしも最初はそう思いました。ところがドッコイ、一番厄介なのは別にあるんです。

ズバリ「雨と風」。

それはアイルランドを語る上で絶対に外せないワード。

これはアイルランドを訪れた人にしか分からない感覚だと思うのですが、晴天からの急な暴風雨は、例えるならまるで「笑顔で殴られているかのよう」です。アイルランドへ来て最初に驚いたのは間違いなくコレかもしれません。

降水量はといえば、年間を通して日本の梅雨と同じくらいの量なのだそう。そう言われても「あれ?雨ばっかりのイメージがあるけど意外と少ないのね」と思うありさまです。とにかく雨、雨、雨……からの風!

天気のギャップに驚く毎日を過ごしています。

そんな感じなので、アイルランドでは風雨対策がよくされている印象です。少し大袈裟かもしれませんが、雨風を防ぐ=災いを防ぐ=防災ということでご紹介。

ちなみにわたしは夏に来たので、まだアイルランドの冬を知りません。現地の友人から聞いた情報によると、冬でもこの国のお天気は気まぐれこの上ないのだそう。台風レベルの風雨を真冬に体感することを想像するだけで恐ろしいですね…。

前置きが長くなりました。それではまず、家での雨風対策について。

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現在住んでいる家にはサンルームと言って、洗濯物を乾かすことの出来るスペースがあります。

天気が良くて洗濯物を外に干しておいて、数分後にどしゃ降り…なんてこともザラ。なので、これがあると無いとではだいぶ快適さが違うんですよね。

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庭に付け足したようにあるので、ドアが二重になり防風効果もあります。日本でも雪が多い地方だと似たものが見られますよね。


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余談ですが、わたしはの至福の時間はこの庭で朝食を食べるとき。ひんやりとした風を感じながら、BGMが小鳥のさえずりだなんて…!時間にカリカリと追われていた日本では考えられない穏やかな生活。

外での対策は、特段日本と変わらないのですが、この国で天気予報はあって無いようなもの。折りたたみ傘かレインコートはほとんどの人が常に持ち歩いています。

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わたしはアイルランドに来る前、品質もしっかりしているMade in Japanのレインコートや傘を買い込んできましたが、その必要はありませんでした。

雨が多い国だからこそ、アイルランドに来てからでも雨対策はちゃんとできるんですよね。
ぺニーズ(しまむら的な洋服や雑貨が安い店)もあるので、わたしは現地調達でいまのところ何不自由ありません。

留学やワーホリなので長期滞在をする方は、スーツケースの空けたスペースに日本食を入れて行きましょう。アジアンスーパーで調味料やお菓子などは購入出来ますが、日本の2-3倍はしますので…。

さて話を防災に戻します。何度も言いますがアイルランドの雨は現地人でさえ「クレイジーだよね」って言うレベルです。

ちなみに「アイルランドは好き?」と聞かれたときに、「Yes. Because it's a lovely weather!(うん。良いお天気だしね!)」と言うブラックジョークもあり、これは万人にウケます(笑)

もちろんこれはアイルランドに限ったことではありませんが、快適とはいえない環境も、いかにして付き合って行くかなんだと思います。嘆いていてもしょうがないですしね。

備えあれば憂いなし。日本の皆さんも風雨対策をしっかりとし快適な冬をお過ごしください。


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