3:7.「こころ」がすべてをつくっている。

あなたの世界はすべて「こころ」のあらわれだ。

あなたのいる環境はすべてあなたを映し出す鏡だ。



「モノ」があると思っているかもしれないが、

しかしそれは、あなたが見て、音を聞き、触れている限りのものだ。


あなたのまわりに現れる人間関係は、すべてあなたのこころの重要な側面を教えてくれている。


自分自身が変われば、おのずとあなた自身の世界も、それに見合ったものにとってかわられる。


自分自身の中にある課題を解決しない限り、同じような環境が繰り返し立ち現れるだろう。



ちょっと待ってください。

だったら、「太陽が地球の周りを回っている」と認識していたら、その通りなのですか?


重い熱病にかかっている人に、「そんなものはあなたの心の作り出した幻影だ」と言ったところで、その苦しみは確かにあるでしょう。


いくら「私は死なない」と念じたところで、死ななかった人がいるでしょうか。




いかに客観的にものごとを見て分かったとしても、

それを捉えているのは、やはり「こころ」なのだ。


うーーん。


太陽が回ったり、地球が動いたりしているのではない。


回って、動いているのは、あなたのこころだ。



じゃあなんですか。

寝ている時や気絶している時の事を考えた際、

私は存在しないのか?世界も存在しないのか?




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