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雪山基礎講習!プロに教わる違い

割とアクセスは良いけど、ちょっと気難しいイメージの谷川岳。
夏はカミナリが怖いし、天気がころころ変わるし、冬は雪が深いし。
馬蹄形や主脈は、エスケープルートもほとんどなく、人も少なくて、自然の雄大さと畏敬の念に打たれるお山ですよね。

でも、お天気に恵まれると、白く青く、広く遠く、吸い込まれるような景観に包まれるのです♡
やっぱり谷川岳が好きだー。

今まで、お山の先輩たちや仲間に、色々教えてもらってここまで登れるようになりました。

そして今回は初めて、海外経験もあるプロの山岳ガイドから講習を受けました。

違う点は、伝え方だと思います。
端的で論理的。すべてに理由がある。
だから、一つ聞くと十くらい返ってくるのです。おもしろい。

例えば、持っているアイテムについては選ばれる理由やメリット・デメリットを教えてくれるし、ブランドそれぞれの特徴などもコメントしてくれます。

けっこうパシッと叱る講師ですが、それにも意味がありました。
しっかり叱ることでインパクトを与えて忘れないようにしているんですって。

山では一つの間違いや気の緩みが、大きな事故につながり、命の危険につながる恐れもあるので、指導方法も学んでいるんだなと感心してしまいました。

下山してからは、和気藹々と世間話をする方で、山と下界の差がある(笑)
指導者としても勉強になりました。

具体的なことは、以下、ご興味ある方どうぞ。


アイゼンについて

谷川岳でこの雪なら、アイゼンもピッケルもなしでのぼれます。というか、無しで登れる足の運び方が、基本的にとても大事ということです。

アイゼンが要らない柔らかい雪の上を、登山客がアイゼンで次々と歩くと、どんどん踏み固められ、そこが凍結していきます。
そして結果、滑りやすく歩きにくい踏み跡が出来上がり、アイゼンが必要になるという、悪循環になるんだそうです。

アイゼンの紐は、末端処理が要らないよう、自分の靴に合わせてぴったりに切って、末端は焼いておくべき。
分かってるけどなかなか切る勇気がなかったのですが、次までにはやっておきます!

夏履・アイゼンなしの私の今回最大の難所

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