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【危険!】坊主に相談すると殺されるかもしれない|自己客観視と逆転移を学ぶ

この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ

臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。みなさんの一日はどうでしたか。うまくいった人も落ち込んだ人も、寝る前のひととき、リラックスしてお聴きください。

■テーマ

【危険!】坊主に相談すると殺されるかもしれない|自己客観視と逆転移を学ぶ

◇こんな疑問や悩みを持っている方に
・相談者の悩み:坊主(カウンセラー)に相談したら、追い詰められることを言われた
・坊主(カウンセラー)の悩み:すんなりと相談者の話しを聴けない

◇そんな人がこの放送を聴くと、
・何が問題なのかがわかる

◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。

どんな高名なお坊さんもコンプレックスは持っています。相談に乗っているときその影に触れてしまうことがあります。そのとき彼は、攻撃に転じます。市井の人々が判断できない言葉を浴びせて、とどめを指しにきます。そうやって自殺を選ばされる人々が少なからずいます。

■坊さんには注意

・追い詰められて自殺することも
・坊さんは、恐怖の言葉を使うので反撃のしようがない
⇒そういう言葉を使える人種であることの自覚がない坊主がいる

・自分のコンプレックスに触れると、人は誰でも攻撃態勢に入る。それは坊主でもカウンセラーでも同じ。

・自分のことを分かっていること(自己客観視)

■カウンセラーにも注意

・カウンセラーはどうしても上の立場になりがち

・カウンセラーも、ラフなフツーな雰囲気が必要
⇒相談者がため口で話せるから

・自分のことを分かっていること(自己客観視)

■逆転移の使いかた

・逆転移とは、カウンセラーに沸き起こる特別な感情(だいたいは否定感情)

・自分のことを分かっていること
⇒自己客観視⇒マインドフルネス

・逆転移を相談者へ話すこともあり
⇒相談者との上下関係が薄くなる

逆転移のメリット
・自分はすごくないですよ、という表明ができる

■まとめ:坊主の言葉は危険

・坊主、カウンセラーの言葉は危険
・差し控えて聞く必要はあるが、それは難しい

・だから、距離をとる
・あるいは、坊主、カウンセラー側の教育が必要
⇒自己客観視、逆転移

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