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夫から暴力を受けて心もボロボロです。もう限界、消えたいです。

【質問】1年前にお酒を飲んだ夫から暴力を受けました 。腕を怪我をしました。心もボロボロになりました。子供の事を考えて被害届は出さず離婚もせずにいます。怪我や不眠になっても仕事も休まず、家事も夫がいない日は一人で頑張りました。でも、もう限界です。もう何もしたくありません。何もかも投げ出して消えたいです。

【お返事】あなたは頑張りました。あなたとご主人との関係性はよく分かりませんが、限界に来ているのは分かります。まずは、何もしなくていいので、あなたと子どもでどこかでゆっくり休んでください。

※この記事は、Twitterの質問箱に来た質問を深掘りして回答したものです。

■まずは休息を

実家の世話になれるなら実家で、それがムリなら連泊のできるホテルや民宿などでまずは休みましょう。最近は格安「民泊」もあります。ホテルよりお手頃です。落ち着いて今後のことを考えるには休息が絶対に必要です。

ゆっくり休んだら、誰かに相談してみましょう。無料の電話相談などでもいいでしょう。いのちの電話でもいいですよ。臨床心理士会の無料電話相談なども穴場です。そこであなたの気持ちをたっぷりと聴いてもらってください。

その後、次のフローチャートを参考に行動してみてください。

■夫の暴力が1回だけの場合

暴力は許されません。夫に謝罪を求めましょう。1回きりの暴力なら、あなたが毅然と出ても大丈夫です。

そして、なぜ1回限りの暴力をしたのかをお二人で話し合ってください。この場合は、夫の成育歴が大きくクローズアップされるかもしれません。専門のカウンセリングが必要だと分かったら、夫にカウンセリングを促してみてください。

この場合はDVカウンセリングよりも、普通のカウンセリングが良いでしょう。なぜなら、継続性のないDVだからです。

話し合いに応じてくれるご主人ですので、あなたの希望をきいてくれるでしょう。

■夫の暴力が、結婚後(あるいは結婚前から)たまに起きていた場合

どんなときに夫の暴力がでるのか、考えてみてください。

◇なんらかの原因がありそうな場合

夫は怒りを蓄えています。その怒りを放出する場所を求めています。何からのきっかけでその怒りがあなたに向く可能性があります。または、あなたに向いてきたのでしょう。

ひょっとすると夫は、外には良い顔をする人かもしれません。しかし、家庭内では、妻に暴力をふるっている。

これはDV事例ですので、逃げることを視野に入れながら、夫をカウンセリングへ促してみてください。たぶん言うことを聞かない場合が多いので、その場合は、シェルターを確保しておきましょう。内閣府のDV相談プラスにお尋ねください。

◇怒りの理由がはっきりとは分からない場合

これは完全にDV案件ですので、子どもと一緒にシェルター(内閣府のDV相談プラスへお尋ねください)に逃げましょう。そして弁護士をつけて、今後のことを考えましょう。夫とは顔を合わせないことが必要です。

⇒解決しない悩みのある方は、ソレア心理カウンセリングセンター へご相談ください。

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