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鬼か聖人か?|カウンセリングによる鬼滅の刃【竈門禰豆子】という回復の方法

この記事は「シノブラジオ」の覚え書です。本編が気になったら、下記のラジオのほうもご聴取ください。
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■テーマ

鬼か聖人か?|カウンセリングによる鬼滅の刃【竈門禰豆子】という回復の方法

◇こういった不安のある方へ
・正義の人でないといけないと思っている
・カウンセラーは聖人君主なんでしょ?と思っている

◇そんな人がこの放送を聴くと、
ちょうどいい案配(あんばい)が分かる、というか、分かるまではいかないかもしれませんが、そんな感じか、くらいが分かるでしょう。心理の専門家でない人はそのくらいで十分ですが、カウンセラーの人は深い理解が必要です。

思春期あたりの発達理論を勉強してください。リンクを張っておきます。思春期の憂うつ~フラニーとズーイ

◇ツイート紹介

【竈門禰豆子になれば回復】禰豆子は人間と鬼の両方を行ったり来たりできます。人間の面と鬼の面と両方持っています。相談者の方は、禰豆子になれば申し分ないと言えるでしょう。実は、カウンセラーも竈門禰豆子です。決して鬼殺隊ではないのです。相談者とカウンセラー、禰豆子通し仲良くやれそう☺

この「両方を行ったり来たり」が大切です。二つの違った価値観をグラデーションを持ちながら、あっちからこっちへ、こっちからあっちへ、TPOに合わせて移動する感じです。禰豆子はそういう感じです。

■人は、鬼か?人間か?

そのように問われれば、両方です。なぜなら、大人は鬼モードになることもあるし、人間モードになる(優しくなる)ときもあるからです。TPOを使い分けます。

たとえば鬼モードとは、どういった状態なのでしょうか?次のような場合があるでしょう。
・相手の成長を促すためにあえて手を貸さない
・そんな意識がなくても、子どもに対して冷たくなるときもある。しかし、すべての行動が相手の成長を考えてやっているわけではありません。無意識のうちに選択を変えているのが人間です。
・甘えてくる異性に対して、ちょっと冷たい態度を取ったり…。鬼とはいかなくても鬼モード入ってる感じ

■カウンセラーが竈門禰豆子モデルになる

カウンセラーも鬼モードを持つ人なんです。それは人間だから当たり前。聖人君主じゃない。だから、良くも悪くも竈門禰豆子を生きることになります。自然に、です。

例えば、相談者の方が、カウンセラーのちょっとした対応に冷たさを感じたとき、それは鬼モードが現れているのかもしれないし、そうでないかもしれない。

・鬼モードの場合:カウンセラーの逆転移、あるいはカウンセラーらしさが出ているのです。逆転移とは、相談者の怒りに対して、カウンセラーがムッと反応したり、ドギマギしているようなものです。でも、逆転移って悪くはないんですよ。それがないとロボットがやってるようなカウンセリングのようになる。それこそ笑い話です。だから、2人の関係性が出来てきたという証のようなものとも考えられます。

・鬼モードでない場合:相談者の転移と考えられます。HSP的反応…。相談者が敏感すぎると、カウンセラーのちょっとしたしぐさに、重大な感情を読み取ってしまう。実際はカウンセラーは何も思っていないのに、自分を非難したと受け取ったりします。

◇結局、鬼モードって何?
クールって感じじゃないでしょうか。

■まとめ:人はクールが入っているほうが生きやすい

・鬼モード(クール)と人間モード(優しさ)の使い分けができると楽
・カウンセラーは、クールとやさしさの両面を持つ
・相談者は、カウンセラーを回復した後のモデルにできる

この記事は「シノブラジオ」の覚え書です。本編が気になったら、下記のラジオのほうもご視聴ください。
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