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【レース回顧Vol.435】第29回ユニコーンS


レース結果・収支

1着【◎】ラムジェット(3番人気)
2着【-】サトノエピック(5番人気)
3着【-】ミッキーファイト(1番人気)
・・・
5着【○】ムルソー(2番人気)
6着【△】アラレタバシル(6番人気)
・・・
12着【▲】カゼノランナー(4番人気)
13着【△】マルチャレアル(11番人気)
・・・
単勝1点的中!(7.3倍) 馬複10点ハズレ 3連複6点ハズレ
レース収支:-970 累計回収/投資:34,150/64,000(53.4%)
※ノーベット収支:0 ノーベット累計収支:+2,010


率直な感想

ラムジェット、相変わらずずっと押しまくっている。ひたすら押しまくってポジションアップ。これで最後まで脚が持ってくれればいいけど・・・。って、持つのね。スゲー。展開が向いたのもあるけど、これはラムジェットが力でもぎ取った勝利。地方競馬は買わないけど、次も頑張ってね。


トラックバイアス分析・展開予想の振り返り

レース前の見解

  • 京都は火曜から木曜朝にかけて雨が降り、金曜朝時点のダートの含水率は4コーナー9.3%、ゴール前7.8%で稍重に近い良という状態。この後はずっと曇りの予報で、パサパサではなく普通の良馬場を想定。

  • ムルソーにピュアキアンの他、ラオラシオン、クロドラバール、カゼノダンサー、ゼンダンスカイらスタートや行き脚が速くて前に行きたい馬も多数。時計実績ある先行勢が中心の見立ても、前がやり合うなら後ろからの馬に注目。

レース指標

LAP:7.0-10.7-11.8-13.1-12.7-12.6-12.6-12.6-12.8-12.7
勝ち時計:1.58.6(良) テン3F:36.1 上がり3F:38.1

レースの振り返り

サンライズソレイユ、エイカイソウルが出遅れ。スナークラファエロ、ゼンダンスカイ、カゼノランナー、クロドラバール、ムルソー、ピュアキアン辺りが前へ。最高速度は69.0km/h。速い。カゼノランナーがハナを取り切り、クロドラバール、ムルソー、スナークラファエロが追走。前のほうが固まって、後ろはまばら。いかにも差しが効きそうな感じ。

ラムジェットは前から離れた後方5番手で手が動いていた。こういう馬ということはリサーチ済みだけど、こんなところ(1コーナー)から手が動くってどうなんだろう?三浦騎手は道中ずっと扶助して、徐々にポジションアップ。まあこれでいいんだけど、最後まで脚持つかな?4コーナーで外4~5番手、早くも鞭が飛んでいた。大丈夫か・・・?

ラムジェットは直線に向いても失速するどころか加速。後続との差が開いていく。スゲー。何なんだこの馬は?ラストは緩めて2馬身半差。2着サトノエピックは全く抵抗出来なかった。終わってみればラムジェットの力が抜けていた。

ラムジェットはスタート一息で序盤置かれてもそれをカバーするに余りあるスタミナの持ち主。追ってもバテないスキルは長距離向き。内で包まれて動けないといったことにならなければ大きいところを勝てる。次(東京ダービー)も頑張ってもらいたい。

サトノエピックは先行集団の直後に入れて、直線でラムジェットに被されながらも盛り返して差し返しに転じたものの、残り200Mで突き放されて勝負あり。相手が悪かった。ミッキーファイトは直線に向いたところで周りが壁、サトノエピックが抜けた後に外に持ち出したが時既に遅し。今回は内枠が仇になった。

ムルソーは3番手の外で効率よく進んだものの、周りと一斉の追い出しであえなく競り負け。逃げ勝ったことしかない馬が逃げられないとこうなっても仕方ない。むしろ5着に残したことを評価すべき。アラレタバシルは普通に外を回していてダメだと思った。今回は内を突いても前が詰まってどちらにせよノーチャンスだった。カゼノランナーは周りにしっかり付いてこられて沈没。マルチャレアルは行き脚が遅く、シンプルに後ろに置かれて終了。


レース結果からの教訓

  • 前に行く馬が揃ったら差しに注目。今回の連対馬はいずれも前走4コーナーで5番手以下からの差しだった。

  • 逃げ勝ったことしかない馬が人気の時は基本的に疑うべし。特に独走で楽勝した馬は競り合いの経験が無いので危ない。

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