骨伝導はナメられている!

近頃、骨伝導製品の不具合が続いている。どれもクラウドファンディングで支援を求めたものだ。
一つは時計の様に手首に装着して、指を耳付近に触れさせて骨伝導で通信をするというもの。
また、指輪の様に指に装着して、その指を同じく耳付近に触れさせて骨伝導で通信するものもある。
どちらも出力をあげると音がダダ漏れで手首や指につけたスピーカー状態らしい。
これなら骨伝導でなくともいいのじゃないか。骨伝導の振動波が手首から指先までに伝わるまでに、ほぼ減衰されてしまうことは自明の理。また、手首や指につける本体に組み込まれた振動源にマイクを組み込むのだから、それはスピーカーにマイクを取り付けると同じこと。これでハウリングが起こらない方が不思議だ。どちらも、あまりにもアマチュア的な発想でものづくりが行われている。また、骨伝導なら誰も知らないから簡単に騙せるぞ!的な匂いがプンプンする。こんなことは、日本人なら絶対にしないだろう!!

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