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和泉一織に沼った。

私は一織推しを名乗っている。だが一織のどこが好きか?と聞かれると「分からない」と言ってしまう。また、確かに好きなのにどこか妬んでいる部分があるように思う。

私は和泉一織という人間のどこに惹かれて、彼を推しているのだろう。

現時点での和泉一織に対する私の感情をまとめました。

和泉一織の沼の存在

私は友達に勧められてIDOLiSH7にハマった人間だ。最初は千のビジュアルが好みだったため千を追っていた。3部で千の大和に対する言葉のかけ方。態度。千の先輩としての姿を見て、ひどく感心していた。千というキャラクターに夢中だった時期だったため、3部まで和泉一織は眼中に入っていなかった。

ではいつ和泉一織を認識しだしたか。
それは3部での伏線だ。細かいことは忘れたが、九条鷹匡と重ねて描かれている和泉一織。そして私は3部を読むうちに、和泉一織は七瀬陸をコントロール出来なくなる時が来るのだろうと思った。(今のところコントロール出来ている上、「パラシュートぐらい備えてる」と言われましたが)
その時が来るのかとドキドキしながら、4部は和泉一織と七瀬陸の関係に注目してストーリーを読んだ。でも危なくなるシーンはどこにもなかった。そこで私は少し落胆したが、和泉一織のIDOLiSH7への愛の大きさを知ってとても驚いた。もっとドライな人間だと思っていたからだ。ここでストーリーの読み方の甘さがあらわになった。
だからこそなのか、4部でナギに向けての「IDOLiSH7の名前をかけたりしないし、IDOLiSH7の人数を変えたりしません。新メンバーの予定もない!」辺りの言葉が私にとっては一織らしくない…!となった。そのため私の視線が一気に和泉一織に向いた。

和泉一織の沼の存在に気づいたのだ。

ムビナナに通いつつ、私は5部を読んでいた。
つまり和泉一織の沼に気づいてからムビナナを通っていたのだ。そう、彼の色んな顔を一気に見てしまった。色んな顔を見てしまったら、和泉一織のことだけが脳内を占めていった。どういうキャラクターか興味が出てきたのだ。

こうやって私は和泉一織に沼っていった。だが、自分で創作したり人と話をするうちにどうも自分は和泉一織のことを対して好きではないのではないか?と思うようになった。
純粋な気持ち以外の何かがあるのだ。

和泉一織への厄介感情

和泉一織の周りには問題を解決してくれるきっかけや場所作りしてくれる人がいる。だから問題解決が出来ている。その問題はささいな問題ではなく、IDOLiSH7にとって重要な問題であるから、問題解決に取り組まなければならない。それは分かっているつもりだ。でも、そうであっても問題解決へ向けた環境作りを自分がしなくていい環境が既にあり、解決を手助けしてくれる信頼している人間が多くいる環境が羨ましい。

私は他者に悩みを相談出来ないことが大嫌いで、1番の悩みだ。でも和泉一織を取り巻く環境と和泉一織自身は私が1番嫌っている私の欠点を突いてきた。

つまり、私が求めている環境とポジションを持っているのが和泉一織である。

だから純粋に好きという感情だけで推せない。
私の理想がまんまあるから、ここはモヤモヤする部分なのだろう。

こう言うと余計和泉一織のことを好きな理由が分からなくなってくる。ただでさえなぜ好きか未だに分かっていない。
この感情を言語化してこなかったから推せていると思うかもしれない。でも言語化してもなお私は彼のことを推している。私は和泉一織というキャラクターに魅了されているから。
1度魅了されたキャラクターから離れることはなかなか出来ない。これからも和泉一織に向ける矢印の変化に敏感になりながら、推していきたいと思う。

あとがき

最後まで読んで頂きありがとうございました。
これは私が勝手に和泉一織に抱いた感情であり、私の文を読まれた方の純粋な気持ちに変化がないことを願っております。

それではまたお会いできることを楽しみにしています。


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