最近大切だとおもうこと
丁寧につくられたものに触れると、
そこからしっかりと大切なメッセージを受けとる。
時をさかのぼり、それがつくられた情景や作っている人々の姿、
自然の中の厳しさや美しさ、空気感や温度や湿度、
匂いや埃っぽさ・・・・
そんなことまで目の前に想像できてします。
私の手元までやってきた今、ここからつなげていく意識。
モノとの関係は、そんな風に想うと大事に大事に、
大切にずっと付き合っていくことにも幸せを感じたり。。
それを着るとき、素材のあたたかさだけでなく、
それに関わったいろんな人のぬくもりも纏う。
遠くヒマラヤの地で人々の生活に欠かせない羊毛が紡がれ、手織られた生地は宿っているように生きている感じがする・・・
それを使うとき、そのくるみの木のぬくもりだけでなく、
繊細に削り続けた職人の手を想い味に深みと丸みもいただく。
それを食べるとき、畑の情景と育てた手も想い数倍美味しくいただく。
それを香るとき、植物の育つ土地や風、気候や湿度、風景、そして手を、抽出の情景を想い世界が広がるように香る。
丁寧につくられたものに触れることは
説明できない満たされた気持ちになれる。
そんなことはとてもとても大切なことだ、
と最近おもう。
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