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(2019/7/6) G検定無事に合格したので勉強法をまとめてみました👉必勝


どうも、solobochiです。

先日(7/6(日))受験した、JDLA(日本ディープラーニング協会)認定のG検定資格に無事合格しました。


正直仕事も忙しく、自分の勉強もやりたいこと・やらなきゃいけない(やると自分で決めたから)ことも予定が詰まっていることから、絶対に落とすわけにはいきませんでしたので、ぶっちゃけ、相当過剰に勉強したとは思いますが、それゆえに、この勉強法でやれば、やり抜いていただければ必ず合格できると思いますので、残しておこうと思いました。


G検定とは

👉一般社団法人 日本ディープラーニング協会が実施する資格試験で、Generalist(ジェネラリスト)検定の略で、G検定。
👉ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業応用する能力を持つ人材

▶️ざっくり言えば、ディープラーニングを事業創造に活用できる人材。そのために、ニューラルネットワークを多層・真相にした機械学習手法の一つであるDeepLearningについての一般的な知識を有し、そのアルゴリズムについて(CNN,RNN,LSTM,BERT,attentionモデル,,,etc)の知識も持ち、それでいてその技術をビジネスに活かすことができる人材。ゆえに、ディープラーニングの活用事例、関連する法制度、最新の動向などについても詳しい人材。
※一般にジェネラリストとは、ビジネスにおける広範な知識・技術を有する人材のことを言う。
※おそらく、ディープラーニング協会検定資格のエンジニア資格と対をなす資格として、ニューラルネットワークの実装をメインに行うエンジニアに対して、それをビジネスに活かす側の人材としてディープラーニング、機械学習、AI研究分野、そしてそれらの最新動向等の情報・知識を広範に有する人材という意味でジェネラリストと名付けられているものと推察する。

※詳細は、JDLAのHPを参照
https://www.jdla.org/


G検定の学習のシラバスはこちら⤵️

・人工知能(AI)とは(人工知能の定義)
・人工知能をめぐる動向
探索・推論、知識表現、機械学習、深層学習
・人工知能分野の問題
└トイプロブレム、フレーム問題、弱いAI強いAI、身体性、シンボルグラウンディング問題、特徴量設計、チューリングテスト、シンギュラリティ
機械学習の具体的手法
└代表的な手法、データの扱い、応用
・ディープラーニングの概要
└ニューラルネットワークとディープラーニング、既存のニューラルネット・ワークにおける問題、ディープラーニングのアプローチ、CPU と GPU
└ディープラーニングにおけるデータ量
ディープラーニングの手法
└活性化関数、学習率の最適化、更なるテクニック、CNN、RNN
└深層強化学習、深層生成モデル
ディープラーニングの研究分野
└画像認識、自然言語処理、音声処理、ロボティクス (強化学習)、マルチモーダル
・ディープラーニングの応用に向けて
└産業への応用、法律、倫理、現行の議論



使用した参考書、問題集

まずは一覧。

使用した参考書・問題集一覧
▶️G検定公式テキスト(本&Kindle)

▶️G検定問題集(黒本)(スキルアップAI)(本&Kindle)

▶️G検定問題集(Kindle)(神草出版)

▶️Study-AIの無料問題集(Web)

▶️AI白書(Kindle)

参考:合計 13,500円



続いてそれぞれの説明。

🔹G検定公式テキスト
👉唯一の公式テキスト
👉とにかくまずはこれを読まないと始まらない
👉松尾教授の講演を聞いたことがある人だと、特に前半は理解しやすい
👉結構掛かるかなと思っていたが、読みやすく、3日くらいで一通り理解できる



🔹G検定問題集(黒本)
👉スキルアップAIの方による著作
👉上述の公式テキストとこの問題集で対策するのがおそらくもっともメジャーな勉強法
👉私は、最終確認として使いました
👉なので、216/225問(正答率96%)でした
👉結果論にはなりますが、基本的なレベルの問題なので、最終確認に使うのが良いかと思います



🔹G検定問題集(Kindle)(神草出版)
👉基本的には難しくなかった。やたらCNNの特徴量マップが多く、おそらく問題を考える労力を惜しんだものと思われる。500円だったので別に気にしていないが、買わなくてもよかったかも。。
👉実際の試験では、特徴量マップの計算は2問しか出なかった



🔹Study-AIの無料問題集(Web)
👉公式テキストや神草の問題集では出てこなかった問題がたくさん入っていたため、わからない問題が多くて正直ヘコんだ
👉結構間違えた、というか知らなかったことが多くて、誤答が多く、直前にやらなくてよかった
👉時事問題も含まれていて勉強になった
👉結構、同じ問題が本試験でも出題されていた



🔹AI白書(Kindle)
👉これは最後の詰めとして購入
👉公式テキスト、問題集を一通り実施して、最後に若干時間があれば読んでおくと良い
👉時事問題の対策の一環になる
👉私は、半分くらいしか読み終わられなかったこともあり、当日時事問題にはかなり苦労しました
(とはいえ、あの時事問題は、検索すること前提の問題だとすら思っていますが。。)



勉強法のまとめ

まとめとして時系列も踏まえて整理しておくと、1ヶ月をこのように学習を進めました。


1.G検定公式テキストを読み、各章の例題で理解度の確認 (3日)※平日なかなか時間取れなかったので1week

2.G検定対策問題集(神草)で演習+間違えた問題について復習して頭に入れる(3日)※同様にここまでで2week

3.Study-AIで演習(3日)※3week

4.G検定問題集(黒本)で演習(1日、というか本番通り2時間で回答+復習)※4week

5.最後の詰めで、AI白書

もう1回受験しろ、と言われても、この流れで勉強すれば、確実に1ヶ月で合格できると思います。



当日、時事問題がかなり難解で焦りましたが(しかも前半に時事問題が出てきたので)、必ず基礎的な内容の問題もあるはず、と信じて解きました。

なので、後半になって、やっと時事問題ゾーンが終わって、即答できる問題ゾーンになった時に、

「やっと抜けた〜」と思い、そこからペースアップしてなんとか30分程度残して回答することができました。

この傾向が続くとすれば、確実に基礎的な問題について即答できるように学習しておくことが大事だと思います。

そうすることで、時事問題については検索する十分な時間を確保することができます。




以上です

一人でも多くの方の参考になればとても嬉しいです







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