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ライフミッションの世界観

こんにちは、日比です!

前回は私自身の過去の経験を通して、ライフミッションがどう形作られ、それが探求テーマである「慈愛に満ちた関係」とどうつながっているのか、をお伝えしました。(前回記事はこちら)

今回は、ライフミッションで表現している関係ってどういう関係なの?という部分についてお伝えしていきたいと思います。

ライフミッション 

突然ですが、私のライフミッションの根底にあるのは、

Why can’t we be good to each other?
みんな傷つけ合うのやめようよ

という気持ちです。

それは、形を変えた、私と仲良くして欲しい、私を受け入れて欲しい、私を傷つけないで欲しいという思いであり、前回のブログでお伝えした「内面世界をありのまま表現したい、わかってもらいたい」という願いの反映でもあると思います。

こうやって表現をすると「社会をこうやって変えていきたい!」と言いながら、めちゃくちゃ自分本位なライフミッションじゃん、と感じる自分もいますが、そういうものなのではないかとも思います。なぜかというと、ライフミッションに向けた最初の取り組みは、その世界観を自分自身が実践していくことだと思うからです。だから、私にとっての最初のステップは、自分が自分と仲良くすること、自分が自分を受け入れること、自分が自分を傷つけないこと、になるのではないかなと。そうして、その実践を周囲に広げていくことがライフミッションの達成に近づくことなのではないかと考えています。

わたしも他者も社会の中で生きていて、生きてきた社会のあり方を反映している存在だと思います。だから、私自身や周囲の人・組織に向き合っていくことは、社会に向き合っていくことでもあると捉えています。そのため、個へのアプローチと社会へのアプローチの両方が重要だと思うのです。

本当は、究極には、人類全員が受容しあうことを目指したいと思っています。でも、一方で、全人類が受容しあったことは歴史上いまだかつてないので、難しいのではないかと心のどこかで思います。悔しいんだけど。

そう考えて行った先に、
・ありのままを受容をするってどういうこと?
・仲良くするってどこかで自分を我慢すること?
・傷つくことってすべて悪いことなの?
・理解できるけど共感できないことってあるよね?
といったような問いがたくさん湧いてきました。

これらの問いを考えていきながら、「自分自身がより多くの人を受容するには?」という根本の問いが生まれました。

そうして、過去を振り返った時に、自分が短期的に傷つこうとも他者を受け入れられたのは、自分自身が深く安心できる関係の中にいた時なのではないかと気づきました。

この深く安心できる関係は、人によってはパートナーだったり、友人だったりとどんなラベルの関係の中でも構築できるものだと思いますし、子どもの頃や、社会人になってからなど人生のフェーズによっても変わっていくものだと思います。また、関係は揺れ動くものなので、一度構築したら終わりではなく、維持向上していく必要があると思います。こういった深く安心できる関係が、きっと3人くらいと構築できていると安心の基盤となるのではないか、というのが現在の仮説です。

そして、その安心の基盤があると、価値観が違い表面的には攻撃してくると感じる他者も受け入れられるのではないかと感じています。

そう感じる背景としては、人が他者を攻撃する時や、他者に攻撃されたと感じる時、その人の内面には、消化できない痛みがあるのではと考えているからです。でも、痛みを他者への攻撃に変えて消化しようとしても、問題を外部化してしまっている状態なので、自分自身の内面の痛みは消化されません。だとしたら、痛みと向き合えるような安心の基盤があれば、痛みの連鎖は少しずつ断ち切っていけるのではないかと思っていて、これが他者の受容につながるのではないかというのが現在の2つ目の仮説です。

この深く安心できる関係が安心の基盤として存在しており、そこがあるからこそ他者を受容できる関係を「慈愛に満ちた関係」と表現しています。

今回の話は、かなり抽象度が高く、理想論のように聞こえる部分も大いにあると思います。次回は、もう少し具体例を入れながら、どんな実践をしているのかをお伝えしたいと思います。なぜ「慈愛」という言葉を選んでいるのかもどこかでお伝えできたらと...!

ここに記載している多くのことが、探索中であり、仮説を作りつつ壊しながら進んでいるところです。こういう観点も取り込めるのではないか、ここは詳しくどういうことなのか、前提に取り込んでいる仮説が違うのではないか、などどんな批判・共感・叱咤激励も受け付けております!FacebookTwitter、noteのコメントなどからご連絡もらえると嬉しいです。

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