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宮城磯マル完全マニュアル(2/3)

part1はこちら

前回の記事で磯マルゲーの簡単なイメージが何となくつかめたかと思います。今回はこの釣りにおけるルアーとメソッドを簡単に解説したいと思います。

必要なルアーはレンジ、用途、ポイントによって使い分けます
ミノーはサーチ&食わせの軸として最も使用頻度が高いです。
ローアピール、飛距離、ナチュラルなアプローチのためにヘビーシンキングペンシルも活躍します。またボトム付近のレンジを丁寧にトレースしたり、どうしても食わない魚にテクニカルに「飛び武器的」に効くのがバイブレーション。ブレード系なんかも食わせには比較的良いかと思います。

磯用のルアーは「動きの微妙な違い」よりもキャスト性能、高所耐性、耐久性など明確なスペックで良し悪しが決まる傾向があります。言い換えれば「必要なスペックを満たしているかどうか」がカギです。機能を満たしてさえいればよいのですが、それを見分けるのがなかなか経験がいります。

磯でよく使うルアーはペイントが禿げやすいので、私は使い古したものはリペイントして再利用します。

たとえば10センチくらいの1ozクラスのシンキングペンシルが必要だとしてスライドベイトヘビーワンとドリフトペンシル110では「低い足場」が条件だと同じような使い方ができますが足場が高くなると高所耐性のあるヘビーワンでなければルアーが水面を滑ってしまい「釣りそのものができない」ということになってしまいます。さらに高くなるとヘビーショットじゃないと無理。同じようなスペックでも「使える・使えない」がハッキリしているのが磯のルアー選び。

今回は普段わたしが使っているルアー紹介しながら「どういうルアーがむいているのか?」という部分を押さえて頂ければルアー選びが楽になるかと思います。

磯マル用ミノー編

ミノーは1番出番が多く、ぶっちゃけ何でもいいんですが使えるモノと使えないモノがハッキリしているのも面白い。波耐性、高所耐性、耐久性、飛距離。この辺を踏まえた上でレンジとアクションのレパートリーを増やしていくと失敗が少なくなります。


ダイワ セットアッパーシリーズ

125SDRで出たナイスサイズ。

セットアッパー110SDR、125SDR、LH、145SDRこのあたりが有名です。宮城の磯といえばこれってほどスタンダードルアーという認識が一般的。ロングビルのダイビングミノーですが重心移動ウェイトがピックアップ時に後方に戻るため足元まで引ききれる一方で浮かせて回収するにも操作が楽です。逆に微妙なバランスでウェイト移動が行われるのでハズレ個体を引くと重心移動が動きにくかったりするので新品を買う時も目利きが必要。ちゃんとカチカチ動かしてみよう。

シマノのMDレスポンダーなんかは泳ぎ出すと一定層に縫い付けられたように泳ぎすぎて非常に扱いずらい。クランクに近い使用感で磯では回収時に根掛かりして魚を釣るより先にロストしたアングラーのほうが多いのではなかろうか。ちなみにセットアッパーのノーマルタイプ(125S)はウネリ耐性皆無なので持っていかなくてよろしくてよ。

基本的には2m~3mくらいまでのレンジが得意のディープダイバーで磯だけではなくリバーのデイゲームで普通に釣れるバランスの良いルアーです。一番オーソドックスな125SDRはオリジナルフックがなぜか#6になっているせいでとにかくフックが伸びます。#5に交換しても普通に使えるし#2×2個仕様でも使用できる。監修者的に#8×4個仕様にならなかっただけ不幸中の幸いだったかもしれません。結局マイナーチェンジでLHという2フック仕様のモデルがのちに発表されました。

バイブレーションのレンジをミノーのアピールでスローに操作して誘えるのが特徴的です。バイブレーションだとプレッシャーがかかり過ぎて同じ場所から連続で反応を取るにはリスクが伴うのでダイビングミノーの進化はありがたい。最近はディープダイバーが各社から発表されていますが特に磯で使う場合、選ぶ際は操作性がよいか、構造を調べてから買うのがおすすめです。このタイプのルアーは動きの微妙な違いで食ってくる・こないというほど繊細なモノではないので(アクションピッチや水押しでスズキがルアーを選ぶ場合DD系はそもそも反応が出せない事が多い)使い勝手の良さを最優先事項としましょう。

●使い方

ワンド内のシモリ、ウィードエッジをかすめるようにレンジコントロールしながら操作するのが一番多い使い方。ドン深なポイントだと足元の岩礁ぎりぎりをしっかりレンジいれてなるべくタイトに通すと・・・

茶色いのもよく釣れる。これはラトルインタイプ。



シマノ サイレントアサシンシリーズ

飛距離・食わせ能力・アクション・安定供給どれをとっても抜群のパフォーマンスのミノー。しかしDUOのタイドミノーシリーズばりに種類が爆増してるうえ、同じ規格でもシンキングかフローティングかFBの有無で全く180度違うルアーだったりするので注意が必要。磯で使うならば下限から129f/s 120f/s 140f/s  ダイブアサシン ストロングアサシンあたりが目につくかと思います。

140F(FB)で出た一匹。

このシリーズに関しては詳しく説明すると非常に長くなってしまうので磯での場合に限って簡単な解説をしたいと思います。

まず、「いかにも磯用な」ダイブアサシンとストロングアサシンは動きがダメすぎるのと強度も低く(FBギミック組み込んだら耐久性能落ちるのは当たり前)ダイブアサシンに関してはMDレスポンダーと同じ轍を踏んでしまいました。操作性能があまりよろしくないです。シャッドとして使うならばいいかもしれませんが、このレンジ帯ならセットアッパーに軍配があがります。極端に良いルアーと極端にダメなルアーが織り交ざるのがシマノルアーの面白いところ。

シャロー帯だとヒラメもよく釣れます。

絶対に1本・・・いや2本あったほうがいいのがサイレントアサシン140F。これは主力一本、ベンチ組で一本あったほうが良いです。140は狂鱗(旧型)とFBタイプ(新型)のラインナップがあり、ジェットブースト搭載かどうかでさらに2種類あります。微妙にマイナーチェンジごとに重さが違います。FBタイプは若干重いのでベタ凪だと「追ってくるけど食わない」ことがたまにあります。しかし少し波っけがあるくらいの場合そこまで反応に違いはありません。狂鱗よりFBのほうがちょっと飛ぶかもしれませんが、波がなくても「ミノーの動きじゃないと反応してこない」場合には旧型だとなんとか食わせられることも多い。実は140はシリーズ最高の「高所耐性」があるのが一番の肝でもある。足場が高い場合まともに泳がないルアーは多いが140に関してはきちんと泳ぐ。ほかのサイズではダメ。140は特に波に揉まれながら巻くと食わせの動きが出るように設計されているのでやりにくい時こそ真価を発揮します。そのへんのバランスはかなりデカい。

狂鱗の140F(旧型)

129,120はアクションとレンジが微妙に違い、129がスタンダードだとすると120は少しバタバタ動きます。ボディがやや太いので使用感としては「浮きやすく、潜らせやすい」そんな感じ。なので起伏のあるポイントだと120のほうがハマりやすい。ゴロタ浜とかサーフ絡みのシャローで離岸流に対して鋭角に通す場合、食わせ能力は断然129。ちなみに160は追ってくるけどほとんど食わせられません。140の「波の中で食わせの動きが出る」に対して「波の中を安定して泳ぐ」設計なので…これじゃなきゃ釣れない!って状況は宮城ではあまりありませんね。日本海仕様です。

●使い方

140f/s

一本あればほとんどの状況で大体なんとかなる系のルアー。140Fはそこまで水深が深くないポイント、5mくらまでの水深で比較的強い波動、ドリフトの動きに反応する場合。または少しウネリがある時にブレイクラインや離岸流が絡んでいる場所でハマることが多い。使い方は磯でのフローティングミノーの共通メソッド。巻き出しグリグリー!からのテロテロ巻き。水を噛ませて動き出させてから泳ぎながら姿勢を崩すくらいのスロー巻きです。特に波がある場合は一気に水を噛ませてルアーをウネリに引っ張らせると替えの利かないルアーであることが理解できます。

140Sは129サイズの例にもれず、スローでほぼ泳がず水をつかんだ瞬間にバタバタ泳ぐので沈めて中低層をローアピールに漂わせるような使い方がハマると思います。シャロー中心の場合出番は少ないかもしれません。

120f/s
129サイズよりオールマイティ選手です。140と同じような使い方でOK。波っ気がない場合こっちのほうが食わせやすい場合もあります。

129f/s
シャローでサラシが巻くくらい水が動く場所だと120/140よりも操作性が高いです。引き波で爆速になっても129sならほとんど暴れないのでしっかりピンに置いておけることも多い。離岸+引き波だとリバーなら流れ逆引きしてるような感じですからね。それからオープンのちょっとした流れの変化に魚が沸いているときなんかも結構使えます。オープンエリアでうろうろしているスズキが一番食わせるのがメンドクサイわけですが129sの高速引きで大体食わせられます。川でも効きますが磯の場合はかなり早めに引いた方が反応させやすいです。体感ではバイブくらいの速さ。

幻の宮城磯ヒラスズキ。129S高速引きで出ました。

FBを搭載している新型の129Sはギミック搭載分でボディが太く、スクエアリップが付いています。なので動きの特性が異なります(140Sに近い)素早い横の動きに反応する場合は旧型(丸リップ)が釣りやすいですが、波風がある場合に中層ドリフトさせるなら新型(FB)の方が圧倒的に使いやすいです。


シマノ レスポンダー149F

塗り替え品。

109でもなく129でもなく149が良い。謎のランカーキラー。入って50センチくらいのレンジですが集魚能力が非常に高い。ウェイク系とアサシンの中間みたいなパタパタ系のアクションです。

149でナイトゲームで出たランカー。

水の掴みがあまり良く無いという抜けが良いというか、オートマチックに泳いだりフリーズしたりするのでただ巻いてくるだけです。日中で波っ気のあるシャローで早巻きしても魚を出せるので工夫次第でどこでも使えるルアーだと思います。

ピンで通してもよし、回遊でドリフトしても良しのオールマイティ選手です。


エクリプス アストレイアシリーズ

昔ながらの磯マルルアーです。
127SSR、127Hi-Beatがメインです。SSRはレードルリップが付いたサスケみたいなタイプです。Hi-beatはショートリップになったシャローランナーでサーフ、磯で非常に強いルアーです。最新のルアーに比べると飛距離的には劣ります動きの良さ、ボディの強さには今でも色あせない性能があると思います。

127SSRのサラシ撃ちで出た一本

SSRである必要はとくにありません。サスケ系の形状したタイプなら全て代替ルアーとして使えるので特段これである必要はないが耐久性が以外と良いのと水の掴みや抜けのバランスが良いように思います。

問題はアストレイア127Hi-Beatのほう。これは変えが効かないルアーで低速と高速リトリーブへの対応力が高い上にローリングのピッチが早い。そして潜らない。藻場やマズメ時のシャローで魚を誘い出すなら一級の食わせ能力があると思います。個人的には磯よりサーフでお世話になったクチです。


ブレイズアイ エヴォルーツ120F

ヒデ林の謎ルアー。とりわけ見た目がユニークで美しいので持ってる人も多いはず。クリア系のカラーは内部空気を鏡面として反射させるために工夫がされていてフラッシングは強いがシルエットはハッキリしない食わせカラーが多いと思う。

実はDD系ルアー以外で一般的に出回っているミノープラグの中で高所耐性が一番高いルアーでもある。足場が6mくらいの高さでも普通に泳ぐ。もちろん足元ギリギリまでは無理だけど30m以上飛ばせばちゃんと操作できるので特に磯だとこのルアーじゃなきゃ出せないポイントが意外とある

ウェイトはゴトゴト系の音が出るので一発目にヒットやバイトが取れても二回目がないことも多々あるが最初の一発目の反応はとりやすいので、使いどころを弁えれば良い武器になると思う。割としっかり潜ってしっかり浮くという緩急があるので操作性は十分良く、耐久性もなかなかです。

茶色いのもよく釣れます。



ジャンプライズ サーフェスウィング

外洋系ならいわずもがなバッチリのルアー。ジャンプライズのルアーは間違い無い一級のブツだが宮城の磯マルだとバチバチの外洋系ルアーじゃなくてもリバーの流用でも十分なので好みは分かれそうです。あと値段もちょっと高めだし。井上氏は会社畳む予定みたいなので好きな人は買い溜めたほうがいいかもしれません。

147Fで釣れた魚。足場6mですが、ある程度ヒットポイントまで遠ければ十分使えます。


ほとんどロールしかしないうえにピッチが非常に速いシャローランナー。オススメは147F。高い足場にも強いしカラーも外洋に強いラインナップで良いと思います。対抗馬はアサシン140Fかレスポンダー149Fあたりになるかなと。ワンサイズ下のモデルより147の方が飛距離的にもおすすめ。このレンジ帯の割には足場高くても十分操作できるので意外と珍しいルアーでもあります。



磯マル用シンキングペンシル編

ハードコアヘビーショット105


ヘビーシンペンはこいつだけで十分。と言っても良いくらいの性能。重量30gで1ozクラスの使用感。バランスがめちゃくちゃ良い。端的に言うと「21gと28gのシンペンの役割を一本で担うルアー」でありこのクラスのシンペンで最もウネリ耐性および高所耐性があるルアーでもある。他にも125や85サイズがあるがこのクラスは代替ルアーが他にもあるので特筆すべきことは無い様に思います。

5mくらいの足場から沖の潮を流して出た一本。

アイの下にリップが付いており、これは泳がせる目的ではなく浮き上がりにくくする工夫。マリブと同じ構造ですね。ともかくただ釣るだけならこれさえあればなんとかなります。ワンド内部のピンを撃つにも、シモリやサラシを漂わせるにも回遊個体をドリフトで探すのにも全てに使えます。

茶色もよく釣れます。

ヘビーシンペンを使う時は一方向に流れが走っていないと非常に扱いづらいものですが、リップ着きなので「もうちょい流れてほしい!」という状況でも使えるのが痒いところに手が届くルアーです。青物のナブラが立つような状況でもスキッピングで誘って食わせたり芸達者な一本です。


スライドベイトヘビーワン


元祖ヘビーシンペン。21gと28gあたりが使いやすい。高さに対する耐性もあってオープンエリアでドリフトで流しても良いし、ピンポイントに21gを漂わせても良い。スイッチヒッター97DHとかでも同じようなことができるけどヘビーワンはフックの番手を上げても使える懐が深いルアー。

21gのモデル。

極端に高い足場に対する耐性はないけど、2-3mくらいまでなら対応可能。28gのモデルも昨今のぶっ飛び系ヘビーシンペンと違って食わせる動きが非常に繊細でタフコンの時ほど重宝します。

足場低めのシャローにいく際是非一本使ってみて欲しいルアーです。



ヨイチ99バリスタ

アイマの悪名高きヨイチ99の浮き上がりを押さえたバージョン。このサイズ感で36gあるのは珍しい仕様です。飛距離が出る上に小粒なのが食わせに抜群。回遊狙いの遠投ゲーに持って来いです。

ナイターで沖の回遊狙いで出た一本。

この手の使用法だとロケットベイトヘビーも結構イケます。ボトム着底と同時に巻き上げてタラタラ流すと効率よく回遊の魚が探せます。

ツッパることが男の〜♪

但し、耐久性皆無なので扱いは慎重に。泳ぎはかなりしっかり動きます。


レビン95ヘビー

ロンジンのヘビーシンペン。28gクラスでアイポイントを逆付け出来るユニーク品。中古で安く売られていて扱いやすいルアーなのでオススメ。

高所耐性はヘビーワンと同じくらいですが、アクションの入り方が絶妙で、非常に扱いやすい。サーフでも磯でも1ozクラスで一本あっても良いルアー。例えるならヘビーシンペン界のサイレントアサシン129Fみたいな感じ。

青いのもよく釣れます。

フックサイズを変えると泳ぎが悪くなりがちなので注意が必要です。


その他のルアー

よく使うルアーを並べてみて大体どういうものを使うかイメージ出来たかと思います。

釣れるルアーを全部書き出すとキリがないのでこの辺にしておこうと思います。ルアー単体の良し悪しを語っても実は意味がありません。それをどういう状況でどう使えば良いのか、釣れるイメージを固めていくことが大事です。徐々にメソッドの話に移りたいと思います。


かっ飛び棒、パンチライン130


40g前後の長尺シンペン系。ヘビーショット125なんかもこれですね。飛ぶのは良いとしてどこで使うの、っていう。この辺は実は正直あまりなくても大丈夫なルアー。ウネリがきついけどナチュラルに漂わせないと食わない時に1ozクラスシンペンとシンキングミノーの中間+スーパーウェイトルアーとして使うのですが、これじゃなきゃ釣れないって状況がたまーにあるんです

パンチライン130で出たまずまずサイズ

「これじゃなきゃ釣れない」というより「これしか使い物にならない」と言った方が正解かもしれません。まず、足場が高くてウネリがあって、しかもドン深のポイントで、飛島が沢山突き出していたりスリットが深く入って洗濯機の中みたいにジャバジャバになっているとき。

で、荒れてて魚は高活性なんだけどマトモにルアーが泳がない状況。これだとこのクラスのシンペン以外に使えるルアーがなくなるんです。ディープだけじゃなくてシャローでもそういう時があります。つまり結構特殊なルアーになるかもしれません。


とび棒とパンチ130がこのクラスだと有名です。オートマチックに流しながら誘うならパンチライン130の方が使いやすいです。カップが切ってあるので割と雑に扱っても泳いでくれます。飛び棒はちょっと雰囲気が違くてどっちかと言うとマニュアル系のルアー。ぶっ飛びくんなんかもそうだけどラインを捌いて食わせにいくルアーなので人によっては使いづらいかもしれません。



バイブレーションプラグ


セットアッパーシリーズが登場して以来ややボックスの隅に追いやられがちです。しかしバイブにはバイブにしか取れない魚がいます。単にボトムを取るために使ってもいいですが、他にもまだ使い道はあります。

キックビート70中層リフト&フォールで食わせた良型

まず、中層チョンチョンゲー旧北河口でみんなやってるあれ。流れがたるすぎて食い気がない時に1匹捻り出すのに活躍します。プラグ自体は何でもいいですが70mm前後で15-20gくらいの一般的な樹脂バイブでやるといいかと思います。フォール速度が速すぎてもなかなかしっかり食わないのであくまで中層をゆっくり誘います。

2つ目に波っけ、風が全くないときのデイゲーム。しかも魚は後ろからついてきたりするのに全く食わないとき。こういう時はボトム取ってからの超高速巻き。腕が取れそうなくらいの速さで巻くと喰います。これは港湾とか沖堤防の夏場によく使われるメソッド。鉄板だと飛んでボトム取りやすくていいかもしれませんが、体の負担がエグいので樹脂バイブのちょっと大きめのモノを使うと楽です。シマノのサルベージ80辺りがオススメ。


フラップペンシル ブルーランナーS85

これについては正直あんまり書きたくないが(弾数が少ないので品薄になると困る)ちょっとだけ。泣く子も黙るマリアのフラペン…の青物用28g。コイツはとにかくスズキが狂うルアー。

なんとなく磯マル用ルアーはスペックさえ満たしていれば割と何でも良いのがお分かりかと思いますがフラペンに関しては替えが効かないルアーです。

高所耐性は全くないが、低速耐性がめちゃくちゃ強い。小粒で低速、強波動がどうにも強い状況があって、普通にやってたら釣れない魚が本気喰いしてくるようなルアー。国家機密なので話せるのはここまでです。



他にも紹介したいルアーはたくさんありますが今回はここまでにしたいと思います。ルアー紹介が長引きすぎたので、次回part1の内容を踏まえた上で総集編に入りたいと思います。装備や安全面についても触れたいですね。

part3

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