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パフの中はどうなっている?[前編]

(株)杣長(ソマチョウ)で常務をしております杣です。
杣長は、1933年創業のビロード織物を織っている京都の会社で、お化粧用パフのパフ生地を製造しております。

ビロードって??という方は、こちらの記事をご覧ください。

みなさんは、パフを分解してみたことはありますか?
パフを使っていても、分解して中がどうなっているのか確認したことのある人はそうそういないのでは??

今回は”パフの中がどうなっているのか?”をご紹介していきます。

今回はこの一般的なパフを分解していきます。

まずは、このリボンの部分からカットしていきます。

開くと、中にはスポンジが入っています。
取り出してみましょう。

上の写真を見てわかるように、パフはビロード生地、リボン、スポンジの3つのパーツで構成されています。とてもシンプルですね。

とてもシンプルな構成ですが、スポンジの程よい弾力は、ビロードが少し沈み込むことで、風合いがより柔らかくなり、肌当たりも良くなります。

そして、スポンジが沈み込んでくれるメリットが、実はもう1つあります。それは、ビロードとリボンの間の隙間が、使う人の指の太さに応じて変わるので、どんな人の指にでもパフがフィットしてくれることです。

シンプルですが、良くできた化粧道具ですね。

次回は、今回の続きになりますが、"パフがどう作られているのか?"を紹介したいと思います。

ありがとうございました。


弊社の企画開発部「SOMACHO第2企画室」ではオリジナルパフ「-NOBODY-」を販売しております。是非、下記販売ページをご確認ください。

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