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RGW スペルウィッチ

はじめに

スペルウィッチを愛し、スペルウィッチに愛された男。someです。
今期RGWローテーションでウィッチを使用するなら、間違いなく『秘術ウィッチ』と思っているそこのあなた。

間違ってます。

プロやらJCGから情報を得て、ウィッチクラスは今『秘術』と思っているのであれば、それはすでに洗脳されています。
統〇教会もびっくりですね。


確かに秘術は強いですが、スペルウィッチも強いんです。
アディショナルが出て環境が落ち着きを見せてきた今。
岸〇総理が検討に検討を重ねている今。
“ウィッチは秘術しかない” そんな洗脳にかかってしまっているそこのあなた、救いを求めているなら続きを読んで呪縛から解き放たれてください。

RGW環境開始の6月末からグランドマスターまでスペルウィッチのみで戦い抜いています。

デッキ構築

現在使用している構築。右端の見切れは氷塊のゴーレム3枚。

以前からと同様、〈ウーシンマスター・クオン〉と、〈究明の魔術師・イザベル〉を軸に戦っていくのでリストは汚くなります。
ドローソースは確保しつつも、中盤以降手札が溢れやすくなる、相手の盤面も強くなるのでスペルブーストで0コストになるスペルを多めに採用しています。種類も稼ぎやすくなります。

確定枠

〈知恵の光〉は最終的な構築の内容によっては減らしてもよい可能性があります。〈イザベル〉の融合2回目で手に入るスペルであり、種類稼ぎには役目は低いです。ただ、スペルブーストでコストを減らすカードをたくさん採用している、〈叡智の神鳥〉をアクセラレートで使用しやすくする意図で3枚は必須だと思っています。
〈チャームマジック〉は少なくとも2枚が必須です。使用方法は後述します。

選択枠

〈ユニオン・マジック〉から〈アルティメット・マジック〉を加えやすいように種類カウント、アクセラ持ちフォロワーで〈イザベル〉への融合素材を多く採用しています。手札を減らすカード、相手の盤面を除去するカード、手札を補充するカードをバランスよく選ばれるとよいと思います。

その他

その他で採用の余地があるとしたら、このあたりか。
〈降誕する干絶〉はハンドレスヴァンパイアへのメタカード
〈ブレイクタックル〉は軽いコストでの大ダメージ除去
〈楽園への来訪〉は一世の探求、〈ユキシマ〉へのアプローチでデッキの回りをよくできる
〈冒険の夢〉ランダム性があるものの、2コスト1ドローで2回復できるチャンスがあるのは有用



デッキの勝ち方

基本

8ターン目のクオン+アルマジ+紅蓮の魔術。これです、伝統芸。
そのためには〈クオン〉に15ブースト、〈イザベル〉に3回融合し、8種類のスペルを使用した上で〈ユニオンマジック〉をプレイ。
これを7ターン目までに行うことが出来れば勝てます。

※基本リーサルが困難な相手
・リーダー体力上限を上げるデッキ
 ex:コントロールE、バハムートD
・効果ダメージカット
 ex:R 伊達の大見栄、ヴィクトリーブレイダー
  W カウンターマジック
  Nc 永劫の決闘・モルディカイ、マッドネスリーパー
  V アビスドゥームロード
  B ホーリーセイバー、インペリアルセイント
  Nm 永久の盾・シオン、神器鳴動

あらかじめ相手リーダーの体力を減らす、〈クオン〉2枚使用する、0コストの処理カードを合わせて使用する、などの方法によりリーサルを狙えます。


応用

基本8ターンでリーサルと言っても、〈クオン〉が引けなきゃだめじゃん。
って思ったそこのあなた。
それはスペルウィッチに愛されていません。それにめげずに使い続けましょう。簡単に序盤に引けるようになります。

それだけでは当然戦えないと思うので、応用リーサルを紹介します。


①7ターン目:アルティメットマジック、8ターン目:ユニオンマジック、アルティメットマジック

【このパターンでも勝ちを狙える対面】
ラティカエルフ、連携ロイヤル、秘術ウィッチ、葬送ネクロマンサー、モノヴァンパイアなど
【このパターンでは勝てない対面】
コントロールエルフ、スペルウィッチ、マナリアウィッチ、バハムートドラゴン(回復手段が豊富なデッキ)
共鳴ネメシス(タイミングをピンポイントで使えるダメージカットがあるデッキ)

〈イザベル〉2枚を引き込んでいれば2ターンかけてリーサルを狙う形です。
スペル8種類を6ターン目までに達成し、〈ユニオンマジック〉を〈アルティメットマジック〉に変換します。

7ターン目はアルティメットマジック+1コストスペル(チャームマジック)
この画像では〈紅蓮の魔術〉を使用していますが、このパターンの基本は〈チャームマジック〉がよいです。
理由→相手の盤面を減らすことが出来、相手のリーサルプランを阻害できる。
前述の構築の話で〈チャームマジック〉は2枚必須と言いました。序盤に時間稼ぎ+スペル種類稼ぎの1枚として使用。もう一枚はこのリーサルプランのために7ターン目に使用する。そのための2枚です。
上記の画像の場面では、相手の盤面にフォロワーがいないので〈チャームマジック〉を使う必要がない(使用できない)、かつネクロクラスの回復手段は互いの盤面にフォロワーがいないなら、〈天使の恩寵〉の2回復または〈ジャーニーゴブリン〉の進化による3回復です。
8ターン目に手札から〈マジックミサイル〉+〈アルティメットマジック〉の11点を持っているので、先に3点をプッシュしていくプレイをしています。

②7ターン目クオン+アルティメットマジック
〈クオン〉を序盤に引けていても、相手の盤面が強すぎて処理が追い付かない。〈イザベル〉の3回融合が間に合わないなどの理由で盤面処理+回復を求められる状況で行うプレイです。

たとえばこのような状況。回復も盤面処理も両方求められる場合に仕方なくやる場合が多いです。
この場合のクオンは15ブースト出来ていません。紅蓮の魔術が手札に加えられておらず、次のターンで確定で勝てる見込みはないですし、相手の盤面も捌く必要があるので、この段階でプレイします。

【このパターンで勝ちを狙えるクラス】
連携ロイヤル、秘術ウィッチ、ハンドレスヴァンパイア、共鳴ネメシスなど
【このパターンでは勝てないクラス】
葬送ネクロマンサー
※このクラスに対しては盤面展開してはいけません。確実に返しで負けます。

〈クオン〉のAoEで盤面を逆転し、バーン+回復で一気に形勢逆転するイメージです。相手としては貴人を返すので精一杯になる場合が多いので、残った盤面+追加の打点で勝ちに行きます。

③9ターン目エンハンスユキシマ、または10ターン目クオン+ユキシマ
最終手段です。滅多にないです。
互いにリーサルを回避していく中で、打点の押し込みをいなされてしまったり、回復のために〈アルティメットマジック〉を使わされてしまった場合の残ったリーサルプランのイメージです。
そういった対面デッキでは互いの10ターン目にギルネリーゼが直接召喚される場合が多く、〈干絶の甘露〉をプレイされるとほぼ負けます。
それを回避するための絶対的なリーサルになります。
手札の状況と対面を検討したときに、〈ユキシマ〉がリーサルに加わらないようなら序盤・中盤で〈イザベル〉の融合素材にします。

ドローソースが豊富で、1ターンに出せる打点はすごく高いので、相手が持つべきカードを持たなかったら互いに泥沼展開になっても詰ませて勝つというパターンも多くあります


Tiar上位デッキに対する戦い方

①葬送ネクロマンサー:五分~有利

前期から引き続いて有利です。フォロワーを自分の盤面に残さないようにということを意識してプレイしましょう。〈御宿の幽霊犬〉を置いてくれたら相手に感謝しながら喜びましょう。〈チャクラムウィザード〉や〈イザベル〉の進化で自ら退場することが出来ます。
この対面での負け筋といったら、相手が〈霊体の侵入〉や〈霊魂の統率〉、〈クランプス〉などを駆使して体力を削り、ある程度コストが下がった〈スケルトンレイダー〉で勝ちにくるパターンです。霊魂の統率が追加されたことで、〈クランプス〉や〈ゴースト〉での打点で〈カウンターマジック〉のバリアを簡単に剝がされやすくなっていますので注意が必要です。
8ターン目のリーサルに向けては〈チャームマジック〉を使って相手の盤面を一つだけでもロックしておくと負けづらくなります。※これ地味だけど結構強いです。

②秘術ウィッチ:五分

〈スペリオルコントラクター〉、〈アシッドゴーレム〉〈遥かなる叡智・レヴィ〉などを複数枚持たれているようならかなり厳しいです。これは他のデッキを使って相手していても感じる部分かと思います。
相手の盤面にスタックが3溜まる状態ではなるべく〈カウンターマジック〉を使うことを意識するとよいでしょう。
先攻の〈工房の錬金術師・ノノ〉は同様にきついので、手札交換で〈チャクラムウィザード〉や〈マジカルキャット〉、〈ストーンバレット〉あたりをキープしておくと、対応しやすくなると思います。
この対面でも葬送ネクロマンサーと同様に〈チャームマジック〉での時間稼ぎはとても有効になります。

③連携ロイヤル:五分~微有利

相手が何枚〈忠義の剣士・エリカ〉を何枚持っているかで勝率が変わってきます。そこは割り切るしかありません。
後攻をもらった時に、〈天使の恩寵〉や〈叡智の神鳥〉をどれだけ有効活用できるかによって、相手の盤面を弱く保つことを検討するとよいでしょう。ただし、純粋にリーダー体力を削られていくのはエリカでのリーサルを近づけるだけなので、基本的には取りこぼしの無いように盤面を捌く戦いが望ましいです。
相手の6ターン目の〈モノクロのエンドゲーム〉はめちゃくちゃ強い盤面を形成されてしまうので、互いの盤面はフォロワーを残さないように処理しておくのが理想です。
先攻8ターン目でのリーサルを狙う際に、7ターン目の〈ビクトリーブレイダー〉や、〈伊達の大見栄〉を使用された時にリーサルが取れなくなるので、0コストにした〈炎の握撃〉や7ターン目に盤面を残さないようにすることを意識するのも勝ちに近づくポイントです。


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