見出し画像

怒り

双葉社 アクション・コミックス
#田亀源五郎  『僕らの色彩』

あのとき
視界が真っ赤に
染まったような気がしたときの
あの感覚

あれはいったい何だったんだろう

ゲイだというだけで
何か劣ったもののような物言いをされて

恥ずかしかった?
いや…それはない
悔しかった?
それはある
でも
それだけじゃない

あれは怒りだ

俺はあのとき
怒りを感じた

あの怒りはきっととても大切なことだ
俺はそれを忘れちゃいけない
そんな気がする

第18話『話す』より

やはり田亀さんも「怒り」を大切にしている。納得👍
そして主人公(高校生男子)のカムアウトに伴い、幼なじみ(ストレート高校生女子)も一緒に成長していくのが面白い、良い。

※おトク情報🉐 双葉社のwebアクションでは、田亀さんの読み切り漫画『魚と水』が無料で読めるんだけれど、それもおススメです。お洒落な結末でビックリしたよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?