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こんばんは。楽一郎です。

今までにご相談者様の命式を見た限りでは、芸術家や職人に向いている人の割合は、
実際の芸術家や職人さんの数よりも多いように感じます。

つまり、持っている星からすれば、本当は組織に勤めるのが不向きな人も、宮仕えをしているのが大変多いというのが実情なのです。
やはり現実問題として、食っていけないから、ですね。

人生で起こるいろいろな問題の元凶の一つには、まず間違いなく「自分が身を置くべき場所に身を置いていないから」というのがあると思います。

ではなぜ、自分が身を置くべきではない場所に、自分の身を置いてしまうのか?
それは、学生時代に、自分がどんな星を持っているか、自己分析をする機会がないからです。

学校の成績(得意不得意)、親の意向、周囲の意向、先生の意向等で進路は決められます。
自己分析といっても、親や周囲から期待されている役割等を元にして自分自身の価値観が形作られていることが多く、なかなか「本当の自分」に気付く機会がないのです。

たとえば、プロの音楽家や学芸員、刀鍛冶職人等を目指すとなると、おそらく教室にいる大半の生徒たちとはまったく違った道を歩むことになるし、道は整備されていないかもしれませんが、
まだ小さいうちから、これらが自分の現実の職業の選択肢として挙がれば、まだ時間のあるうちに準備できます。
これが50代からの挑戦、60代からの挑戦となると、人生で残されている時間がどうしても限られてしまいますが、まだ圧倒的に時間を持っている学生時代に志すのであれば、なるのが不可能というわけではないです。

日本は社会保障の制度が手厚いですから、日本にいてまず食いっぱぐれることはありません。
人生は短いですから、チャレンジできるような世の中であってほしいものです。

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