見出し画像

言葉雑感(英語と自分)

そんなに達者でも無いのに、日本語だけでなく英語も好きである。
どういうきっかけかわからないが、小学校の時に英会話をカトリック教会の英語学校(シスターはカナダ人だった)で習い始めていた。結局のところ、中学生になっても通ったのだが、外国を身近に感じる経験になった。30を過ぎた頃、仕事でオーストラリア人と英語で話す機会があった折に、あなたの英語には「カナダ訛り」があると言われた時には、感動した。

児童文学の『ツバメ号とアマゾン号』が大好きで、PuffinBOOKSで、ペーパーバックを買ったのも、懐かしい。翻訳した本を何度も愛読していたので、英語で読むというより、和文英訳したものを読んでいたみたいだった。

『百万人の英語』(文化放送/旺文社)のテキストを買って、聴いていた頃も懐かしい。ハリス先生とか、覚えている。手元に残っているテキストは、『The Sound of Music』特集号で、映画の中の会話の英語表現や、歌われた歌の原詞と訳詞が出ていたりする。

研究社が出版した『かもめのジョナサン』も懐かしい。これは、原著と、注釈本が付いていた本である。邦訳では、たしか五木寛之訳で出た。この本は、たとえ英語がわかっても、ちょっと手に負えない内容のものだったと後で知った。

Asahi weekly を読んだこともある。当時、スーパーカーブームで、名車の紹介がカラー写真と共に英文で綴れられていて、スクラップして読んだのが懐かしい。まだ、部屋のどこかにあるかもしれない。

2020年3月に、還暦まで5ヶ月で、英検2級に合格。試験結果で、1次試験の作文(小論文)が、満点だったのには、自分も驚いた。実は、読解の問題文の内容から、自分のテーマを作ったので、難しい単語のスペルが全て間違えないで書けたことや、その単語と繋がる動詞の用法も、完璧だったからだ。試験問題を見ても、カンニングにはならない。持っている単語が少ないとすれば、合法的に借りてくればいい。2次の面接では、「I'm nervous and can't get an answer.」と、面接官に正直に伝えて、時間を稼いで、なんとか答えられた。ある意味、英語力より、年の功で合格できたと思う。準1級も狙いたいが、とてもじゃないが難しいだろう。(内心は狙っている)

まだまだ、63歳。他人から見たら、カタツムリ並みに遅いあゆみで、恥ずかしいが、これからも英語とつきあいたい。実は、日大通信教育部に在学中だ。この話は、また、機会があれば書きたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?